それでは、連載第80回目は、平成21年早春の、「富士・はやぶさ」乗車記です。
やはりその時は来てしまいました、最後の九州特急、ブルートレイン「富士・はやぶさ」の廃止が決定し、俄に騒がしくなってきました。そんな時に、この列車に乗って九州へ行こう、というより乗車そのものを目的として、乗車しました。
東京からの牽引機は、EF66 51「関」でした(写真)。
同機は、下関で運用から解放されます(写真)。大騒ぎの様子が分かると思います。
その後は、「はやぶさ」のスハネフ14です(写真)。テールサインが見えています。
そこに、関門の守り、EF81 410「大」がやって来ます(写真)。連結されれば、間もなく発車時刻です。
関門トンネルを通り、門司では再度切り離し、「はやぶさ」牽引機ED76 90「大」が接近します(写真)。連結され、「はやぶさ」は発車します。
続いて、残った「富士」が、富士山形のヘッドマークを装備したEF81 411「門」と連結されます(写真)。
そして、「富士」は終点大分に到着しました(写真)。地平ホームが懐かしいですが、この時既に久大本線、豊肥本線は高架ホームに移転していました。
そして、この日は一日中大分駅で撮影を楽しみました。485系及び783系「にちりん」、883系及び885系「ソニック」の合間に、写真のような編成が入線しました(写真)。ED76P形と呼ぶべきED76 1020「門」牽引の貨物列車でしたが、貨車は1両のみでした。南延岡発の同列車、北九州貨物ターミナル行き、液化塩素専用タンク車です。延岡に工場がある、旭化成関連の貨物列車と思われます。
そして、夜を待ちますが、その先も長いので、ここで水入りとします。
それでは、次回をお楽しみに。
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