Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Sleepers#81

2016-04-04 | 鉄道写真


 それでは、連載第81夜は、平成21年新春の「富士・はやぶさ」の、上りの写真をお届けします。


 一日中大分駅構内で撮影を行った私は、続いて上り「富士」を撮りました(写真、EF81 411「大」)。列車廃止後の、同機の運命を暗示するようです。



 緩急車は、切妻のスハネフ15でした(写真)。最後は、スハネフ14と混用され、一部はステンレスの帯を外し、白帯になりました。


 そして「富士」は発車します。


 私は、後追いの「ソニック」で追いかけます。車内販売のアテンダントが、私のカメラを見て、話し掛けます。「どこが、一番良いですか?」と。私は、JR九州の一番端、「下関かなあ?」と答えました。「優良企業だから」入るJR東やJR東海社員に比べ、JR九州社員は一般に愛社精神が強いですよ。勿論JR九州も、株式公開するほどの優良企業になりましたが。そんな話の最中に中津到着、「富士」を追い越します。



 先行したまま小倉に到着、普通で門司へ。間に合いました、ED76 90「大」牽引「はやぶさ」です(写真)。停止位置停止後、切り離し、運用から解放されます。



 間もなく、関門間の牽引機、EF81 410が接近します(写真)。連結間もなく門司港方面に入換転線します。



 間もなく、EF81 411牽引「富士」到着です(写真)。誰かが停止位置前に大光量フラッシュを焚き、結果そのまま手前で停止し、停止位置がずれたまま車掌がドア扱いをしました。運転中の運転士に向けフラッシュ(スピードライト)を焚くのは、往来妨害罪に当たる行為です。逮捕や列車の運転中止を望まないなら、絶対に止めて下さい。この日は、運転中止寸前でした。



 ずれた位置のままEF81 411も運用から解放され、側線に入ります。


 門司港方から、EF81 410が、「はやぶさ」を推進します(写真)。連結手が無線で機関士に指示、やわやわで連結されました。



 貫通幌が設定され、「富士・はやぶさ」は関門トンネルを越える準備が整いました(写真)。


 間もなく、列車は関門トンネルへと進入しました。


 なお、門司までの牽引機2両は、この後側線から明朝の待機位置まで移動し、この日の運用を終えます。


 運転中の列車にはフラッシュは焚かず、焚きたいなら停止を必ず確認して下さい。でなければ、あなたが鉄道の運転を妨害することになります。絶対に止めましょう。


 それでは、次回をお楽しみに。


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