それでは、連載第140回目は、EF64 1000番代に進めていきたいと思います。
EF64 1000番代は、上越線等で使用するため開発された機関車で、0番代同様中勾配形とされます。JR化時には、JR東日本長岡運転所と高崎運転所、そしてJR貨物高崎機関区に配備され、主に上越線で、旅客は単機、貨物は重連で使用されました。
写真は、JR貨物高崎機関区イベント時の一枚(写真)、JR東日本所有機も並んでいます。
しかし、JR貨物の新鋭機、EH200の登場で、1両で重連相当の牽引力があることから、同系式1両導入でEF64は2両不要となり、同形式増備に伴い高崎機関区から愛知機関区に大量に移籍しました。結果0番代を全機引退させ、以降調子の悪い機関車から廃車が進んでいます。写真は、中央西線平坦区間運用に就くEF64 1000番代(番号不明)の姿です(写真)。
製造年次は0番代から期間があり、性能は0番代と揃えられているとされますが、0番代との重連は見たことがありません。その必要も既にありませんが。
以降、順を追って説明していきたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。
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