それでは、連載第231回目は、DE11 2000番代へと話を進めていきたいと思います。
DE11 2000番代は、操車場周辺の市街化が進み、騒音への対策が必要となったため、防音形の重入換機として、試作1901号機が製造され、その量産型に当たります。なお、残念ながら1901号機は現存しません。しかし、操車場でハンプから突放して、行き先毎に貨車を分類するという行為は、現在行われないため、当初考えられた用途が無くなり、結果DE10と同様の運用に就きます。
写真は、DE10 2001号機、八王子駅で横浜線から石油タンク車を牽いてきました(写真)。塗装は、DE10と同じJR貨物更新色ですが、足回りの防音装備が特徴、エンジンルームにも施されているようです。
現在も同機は、JR貨物新鶴見機関区で、運用に就くようです。チャンスは、まだありそうです。
それでは、次回をお楽しみに。