それでは、連載第233回目は、DE15へと話を進めていきたいと思います。
DE15は、DE10をベースに、ラッセルヘッドを装備した除雪機関車です。DD15とは異なり、除雪翼には2軸の車輪と運転台を装備、夏期にはこれを外し入換、小運転に使用出来る設計でした。多くは単頭式で落成しましたが、国鉄末期に双頭式となった際に、多くの本体の機関車が廃車となりました。
写真は、よく残っていました、DE15 6と番号が読めるようです(写真)。金沢総合車両所松任本所(旧称「松任工場」)の片隅で、処分保留で留置される姿です。現在は、どうでしょうか。
なお、DE15 6号機は、2013年(平成25年)に除籍、それまで籍が残っていました。それ自体奇跡的なものです。
それでは、次回をお楽しみに。