それでは、連載第306回目は、EF81の43回目、EF81 411をお届けします。
最初は、まだ大騒ぎする前、おそらく門司駅で運用から解放される姿(写真)。この頃は、多くの人が猫跨ぎしていました。
しかし、いよいよ廃止が決定し、俄に騒がしくなってきた頃。大分駅に終着する、「富士」牽引の411号機(写真)。この頃から、ED76の代走に入っていました。富士山形のヘッドマークに注目。
そして、同日夕、大分駅3番線に据え付けられた、411号機(写真)。地平ホームも懐かしい。
撮影後、特急「ソニック」で追い越し、門司にて再度撮影(写真)。どこぞのバカが停止前にフラッシュを焚き、緊急停止、そのまま車掌がドア扱いで、停止位置が大きくズレてしまいました。
運転中の車両にフラッシュを焚くのは、運転士にも、他の撮影者にも多大な迷惑なので、止めましょう。程度が酷ければ、往来妨害罪にも当たる行為です。
そして、最後の九州特急「富士・はやぶさ」は、廃止されました。
廃止直後のGWに、門司港駅に行くと、車番を外されたEF81が、疎開留置されます(写真)。正面の塗りムラなどから411号機と思われ、僚機410号機が後に並びます。
廃止は、利用の結果です。猫跨ぎの罰というべきか。しかし、九州への鉄道旅行の楽しみは、永遠に失われたと言うべきか。残念です。
それでは、次回をお楽しみに。