それでは、連載第303回目は、EF81の40回目、EF81 404をお届けします。
EF81 400番代は、EF30置き換えのため、EF81基本番台を種車に、関門トンネル用に対応改造した機関車です。後にJR貨物所属機は重連総括制御対応工事が施され、重量貨物に対応しています。しかし、機関車の需給関係で、富山に行ったり、戻ったりを繰り返していました。
写真は、高岡でしょう、雪国の400番代404(写真)。車体は特に、海水の漏水による防錆対策は採られていません。
富山市、呉羽山隧道を単機で通過、高岡方へ走り去る404号機(写真)。
翌日、同じ場所を富山に向かう404号機(写真)。貨物を牽く姿は、残念です。
重量貨物対策も採られている機関車ですが、関門間1300t貨物用に、EH500が大量投入されており、九州島内が最後の活路か。展望は、見えません。
それでは、次回をお楽しみに。