Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

MoschMosch@フランクフルト 日本人には語るのが難しいドイツの人気チェーンのラーメン!

MoschMoschは、この数年であれよあれよと店舗数を増やしたラーメンチェーン店。

って書くと、ふーんって感じだけど、ドイツですよ、、、

ドイツで、ドイツ人経営のラーメンチェーン店が出てきているんですよ、、、

ある意味で、これは衝撃です。

しかも、結論から言えば、日本人的にはとんでもなく美●しくないんですけど、これがドイツ人に大人気、という。。。

ある意味ですごくて、、、

世界で初めて、外国人の、外国人による、外国人のための日本式ラーメンチェーンになるかも?!…

ホームページも凄いですよ。
http://www.moschmosch.com/

ここまで、日本のラーメンを誇張しつつ、日本人がからんでないっていうお店も珍しい、、、

ちなみに、店名は、「もしもし」。電話のあの「もしもし」です。

知らんかった、、、汗

ちなみに、前回の記事はこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/571bf5157e665dcec7595f38d51d6fc1 

知らなかったから、「モシュモシュ」って呼んでた。でも、普通、ドイツ語だったらそう読むよね、、、

正確には、MoshiMoshiだもん、、、汗

このお店の面白いところは、各々のラーメンに色んな名前がついていることです。

上のは、Morgensonne=朝日。(新聞かっつうの、、、汗)

日本のどこを探しても、朝日ラーメンなんていうのはないと思います。

*店名ではあった!→http://ramendb.supleks.jp/s/20226.html 

ラーメンの名前として、「朝日」と名付けられたラーメンはなさそうです。

さらに、色々と面白い名前のラーメンがいっぱいです。

33のラーメンなんて、「春の目覚め」ですからね。

春の目覚めっていう名前のラーメンなんて、これまで聞いたことも、食べたこともない…汗

最後のMeersrauschenって、訳すと「海の恍惚」?あるいは「海の酔い」? 詩的過ぎる・・

餃子もありました。

でも、、、今回は、、、

メニューに写真まで出ていたHöhenflug(航空飛行、大きな飛躍)というラーメンをば。。。

いったいどんなラーメンなんだか、、、汗

前回が凄かったからなぁー、、、汗

  

出てきたラーメンは、こんな感じです。

あのー、、、ぶっちゃけ、「見た目」は美味しそうなんですよ。

なんか背脂ラーメンっぽくって。

こってりしてそうで。

しかし、、、

やはりお味は、、、XXXXX,,,

なんですかねー。本当に、これは、ま●い、、、(汗)

信じられないくらいに、、、 これは、無理だ、、、

ラーメンだと思わなければ、、、と思いながら食べ続けるものの、、、これはちと、、、汗 

この味で、と言ったら失礼ですが、この味でチェーン展開ができるというのは、本当に不思議です。

 

解釈すれば、こういうことになるのかな。

①ドイツ人は、スープを大切に飲む人が多く、このラーメンのスープはヘルシーでくどさがなく、誰でも飲めるスープになっている。

②ドイツ人は、脂っぽくてしょっぱいスープを好まないので、このラーメンのスープで満足できる。

③ドイツ人客は、実はここのラーメンは食べておらず、もっぱら焼きそばやご飯ものを注文しているだけ。

④実は皆、お店の雰囲気がいいから来ているだけで、味については求めていない。

うーん、それくらいしか考えられない…

 

ただ、一つ、とても素晴らしいものがありました。

それがこれ。

分かります?

シャケです。シャケのソテーのり巻きがどかーんと入っています。

これは、ポイント高いっす。

しかも、ドイツで食べる(あまり美味しくない)チャーシューよりはるかにファットで柔らかくてうまい。

こういう方法もあるのかー。

餃子です。

うーん。もう、餃子はインターナショナルフードなんですねー。

しかし、、、

餃子と言えば、醤油なはずなんですが、、、

ここでは、醤油の他、てりやきソースとチリソースがあるんです。

ほへー。

そうなんだー。ビックリ。

ちなみに、チリソースで食べる餃子はなかなかでした♪

野菜のみの餃子を頼んだので、こんな中身でした。

野菜だけの餃子もなかなかですね。

店内は、もうかな~り広いです。日本じゃありえないくらいに広い。

しかも中央駅から徒歩6分程度。

これでやっていけるのだから、すごいもんです。

こういう看板も出ていました。

パッと見ただけだと、これがラーメン屋さんだとは絶対に思わないですよね。

でも、それこそが、「ラーメンのグローバル化」なんだと思います。

前の記事でも書きましたが、このお店は、日本人を経由していないゆえに、まさに異国のラーメン屋さん。

オリジナリティーは半端ないです。

やはり評価が難しい。日本人的には完全にOUT。

でも、ドイツ人、あるいはこっちの人的には(多分)OK。

「味覚」って、本当に面白いですよね。

かなり「地域」によって、「美味しさ」の尺度が違うわけですからね。

やはり「客観的な美味しさ」なんてものはないのかもしれない。

ただし、それでも、やはりある程度の「尺度」はあるはずなんです。

どうしてこのお店がウケるのか。もう少し考えたいです。 

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