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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Restaurant Minamoto@バーゼル 一杯2500円超え!餃子入りのラーメン!

スイス滞在4日目は、バーゼル(Basel)に向かいました。

バーゼルは、僕の人生初。

なかなか立派な駅です。

電車の中は綺麗ですが、正面からみるといかついです(汗)

駅の構内としては、チューリッヒよりはシンプルかな!?

ただ、バーゼルには、スイス連邦鉄道駅とドイツ鉄道駅の二つがあって、

なかなか初めての人には難しい場所かもしれない。

今回のバーゼルでの目的地は、スイスの母子支援のパイオニア的団体のSHMK。

ついに、SHMKの内実に迫ります。。。

が、でも、その前に、一杯♪

目指す先は、ドイツ鉄道駅すぐ近くのお店。

なので、ドイツ鉄道のバーゼル駅を目指します。

こちらが、ドイツ鉄道バーゼル駅です。

本来なら、Namamenに行く予定でした。

でも、3日目にベルンのNamamenに行って、微妙だったので…

もう一軒気になっていたお店に向かいました。

その名も、

Restaurant Minamoto@Basel

です。

オフィシャルHPはこちら

Minamotoって、「源」ですよね。

源氏から取ったのかな!?

聴けば、経営者はスイス人で、日本の料理家(?)からレシピを伝授してもらったんだとか…

このお店には、日本人の女性スタッフもいて、色々とお話を聞くことができました。

場所は、ドイツ鉄道(DB)のバーゼル駅の目の前。

目印は、通りを挟んで隣にある「マクドナルド」かな。

アクセスは簡単です。

(スイス連邦鉄道(SBB)のバーゼル駅からドイツ鉄道駅までは電車でもトラムでも行けます)

こちらのお店は、とても綺麗でオシャレでトレンディ―な感じです。

BGMも、僕好みのラウンジ系。

店内の入口です。

こんなスタイリッシュなラーメン屋さんって、日本にはないよな、、、と。

これだけスタイリッシュでおしゃれなら、料理が高くても文句は言えないかな。

和的なお花も飾られていました。

スイス現地のお店(+スイスの店主さん)だと、こういう傾向があるように思います。

高級志向で、美的志向で、スタイリッシュで、とことんオシャレ。

日本だと、ここまでやるお店ってなかなかない気がします。

味云々というより、デザイン。

店内はかなり広くて、圧倒的に大きなレストランです。

(ベルンのNamamenもでっかかったなぁ、、、)

僕は、奥の静かな白い部屋を選びました。

で、

メニューです。

中を見てみましょう。

色々あって、どれも魅力的です。

丼ものがかなり充実しています。

カツ丼、鴨ネギ丼、天丼、海老天丼。。。

全部、かるく2000円越え。3000円のものもあります。

でも、もう慣れました。

スイスでは、だいたいどれも2000円台。。。

ちゃんと、「Ramen」、いっぱいありました。

鴨ネギラーメン!?

テリヤキラーメン!?

こちらも、どれも2000円越え!

ミニラーメンのセットも充実していました。

これは凄いぞ、、、(・_・;)

でも、どれも3000円に迫る勢い!(・_・;)

日本カレーも焼きそばもあります。

うん、こりゃ、本格的だ。

…でも、焼きそばでも、2500円!!(・_・;)

Namamenに行ってたら、出会えなかったメニューたち。

悩んでいたら、日本人の店員さんが、「ランチで、安い値段でMinamoto Ramenが食べられますよ」と教えてくれました。そのランチの名前は、「Lunchset Narita」…

なんで、Narita!?!?(・_・;)

予習の段階で、この「Minamoto Ramen」は最重要候補だったので、これをお願いすることにしました。

サラダか味噌汁かがセットで付いてくるそうです。

ラーメンに味噌汁はさすがにないので、サラダでお願いしました。

ジャジャーン!!

こちらが、スイス・バーゼルのラーメン他を提供するお店のMinamoto Ramenです!

かなり美しい感じで、美的な感じさえしてきます。

うん、こりゃ、大当たりかもしれない…。

スープは、さっぱりとした醤油スープ。

油分は徹底的に抑えられていますね。

で、チャーシューはない代わりに、餃子が入っています。

餃子入りのラーメンというのも、こっちのトレンドになっているのかな!?

(日本人も、好き勝手にパスタやスパゲティーを作りまくっているので笑えません)

トッピングは、わかめ、ニンジン、コーン、リーフ、メンマ…。

かなり充実したトッピングになっています。

印象的には、地味でおとなしくてあっさりとした醤油味のラーメン。

スープに関しては、やはり日本と違いすぎて、書くのが難しい…。

日本のラーメンがどれだけファットでソルティーか、、、

改めて、考えさせられます。

麺に関しては、かなりよかったです。

ヨーロッパの麺事情を考えても、トップクラスじゃないかな!?

西山製麺ではなさそうでした。

が、限りなく日本の麺に近い麺になっていて、これはよかったです。

王道の「つるつるしこしこ系」の麺で、量も適量でした。

欧州では最も日本人に受けるタイプの麺になっていました。

ゆえに、スープが「うーん」って感じになっちゃうというか…

惜しいです。。。

餃子はこんな感じです。

スープに入っているので、ぱりぱり感はなし。

しっとりとした餃子を麺と一緒に頬張る感じで。。。

これはこれで、なかなか面白かったかな。

欧州では、餃子入りのラーメンがスタンダードになっていきそう。。。

日本とは異なっていくそのプロセスが好きな僕としては、とてもエキサイティング。

いわば、「脱構築」ですね。

日本国内でも、海外のラーメンが時折紹介されますが、注意が必要です。

今のところ、国内では、「日本人(日本企業)が日本人に合う日本的なラーメン」がメインで紹介されています。

が、国外では、独自の進化を遂げていて、とても日本人が喜ぶようなものではないラーメンが生まれつつあります。

でも、それこそが、ラーメンのグローバル化(あるいは、現地のローカル化」なんですよね。

日本のお寿司も、また国外のSUSHIとは全く別物になりつつあります。

カリフォルニアロールに代表されるように、SUSHIはfrom USAですからね。

ラーメンも、そろそろ「Ramen」として独自の道を歩みそうな勢いさえ感じられます。

サラダです。

こちらは、ドレッシングたっぷりで、結構ファットでした。

(この辺がよく分からない、、、(・_・;))

でも、日本人の口に合うドレッシングで、とっても美味しかったです。

こっちの外食だと、ほとんど野菜摂取できないから、、、

(ケバブは結構野菜が採れるか、、、)

Minamotoオリジナルの抹茶レモンソーダもいただきました。

オシャレだなぁ、、、

カクテルみたい。

こういうところも、日本のラーメン屋さんでは経験できないところかな!?

「日本のラーメンの1000円越え論争」(?!)が時折、勃発しますが、僕の中ではかなり「答え」がはっきりしてきました。

ラーメンの値段を1000円以上にするためには、味や食材ではなく、「デザイン」のイノベーションが必須だ、ということです。店内のデザイン、ゆったりとした空間、美的な環境、そしてさまざまなバリエーションに、素敵なBGM。

それなりに「投資」も必要になってきます。

ただ、それを日本のお客さんが認めるかどうか。承認するかどうか。

おそらく、僕みたいな「ラーメンフリーク」とは距離を取る必要があるように思います。1000円を超えるラーメンを食べる人は、フリークさんたちじゃない。どちらかというと、お金をわりともっていて、ゆったりとした食事の時間を求めている人たち。そういう人が来たくなるようなお店のデザインや雰囲気。一番大事なのは、ゆったりとした空間と雰囲気と環境。(もはや味云々ではないんです)

ただ、そこまでしても、うまくいくかどうか…。

僕ら日本人は、ゆったりと食事をしたいときに、「ラーメン」という選択肢はこれまでにありませんでした。

ゆえに、その選択肢に加われるような努力が必要になってきます。これは、お店単体でできるものでもなかろう、と。メディアや情報の力がどうしても必要になってくるかと思います。

ただ、そこまでしてラーメンを高級化させる必要があるのかどうかも、、、(・_・;)

やっぱり、ラーメンは、550円~600円がベスト!って気もしなくもなくて、、、

3000円出して、ゆったりとラーメンを食べたいかって言われたら、、、

こんなおしゃれなものもありました。

いやー、とことん凝ったお店になっていました。

素晴らしい。

Restaurant Minamoto。

なかなかエキゾチックなお店でした。

麺に関しては、とても素晴らしかった。

スープは、醤油スープだったけど、あまりにもライト過ぎて…。

ベルンで行ったNamamenと比べると、、、

スープはどっちもどっち。で、麺はこっちの方が上。

となれば、バーゼルに来たら、Minamotoがおススメかな!?

ま、どちらも試してみるのが一番ですけど、、、

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