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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

永来@巌根 創業46年!巌根駅すぐの路地裏にある不思議な名店!名物は餃子の具入りの「スタミナラーメン」か?!

愚息の某リクエストで、巌根駅にやって来ました。

巌根に行きたい理由を聞くと、「おおお~」っていうものでした。

巌根駅エリアに来るのなんて、いったいいつぶりだろう?!

巌根駅エリアには、僕の大好きな「一福」というお店があります。

ここにまた行きたい!と思ったのですが、もう一軒、気になるお店がありました。

そのお店の名は、

中華 餃子 永来

であります。

このお店、巌根駅から徒歩で5分くらいなのですが、、、

ここ、場所を知らなければ、絶対に見つけられないお店ですよ…(;´∀`)

駅すぐですが、ホント、路地裏の路地裏の奥!って感じで。

お店の入口の暖簾には、ちゃんと「ラーメン」の文字が書かれています(半分見えなくなっているけど…)。

このお店、まったく記憶になかったのですが、2011年に一度来ていました。

袖ヶ浦~巌根で、連続5軒のお店にフラレる!過去最高かも!?

この時、5軒連続でお店にフラれてたんですね。

その5軒目に入っていたのが、「永来」でした。

証拠の写真もあるし、14年前に一度来ていたんですね…(今さっき、気づきました)

でも、このお店の前に立った時は、全然記憶にありませんでした。

お店に入ると、僕の父母世代の店主さんと奥様がおられました。

聴くと、本当に僕の母と同じ昭和24年生まれの店主さんでした(#^^#)。

なので、店主さんは現在76歳になりますね。

店主さんが30歳の時にこの永来を創業したそうで、今年で創業46年になるお店です。

このお店が創業した当時は、巌根駅前エリアには人がたくさんいて、お店も今よりいっぱいあったんだそうです。(今でも、実は巌根駅前エリアって、飲食店や居酒屋さんが結構いっぱいあるんですよね…)

メニュー表です。

炒飯、丼物、カレー類があって、、、

麺類も各種いっぱい揃っていて、中華系の一品料理もずらり並んでいます。

うん、これはまさに「昭和の大衆食堂(町中華)」そのものですね!!

中華系の食堂として、46年間、つまり半世紀ずっと営業してきたんですね。

ラーメンは一杯、今の時代ではあり得ない600円となっています。

僕が気になったのは、もちろんですが、

スタミナラーメン(750円)

でした。

奥様に、「このお店の自慢のラーメンは何ですか?」と尋ねたら、この「スタミナラーメン」を推してくれました。この瞬間、このスタミナラーメンを食べることに決まりました。

あと、どうも「鶏の唐揚げ」(800円)もおススメなんですって。なんと一皿に10個くらい入っているんだとか。でも、ちゃんと食べ切りサイズなんだとか? 10個で食べ切り?!?!

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

スタミナラーメン
鶏の唐揚げ

です!!

むむむ?!?!?!(;´∀`)

なんだ、この独特過ぎるヴィジュアルのラーメンは?!?!

いったいどんな味のラーメンなのか、まったく想像できない、、、💦

店主さん曰く、「塩味のラーメン」とのことですが、、、

鶏の唐揚げの方から見ると、こんな感じです。

この唐揚げ、ちょっと面白いぞ、、、

小ぶりの唐揚げが10個、ゴロゴロっと入っているんです。

しかも、衣がすっごく美味しそう!!

こちらが、「スタミナラーメン」の全貌です!!

なんか、これまで食べてきた「スタミナラーメン」と全く違うヴィジュアルですね。

どこがどう「スタミナ」のラーメンなのか?!

これ、見た感じ、キャベツと卵のタンメン、みたいな感じですが…。

こういう「未知のラーメン」、ワクワクしますね~~\(^o^)/

zoom up!

スープを一口飲むと、、、

「おおおお、これは、すっきりとしたタンメン風のラーメンだけど…」

「なんか、不思議なラーメンだ…」

って思いました。

ラーメンの上に乗っている具がなんかすごく独特過ぎて、、、

ひき肉とキャベツニラ…?!

これって、、、、?!?!

店主さんがニコニコしながら、「餃子の具だよ!」と教えてくれました。

ええ?! 餃子の具入りの塩ラーメン、ってこと?!?!

そんな餃子の具となるひき肉・キャベツ・ニラの他に、キクラゲもなぜか入っています。

で、スープは、まさに「タンメン風」というか「あっさり塩ラーメン風」というか。

でも、ここのスープって、「清湯豚骨(げん骨)スープ」なんですって。

魚介(乾物)も野菜も使わない「純豚骨スープ」のタンメン風塩豚骨スープなんです。

なので、あっさりとしているんですが、独特のパンチというか、コクも感じられます。

麺はこんな感じです。

どこの麺か、聴くのを忘れましたが、普通に美味しい中華麺でした。

文明軒の麺って言われても、「なるほど~」って思う感じだったかな?!

スープの中に、溶き卵が入っていて、卵とキャベツと一緒に麺を啜るの、楽しかったなぁ。

さっぱりしていて、優しい味わいで、すごく食べやすいオリジナルのラーメンでした。

しかし、いったい、どこがどう「スタミナラーメン」だったんだろう?!

餃子の具入りのラーメンだから? 餃子ってスタミナ系のお料理だったっけ?!

あるいは、卵綴じのラーメンだから???

やっぱり分からない、、、(;´∀`)

途中で、唐揚げを投下してみました!

こんな感じになります。

ここの鶏の唐揚げ、10個入っているんですが、全部小さいサイズなんです。

なので、衣の部分も多くて、すごく香ばしくてサクサクの美味しい唐揚げでした。

そのまま食べても美味しいんですが、スープに入れると、これがまた最高でした🤤

イメージ的には、パーコー麺みたいな感じになったかなっていうね。

揚げ立てサクサクの唐揚げがスープに浸って、しっとり唐揚げに変わるんです。

しっとり唐揚げと餃子の具となるキャベツのコントラストがすっごくよかったなぁ~~。

で、その唐揚げです!!

こんなミニサイズの唐揚げ、なかなか見かけないですよ。

そのまま食べても、ホントに美味しくて、10個あっという間になくなっちゃいました。

大ぶりの唐揚げじゃなくて、ミニ唐揚げがどっさり!っていう唐揚げもなかなかいいものです。

そして、

ジャジャーン!

ラーメン

です!!

うん、これ、完璧なヴィジュアルの昔ながらのラーメンだ!!( ´艸`)

チャーシュー、メンマ、海苔、なると、ネギ…。

トッピングも、完璧な「昭和のラーメンスタイル」になっています。

これで、今の時代ではありえない600円っていうお値段なんです。

zoom up!!

スープを一口飲むと、、、

「ぐおおお!! なんだ、この完璧すぎる昭和テイストの絶品醤油スープは?!」

って思いました。

旨みというか、美味しさがぐわっと迫ってくる昔ながらの醤油ラーメンテイストです。醤油ベースですが、甘みもしっかりあって、すっきりさっぱり、懐かしさと新しさを感じながら頂けます。

スープは、上述したように、ほぼ豚骨のみでできたスープになっています。

なので、これもまた、れっきとした「豚骨醤油ラーメン」なんですね。

これを「豚骨醤油」と思える人はいないかもしれませんが、白濁したこってり豚骨だけが、豚骨スープじゃないんです。店主さんも仰っていましたが、「九州系の白濁豚骨スープは、失敗から生まれたもの」と言われています。つまり、もともとは白濁していない、クリアな清湯豚骨スープが「先立って」存在していたんです。

店主さんは、たしかに「豚骨スープ」にこだわりをもっているように見えました(#^^#)。

ただし、それは、僕らが知る「豚骨ラーメン」のスープとは全く別のスープですが、、、

それを楽しんで味わえるのも、このお店の最大の魅力かな?!って思いました。

麺はこんな感じです。

このラーメンで食べると、ここの麺、すごく映えますね~~。

これが「昭和の王道のラーメンだ!!!」っていう声が聞こえてきます。

アラフィフを迎えている僕には、ホント「ノーストレス」な麺であり、スープであります。

そして、しみじみ、「ラーメンっていいなぁ~~」って心の底から思えました💓

***

というわけで、、、

巌根駅から徒歩5分くらいのところにある「永来」の初レポをお届けいたしました。

今回ご紹介した「スタミナラーメン」って、最初は「まかない」で作っていたものなんですって。で、常連さんがそれを見て、「食べたい!」って言ってくれて、お客さんに出したら、大うけしたんですって。で、お客さんの方から「これは、スタミナラーメンだ」と言われて、「スタミナラーメン」になったんですって。

餃子の具入りのラーメンで、スタミナラーメンって、なんか新しくないですか?!

あと、餃子の具入りのラーメンというと、かつて都賀駅前にあった「泰元紀」の泰元紀麺を思い出します。

泰元紀の「泰元紀麺」のレポ(2013年5月)はこちら

これが、思い出いっぱいの泰元紀の「泰元紀麺」です。

この泰元紀麺もまた、餃子の具入りのオリジナルのラーメンでしたね。

泰元紀は、2014年に火事で燃えてしまったんです…(今でもはっきり覚えています)。

ここで食べた「餃子の具入りラーメン」とは違う味わいですが、「餃子の具入りのラーメン」って、まだまだこの広い世界にはあるんだろうなぁって思いますね。

巌根駅エリアでは、「一福」と「永来」の二軒が「老舗の名店」に入りそうです。

ただ、永来のすぐ近くに、「いわきや」というお蕎麦屋さんがあって、そこの「チャーシューメン」もすごく気になるところだりますし、また、他にもぽつぽつラーメンが出てそうなお店があるんですね。

このエリアもまだまだ、「まだ出会ってないお店」がいっぱいありそうです。

千葉を中心に、四半世紀ラーメンを追いかけているDr.kei。

その旅はまだまだ終わりそうにありません。

gooブログは終わってしまうけど、僕のラーメンの旅はまだまだ終わりません!!

僕の身体がラーメンを受け付けなくなるその日まで、ラーメンの探究の日々はずっと続きます。

調理師免許をもつ教育学者・教育哲学者として、「食べること」と「学ぶこと」と「生きること」の意味をこれからもしぶとく探究していきたいと思います!!!

夜は呑み処になるのかな?!

なんか、🍺を呑んで、つまみたい一品料理がいっぱいありますよ。

あじ、さんま、さば、ししゃも、ほっけ、いか、めざし…

嗚呼~~~~( ;∀;)

場所はこんな感じです。

巌根駅まで来れば、(google mapを使って)さくっと来られる場所だと思います。

是非、千葉のラーメン好きの人には一度行ってもらいたいですね。

一福との連食も、できるなら是非!!!

一福のシチューラーメンを食べて、ここのスタミナラーメンを食べる!!、と。

どちらも、ホント、他のお店では食べられないような独創的な一杯になっていますよ!!!

次は、この「いわきや」に行きたいな。

ここにも、美味しそうな蕎麦屋の「チャーシューメン」があるっぽいです。

一福にもまた来たいし、そろそろらんちばさんを誘惑して、、、( ´艸`)

巌根駅は、鉄道好きの人にとっては「穴場」になりそうな気がします。

ここなら、鉄オタさんもいないかな、と思いきや、、、

ここまで来る鉄オタさんも結構いました。

その中に一人、わざわざ長野県の松本から鉄道の写真を撮りに来ている鉄オタキッズもいました。

面白いなぁ~~\(^o^)/

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

sehensucht
>あみん (hgn) さんへ
> えーっ、調理師免許もお持ちだったのですか(驚)... への返信

ええ、もうず~っと昔に取得したものなのですが、、、

ただ、僕が好きなのって、「料理を作ること」じゃなくて、「料理を語ること」だったんですね、きっと。

料理について考えることが大好きで、なので、料理人の才能はないなって10代で見切りをつけました(苦笑)。

でも、いつか、料理人というのもまたやってみたいなぁっていう気持ちはあります。
あみん (hgn)
 えーっ、調理師免許もお持ちだったのですか(驚)
 道理で、料理の描写が尋常ではないと思っていました。
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