はい!
千葉のみならず、全国的にその名を轟かせている、
ラーメン山岡家
にまたまたやって来ました!
多分、ラーメンブロガーの中でも最も山岡家を愛しているのは僕じゃないかな?!(笑)
山岡家のこのオフィシャルHPに、これまでの歴代の限定ラーメンがリストアップされています。
山岡家の限定ラーメンはホント凄いんです。しかも、徐々に磨きがかかっているんです。
>歴代の限定ラーメンのリスト&最新限定ラーメン情報はこちら!
ここに出ている最新の限定ラーメンが今回のお目当てです🎵
出てました💛
昨年食べて、めっちゃ感動した山岡家渾身の濃厚な煮干しラーメン。
その名も、、、、
鬼煮干しラーメン
です!!
全国チェーン展開しているお店の限定のレベルじゃない超本格ドロ煮干しラーメンで、本当に感動しましたよ。
それが今年もまた登場してくれているもんだから、飛んできました。
やっぱりね、僕は濃厚な煮干しラーメン、心から好きなんですよ。煮干しラーメンを求めて何度も青森に行っている人間ですからね。濃厚煮干しも、ホント美味しくて美味しくて、、、(また青森にも行きたいな…😢)
電子券売機です!!
この画面のトップページにしっかり鬼煮干しラーメンが出ています。
そのお隣の「ウルトラ激辛ラーメン」もむっちゃ旨いんですよね~。
鬼煮干しラーメンは、単品(普通)で税込860円です。
うん、今の時代に出す限定としては適正な価格かな。。。
中盛だと990円で、大盛だと1050円ですね。
また、半ライスセットや特製餃子セットなんかもあります。
大食漢の人でなければ、単品(普通)で十分だと思います。…が、このお店には、わりと体を使うお仕事の人が多く来ているので、単品だけじゃ、ちょっと足りないのかな??、とも思います。
あと、トッピングに「紅生姜」(+30円)があったので、こちらも付けて…。
…
さて、一年ぶりの鬼ニボ、どうなっているのでしょうか?!
鬼煮干しラーメン再降臨!
紅生姜トッピングも大成功!!\(^o^)/
山岡家だと思って、侮らないでくださいね。
この鬼煮干し、むっちゃくちゃハードコアな味わいなんですから。
このレベルの濃厚煮干しラーメン、なかなか食べられないですからね☝
しかも、山岡家って、各店舗毎にスープをガンガンに炊きだしているので、他の(ニセモノ系・資本系+大量生産系の)家系ラーメン店よりも、豚骨の臭みも含めて、すごく本格的なんです。(僕の愛用する東寺山店は4本の寸胴を使ってずっと炊き出しているんですって!)
スープは比較的少な目で、そしてむっちゃドロドロっとしています。
zoom up!!
スープの表面には、煮干しの粉がキラキラっと光っています。
スープを一口飲むと、、、
「うおおお、、、どろり&とろりで超強烈なドロニボ系だけど、くど過ぎず重過ぎない!」
って思いました。
スープ自体、すっごく重くてとろりとしていて重量感が半端ないんです。でも、これがくどくない。否、くど過ぎない。一般の人でも(とりわけ煮干しが苦手でなければ)心地よく食べられるレベルのバランス系スープになっているんです。
山岡家自慢の炊き出し豚骨スープに、本部の研究チームが作り上げた濃厚煮干しタレを合わせたオリジナルの濃厚豚骨煮干しスープ。全国色んな濃厚ラーメンを食べてきた僕でも、ここの鬼煮干しスープには驚いてしまいます。
で、メンマもなんかめっちゃ美味しくなってません??(昔よりはるかに良質のメンマになってる?)
そこに、大量の刻み生玉ねぎがどどっと乗っているんですよね。この刻み玉ねぎがとてもいいアクセントになっているんです。重たくてヘビーな濃厚煮干しスープに、すっきりさっぱりの刻み玉ねぎ。最高の組み合わせだなって、損得抜きに思いました。
まさに、「ガツンと来て、くせになる」です!
そして、+30円で加えた紅生姜もまた大当たり。濃厚豚骨煮干しスープに紅生姜がばっちり合っていました。豚骨ラーメンには紅生姜。とすれば、ここのラーメンにだって紅生姜は合うんです!!
麺も、毎度ながらに、なかなか良いんです。
わりと滑らかな麺で、コシもしっかりあって、強靭な麺になっています。
もともと攻撃的なラーメンを出す山岡家なので、ちょっとやそっとじゃ麺も負けません。
濃厚な煮干しスープとタフな麺がまさに<激突>するような組み合わせです。
激しい戦闘を器の中で繰り広げている、というような。。。
ドロドロ&トロトロの濃厚豚骨煮干しスープに、生玉ねぎと紅生姜がいっぱい。
これをずるずるっと飲むと、もう、僕からは悲鳴しか上がりません(苦笑)。
「え? 山岡家で悲鳴だって? 何を大げさな…。たいしたことないだろ」…と思っているそこのあなた!! 是非、お近くの山岡家に行って、すぐにでも「鬼煮干しラーメン」を食べてみてください!!
きっとその数分後には、僕と同じように絶叫しているはずです(苦笑)。(*ただし、濃厚な豚骨煮干しが好きで、生玉ねぎが好きな人に限ります)
…
僕の愛用する山岡家東千葉店から1kmも離れていないところに家系直系の「杉田家」があります。千葉のみならず全国エリアで考えても、最高クラスの「直系家系ラーメン」のお店です。もちろん申し分なく美味しいですし、常に行列ができて、常にハイレベルの家系ラーメンを提供してくれます。
その杉田家とこの山岡家を比べるのもなんですが、敢えて比べた時に、僕的には「どっちが良いとかって言えない」って思うんです。この両店は、実際に自分の生活圏内にあるお店で、どっちも長く通っています。もちろん杉田家の圧倒的に美味しい家系ラーメンも超大好きですが、それと同じくらい山岡家のラーメン(特に限定)も大好きなんです。
多分、ラーメン好きの人やラーメンフリークさんたちの99%が「山岡家より杉田家のほうがウマい」と言うことでしょう。否、「杉田家と山岡家を比べんな!」って思うことでしょう。
でも、そのどっちが旨いかを語る(決めつける)のは、「評論(review / criticize)」ではないんですよね。その店の良さやそのラーメンの魅力をとことん語り、その良さや魅力(もっと踏み込めば改善点等)を第三者に伝えるということではありますが、それだけじゃない。reviewというのは「再度見直してみる」「改めて調査する」という意味であり、「思い込み」や「先入観」をどこまでも排して、見直したり再考したりすることなんですよね。
「杉田家は本当に山岡家よりウマいのか」を問うことは、corrective reviewの一例になると思います。
今回ご紹介した「鬼煮干しラーメン」を考えると、そんな単純に「杉田家の方が山岡家よりウマい」とは言えないな、と僕は強く強く思いました。
***
というわけで、、、
昨年に引き続き登場した「鬼煮干しラーメン」のレポをお届けいたしました。
少し小難しい話も書いてしまいましたが、この鬼煮干し、むっちゃ凄いですよ。
是非是非、一度お近くの山岡家で食べていただきたいなって願います。
家の近くに山岡家がない人は是非こちらを!!\(^o^)/
…
あと、この日、食べ終わった後に、もう10年以上この東千葉店で働く女性スタッフさんとお話することができました。たまたまお客さんがゼロになって、語る余白ができたんですね。
10年以上前から働いておられるということで、それこそ僕も10年以上この東千葉店に通う客なので、めっちゃ語り合えました。これまで作ってきた数々の限定ラーメンの<秘話>?も教えていただき、すごく面白かったです。(どの限定が売れて、どの限定が売れなかったか、とか…苦笑)
山岡家のベテランスタッフさんからこうやってリアルに話が聴けて、本当に嬉しく思いました💛
僕ら「食べ手側」って、すぐに「このお店はダメだ」とか「このお店はウマい」とかって判断しがちじゃないですか。でも、どのお店にもそのお店のこだわりや売りがあって、どのお店にもドラマがあるんですよね。たとえ行列ができなかったとしても、それだけで「ダメなお店だ」と決めつけちゃいけないですし、甘く見ちゃいけないなって思いました。
どのお店がよくてどのお店がよくないかを語るだけの評論家なら、やっぱり僕も要らないと思います。そうじゃなくて、そのお店のいいところはどこで、そのお店の魅力はどこにあるのかを語れて、更にどの部分で改善の余地があるのかを的確に見極められるような評論家がいるなら、やっぱり評論家は必要だろう、と思います。(なんか、ふと山路さんの顔が浮かんできた…)
惡麺友のらんちばさんも、実際にはそういう能力に長けた人だと思います。らんちばさんは、僕と同様「ラーメンブロガー」というアイデンティティを持っていますが、その精神は、本来の意味でのreviewerだと思いますし、criticizerだと思います。(僕なんかは、実はすごく敷居の低い人間で、どこに行っても「うおおお!」って叫んでますが、らんちばさんはいつでも冷静沈着ですからね…苦笑)
この山岡家のはす向かいにあるのが、「手打ちラーメン蘭州牛肉麺」です。
この蘭州牛肉麺もとっても素敵なお店なんですよね~~\(^o^)/
また、こっちにも行かなくっちゃ💛
もう、素敵なお店があり過ぎて、ホント困っちゃいますね…(;^ω^)