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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

NOOSOU@ハノーファー アジア系新店? パクチー醤油ラーメンを発見!

いつもハノーファーは通過地点。乗り換え時間50分の間に、ハノーファー駅のショッピングモール内に、ユニークなお店を発見!

NOOSOUというお店。ドイツでは珍しいNoodle専門店。日本人は関与していなさそうです。アジア系の新しいファストフード店ですかね。メニューをみると、フォーや焼きそば(日本の焼きそばというより、中国の焼きそば風)もある中、メインの料理がNoodle soupなんです。これは珍しい。ただ、この手のアジア系ファストフード店は、現在ドイツ各地で既に多数営業しています。が…

メニューを見ると、「Udon Nudelsuppe」と「Chicken Ramen」があるではないですか。チキンラーメンがあったんです。これは珍しい。数年前だと、焼きそばかフォーくらいしかなかったと思いますが、遂に「Ramen」が、駅のオシャレなファストフード店で提供されるようになりつつあるのです。しかも、日本人の手は(おそらく)入っていない。つまり、自然発生的に、ここ欧州で、新たなラーメンが生まれようとしているのです。この現象は見過ごせません。

というわけで、このChicken Ramenを注文しました。

出てきたラーメンは、鶏肉入りの醤油ラーメンでした。「鶏ダシ」のラーメンではなく、鶏肉ラーメンですね。鶏のスープなんだそうですが、お味はまさに日本各地で食べられる醤油ラーメンそのものでした。あっさりとした醤油スープ。ベースのダシは中華スープだと思いますが、やはり醤油の味が入るか入らないかで随分と変わってきますからね。

とてもユニークなのが、この醤油ラーメンにパクチーが入っているんです。日本人の感覚だと、醤油ラーメンにパクチーっていうのは、ほとんど入れませんよね。ですが、このお店のChicken Ramenは、パクチーがデフォで入っているんです。

なので、日本人からすると、たしかにノスタルジックなんですが、パクチーゆえに異国的な味わいに感じられるんです。

麺も随分と進化してきた気がします。数年前までは、この手のお店の麺はどれもひどかった。日本人の口に耐えられるようなものではなかった。やわやわで、コシがまったくなくて、風味も悪く、麺を食べている実感さえもてなかった。けれど、こちらの麺は、日本の優れた麺ほどではないにしても、食感もよく、弾力性もそれなりにあり、コシも感じられる麺になっていたのです。これには驚きました。

鶏肉は、火で炙ったもので、表面は結構カリカリで、中はジューシーでした。いわゆるチャーシューではないですが、これはこれでありかな、と。こっちの中国料理店の麺料理によくあるタイプの鶏肉ソテー風でした。

それにしても、パクチー醤油ラーメンとは…。これは、日本国内では思い浮かばないラーメンだったようにも思います。もちろんパクチーをラーメンに取り入れるお店はあります。が、昔ながらの醤油ラーメンにパクチーをこうやって入れるという発想は、日本人にはありえない、といいますか。さすが異国のラーメン、といったところです。

こっちのラーメン経験値も高まりつつあるのを感じます。これからドイツや欧州各地で、どのようにラーメンが独自の進化を遂げるのか。楽しみです。

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