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ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

daisuke邸其の2

2009-12-27 20:28:37 | オ-ディオ
きょう、Rayさんとdaisuke邸に行ってきました。
先日の21日に続き3回目になります。
前回、Rayさんから貸し出して頂いているP2sが威力を発揮してかなりの線まで
きておりましたが、まだ、もう少しの解像度や抜けの良さを必要とするものでした。

今日も同様で最初のCDではまだ前回のイメージを引きずるもので、Rayさんから
すぐにこの指摘がありました。
何枚かCDを聴きましたがイメージは変りませんでした。
daisukeさんからシステムの紹介があり、其の徹底振りにRayさんも歓心されておりました。

そこで、Rayさんからセッティングを変更してみようと言う提案があり、すぐに3人で実行することになりました。
この、実行力もdaisukeさんの良いところですね。

具体的にはスピーカーの間隔を現在より少し広げてみようと言うことでした。
先日の椀方邸でのセッティングの変化を体験しておられるdaisukeさんのことですから、
其の後すぐにレーザーセッターで調整をし直したようです。先日伺ったときも
すでに、セッティング調整済みでということでしたので、
この点は私自身も変更は考えておりませんでした。

さすが、Rayさんですね。セッティングが平行で少し低域のかぶりがあることに気付いておられたのです。
センターの軸を少しはずして、スピーカーの間隔を広げるセッティングに調整し直しました。

これは以前の椀方邸と同様に、一聴して音の広がり、ピントの合い方、
倍音の伸びもセッティング前とは雲泥の差です。
低域のかぶりが消えています。
それによって高域の伸び、抜けの良さが全く別物と思えるほどに違って聴こえてきます。
やはり、セッティングの大切さを改めて思い知らされました。

これに気分を良くしたdaisukeさんがケーブルの聞き比べを提案されました。
まず、DENTECの銀線のデジケーを吉田苑のDSSCⅡに変更しました。
少し高域よりで煩わしさがあったものが普通に聴きやすくなりました。
この吉田苑のケーブルはコストパフォーマンスは抜群ですね。

次にdaisukeさんが試聴会の為にマルチュウエンジニアリングから借りられたデジケーに交換しました。
これは良いですね。ベールが剥げれた感じで抜けも良く力感もでてきました。
デジケーはこれで行く事にして、次はインコネです。

このインコネの比較は、あまりに違いがありすぎるのと
ウエブ上で書き込むには誤解が生じるので控えるべきだと思いました。

ここでも、マルチュウエンジニアリングのラダーケーブルの優秀性が証明された結果となりました。
daisukeさん曰くこのラダーケーブルは人気がなくて全く売れていないとのことです。
印象はというと全く普通の音がします。
滲みや付帯音の全くない素直な音ですが解像度、力感とも申し分ありません。
硬い音は硬く、柔らかい音は柔らかく(これが特に難しいのです!)
入っている音がすべて其の通りに出てくる感じです。

一部のハイエンドケーブルの音を作って管理する傾向とは全く逆の音です。
機器の能力が上がらば上がるほどに力を発揮するものですから、
中途半端なシステムではこのケーブルの良さは解らないと思います。

中途半端なシステムではケーブルの音作りでシステムの欠点を補わないと
完成度の高いおとが出ない為に、高価なケーブルで響きをつけて
雰囲気を出しているものがほとんどです。

そのうえに、この国のハイエンドと呼ばれる方にはこの価格が安すぎるためと
ガレージメーカーによるコマーシャルのなさとブランドの無さが災いしているようです。
とんでもなく高価な価格設定をすると売れるかもしれませんね。
でも、わたしにとってはこの価格でも高いと思いますが・・・。

セッティングの見直しとケーブルの選定とで、もうこれ以上何が必要なのか?
と思えるほどに見事な音が部屋一杯に満ち溢れています。
わたしもソウルノートのdc1.0は音が強すぎると思っておりましたが、
これが間違いであったと言うことに気付かされました。

そのうえにクロックチューンをしていないものは解像度と抜けが物足りなくて
使えないと思っていましたが、これも大きな間違いです。

電源の見直しを徹底的にした、daisuke邸の音を聴かされると、
私の考えが間違いであったと言うことがハッキリと解りました。

拙宅でも、余力があれば電源の見直しを考えるべきだと思いました。
其れほどまでに今日のdaisuke邸は人を納得させるだけの浸透力のある
再生音でした。
久しぶりにやる気にさせられる音を聴かされて、また一つ進歩した感じです。

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