


日曜日の夜、Songbird邸からの帰りに、Rayさんとdaisukeさんと3人で
daisuke邸の現状を話しておりました。
どうしても中抜け感が否めないということで、RayさんからPAA3をお借りして
部屋の周波数特性を計ってみようということでした。
ついでにRayさん宅に使わずに置いてある、エソのP2sをお借りすることになりました。
ご存知のように、昨今のエソにあるようなワイドレンジではありませんが、
中低域の厚みは現在のエソの機器にはないものです。
これで、少しは中域が厚くなるんじゃ?と言う軽い気持ちであったと思います。
その夜に早速測定されたようで、「拙宅に周波数特性はフラットでした。」
と言うメールが届いておりました。
本当に思い立つと直ぐに行動に移されるエネルギーは凄いですね。
しかしこれによって益々原因が解らなくなってきました。
いくら周波数特性がフラットであっても、中域が出ていないのは事実ですから。
そして次の日です。小生は代休でしたので朝からレコードのクリーニングに
はげんでおりました。
昼過ぎから頼んであった椅子を引き取りに大阪市内まで行っての帰りです。
突然、daisukeさんから電話があり原因が解ったので5時過ぎに時間を頂きたい
と言う旨の連絡でした。
当然、断る理由は何もありませんし、daisuke邸の音はずーっと
気になっておりましたので、直ぐに飛んで行きました。
「まずは聴いてください!」と言ってP2sとdc1.0の送り出しに変更された
daisuke邸のシステムからは以前とは全く違った音が再生されておりました。
人の声にも血がかよって、まるでそこで歌っているかのような存在感があります。
あれほど聴こえなかったチェロの音も倍音を伴って下の方へも伸びていきます。
しかし、パールの音はこんなものじゃありません。
ポテンシャルの半分も出ていない感じです。
そこで、DACのソウルノートdc1.0を拙宅のデンテックバージョンに交換しました。
べつにデンさんの信者ではありませんが良い物はよいです。
オーディオはいくら理論武装して高価なハイエンド機器を使っていようと
出てくる音がすべてです。
何を言い訳してもこれだけは動かせない事実です。
デジタル機器のシステムの音はDACが大きく支配します。
DACをdc1.0改に交換された音は一聴して、解像度があがって倍音がスムーズになり
滑らかになりました。
これに気を良くした私たちは次から次へとDISCをかけまくりました。
1時間を過ぎると益々解像度、滑らかさが増して物凄い音が目の前に現れました。
当然、P2sとdc1.0ですからソフトによっては強すぎる物もあり、
もう少ししなやかさ、ふくよかさが足りないと思うものもありますが
このエネルギーの前ではどうでも良くなってきます。
それほどの快感を与えてくれるシステムになっていました。
ほんのポン置きでこんなに凄い音がでてくるのですから、このスピーカーのもつ
ポテンシャルは計り知れないものがあると思います。
其れにもましてマイ柱を立てようかと思って家をかわれたdaisukeさんの徹底した
電源の改善が影響しているのは当然です。
これからが大変ですね。
トラポ選びは難しいですから・・・。
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