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ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

引き続きレコードのお話

2009-12-14 22:15:42 | オ-ディオ
きょうのお話は賛同される方はほとんど居ないと思いますので、
右から左へ聞き流して頂ければと思っております。

前置きはこの位にして、いよいよ本題へと参ります。
ブルーノートの録音はすべて逆相だということです。
すべてと言うと検証していないので、ほとんどがと言う事にします。
こんな事を書くと「こいつはバカじゃないの?」という声があちこちから
聞こえて来そうですが、事実だと思います。

バンゲルダーの録音は物凄く特徴があり、特にシンバルなどは生より生々しい
と評されるように強調されています。
ところがある周波数帯域が引っ込んで聴こえてこないものがあると思いませんか?
実際にスピーカーコードを逆にしてブルーノートのレコードを聴いてみてください。
何と普通の録音であると思いませんか?非常にバランスの取れた音だと思いますが
面白味は半減するかも知れません。
一度お試しを・・・。

RIAAカーブ

2009-12-13 09:09:58 | オ-ディオ
きのうに引き続いてRIAAカーブの話ですが、
当然のように認識されていたRIAAカーブですが
根本的に違うということは、
皆さん間違った音を聴いているということになります。

当然楽器の音色に関する重要なものですから、
無視するわけにはいきませんが
端から疑いをもたなくて聴いていたわけですから、
このレコードは音が悪い、
録音が悪いなどと言うことになります。

極端な言い方をすると、オーケストラのある周波数帯域が無くなると
例えばチェロが居なくなるということも起こりうるということです。

実際にピアノの左手が聞こえにくくなることなどは明白です。
いろいろ聴いているうちに、バランス的に高域に偏ったり
定位が曖昧になっているレコードがあれば、間違いなくRIAAカーブが合っていないと言う事です。

こんな重要なことを無視して、録音の良し悪しや演奏の良し悪しを語っていたのかと思うと
何といい加減な発言を我々はしていたのかと恥ずかしくなります。

其れと同時に、オリジナルレコードの必然性も怪しくなってきます。
法外な価格になっているオリジナルレコードと二束三文に扱われている
再販された国産レコードにそれほどの差があるとは思えませんし
国産レコードに於いても同様なことが当てはまるということです。

オリジナルレコードに拘るよりも安価な再販レコードを正しいRIAAカーブ
に沿って再生することの方が遥かに重要で楽しめる事だと思いました。

RIAAカーブの資料はこちらhttp://www.zandenaudio.com/products/english/1000-list.html
http://www.zandenaudio.com/products/english/1000-graph.html

えらいもんを聴いてしまいました!

2009-12-12 20:45:34 | オ-ディオ
きょうZanden audioさんに行ってきました。
Zanden audioといっても知らない方がほとんどかも知れませんが
海外では物凄く評価の高いメーカーであるようです。
わたしもオーディオアミーゴに掲載された、主催者である山田さんの記事を読んで知りました。

当時はLCRを用いたフォノイコのみの製造だったと思います。
近年はCDトランスポートとDACが海外のオーディオショーで話題になっており
その、並外れた価格でも話題になっていました。
きょうもその価格のことを伺ったのですが、メインの販売は国内ではなく海外である為に
販売店のマージンやアップグレードの対応などを考慮にいれると
このような価格になるとのことです。

実際に国内で買おうと思っても何処でかってよいか解りませんし
ホームページにもZavden USAがメインの販売ルートのようです。
ただ、樟葉にシネマ&オーディオ京都というお店がありますので
そちらでは購入できるのかも知れませんね。

それでは、システムから紹介しますと
ターンテーブルはグランプリオーディオの日本未発売のターンテーブルに
グラハムエンジニアリングの最新モデルのアームに
ZYX-4Dカートリッジというおくりだしです。

この、グラハムエンジニアリングのアームはアジマス調整が出来るとのことで、
その調整ソフトも既に発売されているとの事です。正直驚きました。

アームの水平バランス、接地角度、針圧調整などはやろうと思えばできますが
アジマス調整はこの機能が装備されていないと出来ませんものね。
でも完全に調整されたプレーヤーからはサーフェスノイズもほとんど聴こえなくて
CDなど全く不要と思えるほどの静けさです。



それから後のアンプ類はZandenのフルシステムです。
MODEL 1000 フォノイコ
MODEL 2000 ラインアンプ
MODEL 9500 メインアンプ
CDのほうは
MODEL 2000 トランスポート
MODEL 5000 DAC
ラックはソリッドテックでした。


スピーカーはB&W 801Dを使っておられました。
試聴室もようやく先月末に改装が終わったばかりで、まだチューニングも完璧には程遠いとのことでしたが、
聴かせて頂いた音楽すべてに最近ではお目にかかったことが無いほどの品格を感じました。

これ程の音は今迄あまり聴いたことがありません。
惜しむなくは低域の沈み込みが少し足りないようで、
物足りなく感じるソフトも何枚かはありましたが、
そんなことは気にならないぐらいの音楽性でした。

拙宅に帰ってきて少しレコードを聴きましたが、
何とも滑らかさの無いきついばかりの音で暫らくは
ショックで聴く気にもなりませんでした。

まぁ、金額のことを言うといやらしくなりますが、
その点においても比べる事も必要ないぐらいですから・・・。

ただ、ショックだったのはレコードすべてがRIAAカーブでは無いと言うことです。
これも、オーディオ・アミーゴのなかで山田さんが言っておりましたので
知識としてはあったのですが、実際にきょうその場でRIAAカーブを切り替えて頂くと

その重要性がレコード再生に於ける要ではないかと思います。
これ程までに再生音が違うと、楽器によれば違う楽器を
弾いてるように感じられることが多々あると思います。

RIAAカーブが違うと時間軸にずれが生じてある周波数帯域が強調されたり、無くなったように感じられます。
RIAAカーブがぴったり合致したときには、聴いていてもはっきりとバランスの取れた音でピントがビシッとあって、
定位の微動だにしない再生音であり周波数帯域が上下に伸びて倍音が綺麗に再生されます。

ハッキリ言って間違ってイコライジングされた音を今迄聴いていたことになります。
これは非常にショックでしたが、今のところはZandenのフォノイコを使用するしかありません。
もう少し皆が使える価格帯のものが出てくればもっとレコードの魅力が発揮されると思うのですが・・・。

やっと鳴り出しました!

2009-12-07 22:55:24 | オ-ディオ

我が家のフォノイコA.k premiumがやっと鳴り出しました。
音の強さが小音量の時も大音量の時も変りません。
普通、小音量の時に強い音は大きくなると聴いていられなくなるのですが
それが不思議と同じ強さのイメージで大きくなるので
聴いていても耳障りのなることがありません。
ついつい音が大きくなります。
陽光の沈み込むようなベースの低域もズーンと響いてきます。
タムタムのスキンの震える様子も自然となり目に見えるようです。
やっとこれぐらいになると、手に入れた喜びが味わえますね!

何しろ、BBSM-4FとLINTOとを引き換えにしたのですから・・・。
これからもっと厚みが出て、太くなるようですから楽しみですね。
このまま、どこまで変るか暫らくはこのままで行かないとね!
でも、BBSM-4Fはもう少し高く売れると思ったのですが・・・。
やっぱり世の中、不況の嵐が吹きまくってますね。

Ninonynoさん訪問

2009-12-06 08:46:04 | オ-ディオ
出張で時間がとれたので、Ninonynoさんに行ってきました。
前回は帰りの飛行機の時間が気になり、あまりじっくりと聴けなかったのですが
今回も、名古屋でのイベント参加でレコードをほとんど送るように梱包済みでした。
何枚か残っているなかで、数枚聴かせて頂きました。
やはり、マーチンローガンのCLSとコンバージェントのプリ・パワーの出す音は
説得力のある音楽の浸透性の高い再生音でした。
薄気味悪いほどの存在感はほんとに直ぐ目の前で
演奏しているかに錯覚するぐらいの定位感でした。


そのあと前回同様にオーディオの話になり、時間が過ぎることを忘れるぐらいに熱中してしまいました。
セッティングの話も具体的にわたしの家の状況とあわせて聞きましたし、
レコードプレーヤーのセッティング及びアームの高さ調整のやり方も教えて頂きました。
最終的にはリファレンスのレコードを聴きながらの調整になるとのことで、
我が家でもいろいろ試したいところではありますが、
ラディウスのアーム調整はネジで固定する方法なので頻繁には換えられません。
いちどセッティングを決めると何度も換える必要もないということから
厳密にいえばユニバーサルアームと言うのは完全ではないと言うことですね。
まぁ、80点ぐらい取れればいいんですけど・・・。

Ninonynoさんとこは、VPIのターンテーブルにアームは当然ながらエミネントですから、
物凄くシビアな調整をしなければいけないタイプですが、出てくる音はすばらしいですね。
奥行き、左右のひろがり、高さの表現など我が家とは比べ物になりません。
帰ってきて購入したレコードをかけましたが、奥行きの表現がまったく再現されてなくてがっかりでした。
やはり、音場を調整する為のチューニング機器を使わないと無理なのでしょうかね?
でも、こういうのは出来れば使いたくないのですが・・・。

吉田苑大阪オフ会に行ってきました

2009-12-05 19:41:38 | オ-ディオ
吉田苑の大阪オフ会の抽選にあたったので、玉造のレンタルルームまで行ってきました。
いろいろ細かい用事があったために、12時30分開会に少し遅れてはいりました。
NMODE X CD-1,X-PM1,X-PM2のデモが始まっており、N社長の話の最中でした。
暫く話が続きいよいよ、デモ開始です。X-CD1とX-PM2で聴き始めました。
N社長お得意の1ビットアンプの登場です。89800円と言う価格はあまりに安すぎたといっておられました。
スピードの整った再生で、すこし音が軽いですがきれいな音です。この傾向はどれも同じようであとで、吉田苑のチューニングモデルも聞きましたが、ノーマルと比べると力強さはかなり出てきておりますが、やはりすこし軽いですね。
ソウルノートの新しいDACも興味がありましたが、やはりdc1.0と比べるとすこし薄味といったところでしょうか。
それでもN MODEと比べると幾分強い音になるのでしょうか。
平均的に、きょうのオフ会はいつもの吉田苑さんのキレとコクがないようですね。
前回のほうが数段魅力的でした。
少しがっかりの大阪オフ会でした。