サワラチャンのビーチ・コーミング
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加計呂麻島-貝蒐集日記
奄美も突然の大嵐でフェリーもストップ。 皆さんも大変だったようです。 サワラチャンの先生からのメールでは、関西は雹が降ったとか。 北ほど酷かったようです。
でも、サワラチャンは嵐の晩は内心・・明日は海が荒れたお陰で、貝が沢山打ちあがってるぞ!・・なんて、良からぬことを期待したました。結果は大きなハチジョウダカラ、クチムラサキ、タケノコ貝をGetしましたが、それ程の期待した戦果なし。大潮が近いので貝は皆海の中。 残念でした!
<ミノカサゴ>ちゃん
困ったのは自宅の<ミノカサゴ>ちゃんです。 いろいろ生きた魚や、小エビを釣り店から買ってきたのは良いのですが、食べてくれません。でも、様子は変わりません。余り元気が良いとは見えませんが、優雅に泳いでいます。
エビを糸に付けたり、針金に付けたりしていろいろ試してみたのですが、一度大きな口で食いついたのですが、すぐ吐き出しそれっきり。 数匹上から落として置きましたら暫らく後に見てみたら無くなってました。 他の魚が食べたのかしら?
太平洋岸の集落の海岸
そろそろ旧暦の3月の大潮。 海面が-15まで下がります。期待で浮き浮きです。長い長靴を履いてリーフの沖まで出るチャンス。 どの辺りを探せば良いか察しは付いていますから。 10cmクラスの<ホシダカラ>、<ハチジョウダカラ>や<クモガイ、スイジガイ>をGetした~い。そして、海岸になかなか打ちあがらない珍しい貝が発見できたら良いですね。
ある日の戦果!
タカラガイは大きかったけれど、磨耗が強くOut!でした。でも、8cmクラス。
海浜で打ち上げがあるのですから、この浜の沖には必ず生息してるはずなんですが、どんなに珊瑚石をひっくり返しても見つかりません。何処にいるのやら。
太平洋岸の集落の海岸
先日、真珠の養殖用の選別工場の近くの海岸で、養殖真珠の母貝を拾いました。170x130mm位のサイズ。裏をひっ繰り返していたら一枚だけ真珠が付いていました。口径16mm。取り忘れたの??? <やった~>
真珠の母貝
サワラチャンは女の子だから大事にしましょう。でも、真珠ってこんな風に造るんだなね。でも、この真珠は商品にならないのかな? <ワカンニャ~ィ>
真珠の付いた母貝
またまた<ウラスジマイノソデ>のお話。 いままで一度も太平洋岸で見つからなかったタイプのウラスジマイノソデ(写真 右)が島の太平洋岸の中央付近で採取出来ました。左は何時ものウラスジマイノソデ。殻の頭部が薄紫色です。
ということは地域差によるというよりも、単なる磨耗で地肌が出た可能性が高いかもしれません。もう少し調べてみます。それにしてもこの貝はなかなか見つかりません。破損貝は相当あるんですが・・・・
頭部が薄紫色したウラスジマイノソデ
Tea time
先回に引き続いて、特別な珍しい貝 をご紹介!
Class Subclass Order 綱 亜綱 目 |
GASTROPODA PROSOBRANCHIA NEOGASTROPODA 腹足綱 前鰓亜綱 新腹足目 |
---|---|
Group グループ |
Murexes アクキガイ |
Super Family / Family 科 |
MURICOIDEA MURICIDAE MURICINAE アクキガイ超科 アクキガイ科 アクキガイ亜科 |
Genus(Subgenus) 属 (亜属) |
Haustellum () サツマツブリ () |
Country 国 |
PHILIPPINES フィリピン |
長い水管が今にも折れそうで華奢ですね。ケースから出し入れする時ひやひやします。浜では破損したものはよく見つかりますが、完品は無理ですね。インド太平洋地域・・日本では紀伊半島以南の水深30mまでの岩礫底に生息。
先日、ご紹介した<ホネガイ>160mm・・・これも取り扱い注意!
では、今週末から始まる大潮の浜遊び・・ドウナリマスデショウカ。
乞う、ご期待!
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