緊急事態宣言延長に伴う自宅待機の時間を利用して「徒然草」を読み返すことにしました(読み返すといっても新しく読む部分の方が多いのですが)。
そして兼好法師の話を自分なりにまとめてみることにしました。
徒然草は243段の段落で構成されていて、それぞれの段落はテーマを持っています。この段落のテーマを抜き書きして、全体を俯瞰してみよういうのが私の試みです。
ツールとしてはxmindというマインドマップツールを使ってみることにしました。
徒然草は兼好法師が「無常」を見つめることで「無常」を克服するために書いた随筆、と言われています。
しかし哲学書のように体系的に「無常」が語られている訳ではありません。個々の段落は生きることを愛(いと)おしむ色々なテーマでつづられています。そして全体として「無常」の中で人の生きる価値を見出しているというべきでしょう。243段(とりあえず抜粋でその一部を)下の図のようなマインドマップに描いていくことで兼好法師が「無常」の中で生きる価値を見出したプロセスを辿ってみたいと考えています。
なおこの図はスタート点の図でこれから色々なテーマを見出していきたいと思っています。