goo blog サービス終了のお知らせ 

ヒマジンの試行錯誤

パソコンライフを楽しむ!

「砂冥宮」を読んで!

2012年07月12日 10時51分43秒 | 

 「砂冥宮」   内田康夫著  (実業之日本社文庫)  定価:600円


久々に内田康夫の「浅見光彦」を読んだ。
この本は、2009年3月に単行本が発刊され、それが最近文庫化されたものである。
物語は、浅見光彦が泉鏡花の『草迷宮』の取材から始まる事件で、
事件の舞台に、小松・安宅の関、泉鏡花のゆかりの地・金沢、内灘砂丘、庄川峡が出てくるが、
わが故郷県なので、地理的関係がよく分かり理解が早かった。
それに刑事などが使う“加賀弁”もふんだんに出てくるが、これも理解し易かった。
また事件の背景には、
1950年代に起こった“内灘闘争”が重要な役割を担っているのだが、
これについては記憶が曖昧で、
内灘砂丘の“鉄板道路”などにも、記憶があるような、ないような、
そんな気持ちで読んでいた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする