2022年2月の俳句会は、2月18日(金)に行われた。
なお、わたしの2月の宿題5句は次の通り。
(原句) 小鷺一羽不意に舞い立つ雪の原
(コメント) 上五・中七「小鷺一羽不意に舞い立つ」は、言葉の詰め過ぎ。
(添削例) 雪の原驚き立てる大き鷺
(原句) 厚切りの氷見の寒鰤晩酌す
(コメント) 中七「氷見の寒鰤」は、「の」が入ると、鰤がだらりとして鮮度が落ちるので、
「氷見寒鰤や」と「の」を除いて「や」で詠嘆すると高級感が出てよい。
(添削例) 厚切りの氷見寒鰤や晩酌す
(原句) 配達の靴跡深し今朝の雪
(コメント) 下五「今朝の雪」で配達されたものは新聞とわかるが、それだけの句。
(添削例) そのまま
(原句) 夕日浴び雪の立山光る窓
(コメント) そのままでよい。
(添削例) そのまま
(原句) コロナ禍のこの世を救え鬼やらい
(コメント) 時事俳句。
(添削例) そのまま
以上