「裁判官の爆笑お言葉集」 長嶺超輝著 (幻冬舎新書) 定価:720円
【この本を読んだ理由】
本屋さんの文庫本ベストセラーの棚に上位ランクでこの本が飾ってあった。
タイトルと帯の宣伝文句にも興味を持った!
【読後感】
非常に読み易い本であった。
それは本の構成の一例(下記写真参照)からも分かる通り、
右ページには、大きな文字で裁判官のお言葉とそのお言葉が出た時の状況、裁判所、裁判官名、年齢、日時が記されている。
一方、左ページには、著者の解説が平易に記されている。
この右ページを見て、かって読んだ綾小路きみまろ著「失敗は、顔だけで十分です。」を思い出した。
左右の見開きで1つのお言葉が結ばれている。簡潔でよいと思う。
また10テーマに分類し、各テーマ毎にお言葉をまとめてあるのも素晴らしい。
テーマ毎にコラムとして裁判に関する事柄の解説を入れているのも親切だ。
また、お言葉には、“爆笑”まではいかないが、裁判官の人間性が伺えるものもあった。
この本がベストセラーの上位にランクされたのは、とかく堅苦しく思われている裁判がらみの話で、弁護士でもなく検察官でもなく裁判官を採り上げた斬新さが多くの読者に受け入れられたのかも・・・・。
こんな本を書いた著者ってどんな人だろう?!
著者のプロフィルを見て驚いた。
1975年生まれの31歳、弁護士を目指して司法試験に7回挑戦して全て不合格。懲りたそうな。
現在はライター業の合間をぬって裁判傍聴に通う日々とか。
こんなに裁判のことに熱心な著者がどうして司法試験に受からないのか?
つい、こんな疑問めいたものを抱いてしまった。
長嶺超輝著「裁判官の爆笑お言葉集」のp.14-15より
昨日、接骨院へ通い始めて5日目、腰痛の痛みも感じなくなってきた。
梅雨入りのような雨が降っていたが、久しぶりにスポーツクラブでウォーキングを再開した。
スピードは5.0Km/時(いつもより0.5Km/時ダウン)にして、30分歩いて数分休み、さらに30分歩いた(時間も30分ダウン)。
それでも、この日の歩数合計は、接骨院への往復の歩きを含めて、10916歩であった。
特に異常もなく順調に回復しているようだ。
今回の腰痛で、たとえウォーキングでも無理は禁物であることを痛感した。
と言うことで、7月からはウォーキングの目標を見直すこと も考えている。
梅雨入りのような雨が降っていたが、久しぶりにスポーツクラブでウォーキングを再開した。
スピードは5.0Km/時(いつもより0.5Km/時ダウン)にして、30分歩いて数分休み、さらに30分歩いた(時間も30分ダウン)。
それでも、この日の歩数合計は、接骨院への往復の歩きを含めて、10916歩であった。
特に異常もなく順調に回復しているようだ。
今回の腰痛で、たとえウォーキングでも無理は禁物であることを痛感した。
と言うことで、7月からはウォーキングの目標を見直すこと も考えている。
「老人力」 赤瀬川原平著 (ちくま文庫) 定価:680円
【この本を読んだ理由】
今年の3月、赤瀬川原平著「新解さんの謎」を読んだとき、この著者の別の本が読みたくなった。
【読後感】
人間、歳をとると段々「もの忘れ」がひどくなる。
「ほら、あれ・・・」とか「ほら、あの人が・・・」とかでも会話が通ずることがある。
こんな会話ができるのは、何故だろう?
そこに何か力が働いているのでは・・・。
著者が言っている「老人力」とは、こんな力のことだろうと私は理解した。
他にもいくつか「老人力」に関する例が紹介されていたが、私は思い出すことができない。
もう一度この本を読むしかない。
特にスポーツの世界では、年寄りでも、まだまだ若者に負けない力を持っている人がいる。
その力のことを著者は「老人パワー」「まだまだ的パワー」と言って、「老人力」とは別物としている。
「老人力」とは、マイナスの力であるが、何処か洒落ぽく自分にも歳と共に付けて行きたくなるような良い力のような気がする。
赤瀬川原平の本は、これで2冊読んだが、少し理屈ぽいところがあるが、ユーモラスな文章が随所に見られるので、私は気に入っている。