10月26日(水)、先生の都合で延期になっていた俳句サークルに出席した。
宿題3句は、先生の催促があり、23日(日)にやっと提出した。
今回の3句には、それぞれ気になるところがあり提出が遅れていた。
しかも兼題は「恋文」または「恋」だった。
この兼題、何となく気恥ずかしさもあり、あまり乗り気ではなかった。
(原句)
恋すてふ追いつ追われつ赤とんぼ
(コメント) 「恋すてふ」は、お馴染みの百人一首「恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか」の「恋すてふ」を使った。
それで赤とんぼにかこつけて、春や夏の恋のような情熱的な恋とは違う秋の恋をイメージして、この句を連想した。
中七「追いつ追われつ」は「恋すてふ」の説明に終わっている。
中七を別の表現にした方がよい。
「追いつ追われつ赤とんぼ」を生かすなら、「恋すてふ」を変えた方がよい。
というコメントを頂いた。
(添削例) 次回までペンディング
(原句)
運動会エースに託す青バトン
(コメント) 下五「青バトン」がものを言うと言われた。
青でなければならない理由は・・・?と問われ、前句が「赤とんぼ」だったから、「青バトン」にしたのだと冗談ぽっく答えたら、大爆笑となった。
実は私としては、「エースに託す」をもっと客観的な表現が出来ないものかと悩んでいたのだが・・・。
妙案が生まれず、そのまま提出したのだった。
(添削例) これも次回までペンディング
(原句)
松茸をコンペの賞に記念会
(コメント) この句は、先日行われた高校の50周年記念同窓会の翌日に行われた親善ゴルフ記念大会の全賞品が「松茸」だったことに感動したときの句である。
下五「記念会」はあいまいであるとの指摘を受けた。
「同窓会」でいいとのこと。
同窓会(どうそうかい)は6音になるので、「記念会」としたのだが・・・。
同窓会(ど
うそうかい)と5音になると説明された。
あまりよく理解できなかったのだが・・・。
(添削例)
松茸をコンペの賞に同窓会
なお、次回の兼題は「顔」となった。
また悩みそう。
薔薇(3)・・・おとぎの森にて