ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(08’09)

2008年09月20日 13時42分27秒 | 俳句
 中秋の十五夜も過ぎ去った昨夜、俳句サークルの会に出席した。
事前に先生がプリントしてくれた仲間の宿題句を、お互いに好きな句を三句ずつ選び合った後、いつものように先生から各自の句に対するコメントを聞いた。
私の宿題句に対するコメントは以下の通りだった。



【9月の宿題3句】



(原句)新涼や 銀坑道の ノミの跡

(コメント)たまたま、この季節に石見銀山に行ったので、この季語「新涼」を使ったのだろうが、「新涼や」がこの句にぴったりである。他の言葉では、この句に合わない。
と言うことで、久々にお褒めのコメントを頂いた。

(添削例)原句のままでよい。



(原句)秋模様 一面記事で 届きけり

(コメント)何の一面記事か不明瞭。新聞は届けられるものだ。
素直に「新聞の」を入れたほうがよい。

(添削例)新聞の 一面記事に 秋模様


(原句)大粒の 種無し葡萄 ほうばりぬ

(コメント)下五の「ほうばりぬ」がよくない。
母に贈ったとか、他人に葡萄の美味かったことを表現させる技法を使ったらよい。
しかし、この時適当な言葉が浮かばなかったので、次回までペンディング。

(添削例)ペンディング


 なお、 【8月の宿題3句】のうち、ペンディングになっていた句の添削例がプリントで返ってきた。

(原句)猛々し 雨の止みたる 蝉時雨

(添削例)雨止んで 蝉一勢に 鳴き出せり


と言うことで、昨夜は一句誉めて頂いたので、少し気分良く帰宅の途についたのだった。
コメント (3)
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