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ヒマジンの試行錯誤

パソコンライフを楽しむ!

晩秋の五箇山

2010年11月27日 11時52分49秒 | 国内旅行
去る11月20日(土)、連日の小春日和となったので五箇山へドライブ。
東海北陸自動車道で五個山ICへ。
先ずは五箇山に200軒あると言われている合掌造りの中で最も大きな「岩瀬家」を見学。



↑ 国指定重要文化財越中五箇山「岩瀬家」


続いて、菅沼集落へ。
そこではもう冬支度が始まっていた。
オオダレという合掌造りの雪囲いがしてあった。



↑ 合掌造りの軒下を覆いつくした雪囲いの“オオダレ”(五箇山民族館)


更に、相倉集落へ。
ここには観光バスも数台きていて少し賑やかだった。


↑ 相倉集落

相倉集落では地主神社の銀杏の大樹の落葉が舞っていてとても綺麗だった。
銀杏落葉に釣られて神社を覗いたところ、皇太子殿下の御歌碑があった。


↑ 皇太子殿下の御歌碑。
「五箇山をおとずれし日の夕餉時森に響かふこきりこの唄」
平成三年歌会始の儀 皇太子殿下御歌


なお、今回の五箇山で印象的だったのは菅沼集落散策中に見たスダジイ(?)の紅葉だった。


↑ スダジイ(?)の紅葉。
真っ青な晩秋の空によく映えていた。



ドライブの最後に「くろば温泉」に立ち寄り、疲れを癒して帰路に着いた。


↑ くろば温泉
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酒田

2010年11月08日 17時15分05秒 | 国内旅行
山形ドライブ旅行3日目(最終日)。

11月1日(月)
晴れ間が覗いた午前中、酒田の町を散策した。
かんぽの郷・酒田で貰った「酒田観光ガイドブック」の案内図を頼りに、先ずは「山居倉庫」へ。

「山居倉庫」は、明治に建設された米の保管倉庫。
現在も農業倉庫として使用されている。



↑ 山居倉庫の欅並木


ケヤキ並木とともに12棟が立ち並ぶ景観は、米どころ庄内のシンボルとして有名とか。
映画「おくりびと」のロケ地のひとつ。
“社長と大悟が車で移動する場面で、窓から見えた景色がココ”と説明書にあった。
でも、わたしの記憶はさだかではなかった。


↑ 山居倉庫の前には、新井田川と歩行者専用の山居橋(木橋)があった。
この川は最上川の河口付近にある酒田港に通じる。


歩いて回れるスポットが点在していたので、車を「山居倉庫」の駐車場に置いたまま散策。

次に「本間家旧本邸」へ。
簡単に言えば元大地主の家だったらしい。
武家屋敷と商家造りの二つの建築様式が一体となっている全国にも例がない建築物とか。
ちょうど観光バスの観光客がいっぱい入ってきたので、中の見学はやめにした。


↑ 本間家旧本邸入り口の大きな松の木。



市役所の横を通った。


↑ 酒田市役所前には酒田のシンボル獅子頭が並んでいた。
酒田まつりには大獅子、仔獅子が登場するらしい。


続いて、「山王くらぶ」へ。
ここは明治建築の酒田を代表する規模と格式をもった元料亭。
北前船の寄港地として栄えた料亭文化、酒田の歴史などが伺える。
また「傘福」という“つるし飾り”が部屋中に飾ってあり、制作体験(予約)も楽しめる。



↑ 「山居くらぶ」:入場料300円。




↑ 玄関を入ると獅子頭と傘福が目に付いた。




↑ 傘福とは、・・・・・。
「九州の柳川(さげもの)」と「静岡の稲取(つるし雛)」と並び日本三大つるし飾りのひとつ。

 

↑ 色とりどりの傘福が部屋いっぱいに飾ってあった。


駐車場へ戻り、「日和山公園」へ。



↑ 日和山公園には古い六角形の灯台があった。


ちょうど昼飯時になったので、「さかた海鮮市場」の海鮮丼を食べることにした。



↑ さかた海鮮市場


ここには庄内浜で水揚げされたばかりの魚介が並ぶ鮮魚店や食事処があった。
その2階の海鮮どんや「とびしま」は、大勢の客が列を作っていた。


↑ 海鮮どんや「とびしま」


我々も列に並び一番人気の海鮮丼定食を注文した。
回転がはやく行列の割には早目に海鮮丼定食にあり付けた。
因みに番号札は「1」番だった。
一巡は100番までだったので、順番的には101番だったのだが。



↑ 海鮮丼定食:定価1050円


海鮮丼定食は新鮮でボリューム満天だった。


天気予報では、日本海側は夕方から雨風が強まりそうだったので、帰路につく事にした。
酒田ICから鶴岡ICまで山形自動車道を走り、鶴岡から国道7号線を新潟県の最北端にある村上市へと南下。
日本海東北自動車道(無料実験区間)から再び自動車道に入った。
村上市を通過したころから風雨が強くなった。
横殴りになった雨の中を必死の思いで帰った。
途中、SAにより夕食を摂ったりしたので、夜の8時過ぎに無事帰宅。

この日の総走行距離:約450Km。
ETC料金:3950円。

(完)
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山寺と月山湖

2010年11月06日 17時28分45秒 | 国内旅行
山形ドライブ旅行2日目。

10月31日(日)
昨日の雨はあがったが曇り空だった。
9時過ぎに天童ホテルを出発し、芭蕉の句“静けさや岩にしみいる蝉の声”でおなじみの山寺(立石寺)へ。
天童温泉から山寺までは10Km弱で車で20分足らずの近さだった。
駐車場(400円)に車を止めて、案内図に従って山寺登山口へ。
登山開始。
大勢の参拝者に混じって奥の院を目指した。


↑ 山寺の登山口



↑ 根本中堂の招福布袋尊



↑ 水墨画のような納経堂・開山堂・五大堂




↑ 奥の院 大仏殿


山寺から下山後、昼になったので茶店でザル蕎麦を喰った。

午後は、まだ貫通していない山形自動車道を北西方向の日本海側の鶴岡→酒田へと向かった。
自動車道が途切れる月山ICで降りて、月山湖で小休憩した。



↑ 月山湖のシンボル塔



↑ 月山湖周辺の案内板



↑ 月山湖(ダム湖)の紅葉


約30分くらい小休憩した後、一般道で月山の麓の峠道を走った。
この付近の「山紅葉」は錦織なすと言う表現がぴったりの素晴らしい紅葉だった。
生憎、車を止めて写真撮影ができるような場所が見つからなかったので、運転しながら自分の目で見て観賞した。
漸く車を止めることが出来る場所が見つかったので写真を撮ったのが以下の2枚。


↑ 月山湖→鶴岡への峠道(一般道)の紅葉(1)



↑ 月山湖→鶴岡への峠道(一般道)の紅葉(2)


何れの写真も通り過ぎて来た車窓の紅葉に比べ満足のいくものではなかった。
あの美しい紅葉を写真に残せなかったのが実に残念だった。

湯殿山ICから再び自動車道に乗った。
月山に続いて、羽黒山、湯殿山という“出羽三山”を眺めながら鶴岡→酒田へと向かった。
そして、この日の宿泊地・かんぽの郷・酒田に着いた。
2日目の走行距離:約160Km。
ETC料金:0円。


↑ かんぽの郷・酒田


温泉と夕食の一杯で連日の疲れを癒した。




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米沢

2010年11月05日 11時43分50秒 | 国内旅行
10月30日(土)~11月1日(月)、山形県へドライブ旅行した。
土・日1000円と山形自動車道の無料テスト期間をフルに活用した。

初日30日(土)
朝7時にスタート、北陸自動車道→磐越自動車道と乗り継いで、会津若松ICまで1000円。
会津若松に着いたのは11時ごろだった。
ここからは一般道で米沢市まで峠越え。
残念ながら全山紅葉には少し早くいまいちという感じだった。
米沢へ12時30分ごろ到着。
高岡→米沢:約420Km、ETC料金7400円のところ1000円。
さっそく米沢牛で昼食。

昼食後、米沢の観光スポットへ。



↑ 伝国の杜 米沢市上杉博物館



↑ 博物館の中には立派な能舞台があった。



↑ 松が岬公園の上杉神社



↑ 松が岬公園案内図



↑ 上杉謙信公之像



↑ 上杉神社本殿:名将上杉謙信公を祀っている。




↑ お堀の淵には桜の老大木の並木があり、花見シーズンは絶好の観光スポットとなろう。



↑ 博物館前の広場には紅葉した木々がチラホラ目に入った。


米沢観光を終え、山形自動車道(無料)でこの日の宿泊地・天童温泉へ。
米沢→天童温泉:約67Km、ETC料金0円。
雨模様だったので、天童温泉街の散策は中止。
この日の全走行距離:約490Km。
ETC料金:1000円。



↑ 天童ホテルの窓から見た天童温泉の夜景。


温泉で温まり、松茸御膳を楽しんだ。





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乗鞍岳と平湯温泉

2010年10月08日 14時41分09秒 | 国内旅行
昨日(10月7日)、朝の天気が良かったので女房の誘いに乗り、「平湯温泉」経由「乗鞍岳」方面を目指してドライブした。
自宅から平湯温泉まで約2時間30分。
乗鞍岳マイカー規制により、平湯温泉から代替バスで乗鞍岳畳平まで往復した。
料金は往復2,200円。片道の所要時間は約50分。
バスが乗鞍スカイラインを昇るに従って紅葉が黄色から段々赤味を帯びてきた。
しかし紅葉の最盛期まではまだ暫くかかりそうな雰囲気だった。
乗鞍岳畳平(標高2702m)の気温は3℃で天気は曇りだった。
風は殆んど無かったので寒さはさほど感じなかったが手は冷たかった。
畳平のすぐ近くの魔王岳(2763m)に登ることにした。
所要時間15分。
薄いジャンパで普通の靴姿だったので、結局寒さにも耐えられず1時間で平湯温泉へ戻った。



↑ 魔王岳山頂(2763m)から見た乗鞍畳平(2702m)


平湯温泉の駐車場に戻って、平湯大滝公園を覗いてみた。
園内に入ると色付き始めた紅葉が少し見られた。



↑ 色付き始めた平湯大滝公園


公園の奥深くに奥飛騨の雄大な自然と、落差64mの大瀑布がしばしの安らぎを与えてくれた。


↑ 平湯大滝


夕方、入浴料金500円の平湯温泉「ひらゆの森」で露天風呂をめぐりながら乗鞍岳で冷えた身体を十分温めて帰途に着いた。


↑ すっかり夕闇に包まれた平湯温泉「ひらゆの森」
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鬼無里の水芭蕉

2010年06月02日 11時35分53秒 | 国内旅行
去る5月30日(日)、曇り空だったが長野市(北信濃)の「鬼無里(きなさ)」へ水芭蕉の観賞とウォーキングを兼ねてドライブしてきた。

朝6時に自宅を出発。
行きは、北陸自動車道と上信越自動車道を乗り継いで「須坂長野東IC」で降り、国道406号線に沿って旅の駅「鬼無里」を目指した。
長野市内を抜け旅の駅「鬼無里」に着いたのは午前9時40分ごろだった。
そこで「えごま饅頭」の看板に目が留まり、さっそく1個食べてみた。
まあまあだった。



旅の駅「鬼無里」


「鬼無里」のパンフレットには、“太古と出合、そして伝説が語りかける。”とある。
旅の駅の道路を挟んで反対側には「鬼無里ふるさと資料館」があった。
今回はこの資料館を覗かずに水芭蕉の咲く「奥裾花自然園」へ向かった。

途中に、奥裾花ダムがあった。
ダム湖に架かる「奥裾花大橋」は、林道に架かる中路式ローゼ橋としては国内最長とのこと。
茶色のアーチ橋が新緑と相まって湖面に映えて美しかった。



ダム湖に架かる「奥裾花大橋」



奥裾花自然園の駐車場入口で入園料400円/人を払った。
到着時刻は10時40分ごろだった。




「奥裾花自然園」の駐車場付近:右端の建物が「観光センター」で左上に見えるのがシャトルバス


直ぐにシャトルバスに乗り「奥裾花自然園入口」へ(料金200円/人)。
10分ほどで到着。

同じシャトルバスで到着した観光客は30名くらいだった。
それぞれお好みのコースに従って思い思いにスタートしていった。
2時間コースを選びスタート。
水芭蕉の群生が最も多い今池湿原を含む「今池コース」へ。



「今池湿原」の看板




今池湿原の木道と水芭蕉の群生


この木道の左側が一面の水芭蕉の群生である。
時期が過ぎたので葉っぱばかりだが、最盛期には白い色が見事だろうなあと想像するだけだった。
しかし、木道の右側には白いところが見えた。




咲き残っていた水芭蕉の一部


続いて、
樹齢400年のトチの木を映す「吉池」の景観が素晴らしい「こうみコース」へ。



「吉池」の看板




樹齢400年のトチの木(画面中央奥)を映す「吉池」の景観


吉池で昼食をとり、午後1時ごろ、シャトルバスへ戻った。
水芭蕉は情報通り最盛期を過ぎていたのがちょっと残念だったが、ブナの新緑の中で十分ウォーキングを満喫できた。

帰りは白馬村から「糸魚川IC」へ出るコースを取った。
途中、柳沢の湯として親しまれる名湯、奥裾花温泉「鬼無里の湯」へ立ち寄った(午後1時30分ごろ)。




体験交流施設・奥裾花温泉「鬼無里の湯」


「鬼無里の湯」でくつろいだ後、国道406号線を白馬村経由で「糸魚川IC」で北陸自動車道にのり帰宅した(午後6時過ぎ到着)。
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護国寺の石楠花

2010年05月11日 09時37分34秒 | 国内旅行
去る5月8日(土)、晴天に恵まれたので、一度行ってみたいと思っていた朝日町の護国寺までドライブした。
この朝日町の護国寺は、「石楠花寺」としても有名な寺である。
北陸自動車道の朝日ICでおり、国道8号線を朝日町境付近まで来ると大きな看板が迎えてくれた。



護国寺の案内板


駐車場(料金:300円)に車を入れ、案内板に従って石段を上ると護国寺の本堂に着いた。
庭園巡りは無料であったが、庭園管理費替わりにお賽銭を賽銭箱に入れてお参りをした。



護国寺


その後、石楠花の咲く庭園を見るためお寺の裏へ回った。
このお寺には石仏が至るところに配置されており、可愛いお地蔵さんの歓迎を受けた。


かわいいお地蔵さん


裏の庭園は綺麗に整備されており、山の方に向かって石楠花が赤や白やピンクの花を咲かせていた。


石楠花ー1




石楠花ー2




石楠花ー3





新緑の庭園にも石仏が点在している。


お寺の隣りには神社があり、そこには八重桜が満開を過ぎ散り始めていた。
ソメイヨシノの大木もかなりあり、もう葉桜となっていた。
ここは、桜の名所としてもいけそうな気がした。
また直ぐ向こうには日本海の青い海が静に横たわっていた。



八重桜の咲く高台からの眺め。眼下に日本海が見える。
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東北ドライブ旅行(4)

2010年05月08日 20時22分52秒 | 国内旅行
4月28日(水)は、天気予報通り全国的に雨だった。
その日は、いよいよ「東北ドライブ旅行」の最終日(4日目)。
4日目で、とうとうはじめての雨となった。
しかし最終日は、山形県の桜の名所2箇所を見物して、自宅に帰るだけだったので、朝はゆっくり8時半出発とした。
7時の朝食後、一休みした後、秋田県のかんぽの宿「横手」を雨の中、スタートした。
横手ICから秋田自動車道、東北自動車道、山形自動車道と土砂降りの中を南下し、山形蔵王ICで降りた。
一般道に入り米沢方面へ向かうころから、空が明るくなり雨が上がってきた。



地図④  4日目のコース:かんぽの宿「横手」→高岡




地図④-a  烏帽子山公園→伊佐沢の久保桜→荒川胎内IC




4日目の日程表



山形県南陽市赤湯の温泉町に着いたときは、曇りから青空さえ覗き始めていた。
どうやら天気だけは、ツキが残っていたようだ。
「烏帽子山公園」の駐車場に車を止めた。
ここは桜がほぼ満開になっており、とても感動した。
烏帽子山公園は、「烏帽子山千本桜」の名称で知られ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、エドヒガンなど千本を超える桜が植えられていた。
さらに「日本さくら名所100選の地」にも認定されていた。


「烏帽子山千本桜」の幟


満開の桜の中を歩いていると大きな鳥居に出くわした。
この鳥居は継ぎ目なしの石の鳥居としては日本一であるとのこと。


烏帽子山八幡宮の大鳥居。人間との比較でその大きさが推測される。



大鳥居の説明看板


続いて、小さな看板に「おとぎ桜」と書かれたエドヒガンサクラの大木に出合った。
桜の木をよく見ると枝にまたがったものが見える?!



「おとぎ桜」と書かれた桜の木


どうやら、「花咲かじいさん」が木にまたがっているのだった。
これは子供たちをおとぎの世界に誘うために、千本桜保存会が花咲かじいさんの人形を寄付し飾ったのだそうだ。



桜の木にまたがった「花咲かじいさん」の人形



桜のトンネルを更に進んでいくと、今度は「二代目滝ザクラ」という看板のついた若い枝垂桜があった。


「二代目滝ザクラ」

つまり、これは福島県の三春で見た「三春滝桜」の二代目であることが分かった。
この烏帽子山公園は、全国各地の有名な桜銘木古木の苗木を集めた「二代目園」でもあった。
「三春滝桜」の二代目の他、金沢市の「菊桜」、山梨県の「神代桜」、岐阜県の「薄墨桜」などの二代目桜にお目にかかれた。



「全国桜名木二代目園」の看板


この後、売店のオバサンに教えてもらった「置賜(おきたま)地方」を一望できる桜の絶景ポイントにのぼり、景観と眺望を満喫した。



「烏帽子山千本桜」と「置賜地方眺望」の絶景ポイント


続いて、一般道を走り、国指定天然記念物「伊佐沢の久保桜」のある長井市へ向かった。





「伊佐沢の久保桜」の看板

樹齢1,200年のエドヒガンザクラ。
高さ13.85m。
坂上田村麻呂と土地の豪族久保氏の娘との伝説が残るとか。
生憎、久保桜は、まだ蕾の状態で下の方が僅かにチラホラ咲きであった。



久保桜の全景




久保桜(1)




久保桜(2)


以上で今回の東北ドライブ旅行における桜見物は全て終了した。

国道113号線を山形県から新潟県に抜け、日本海東北自動車道のスタート地点「荒川胎内IC」から高速自動車道へ入った。
新潟中央JCTを経由して北陸自動車道を走り、4月29日(昭和の日)の午前0時10分ごろ、小杉ICで高速自動車道を降りた。
途中、何度もSAやPAに入り時間調整をした結果、ようやく祝日の高速料金1,000円(平日:6,500円)を達成した。
そして、その日の午前1時ごろ無事帰宅した。(総走行距離:1,957Km)
                
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東北ドライブ旅行(3)

2010年05月05日 11時50分14秒 | 国内旅行
4月27日(火)、朝5時ごろ、かんぽの宿「一関」をスタート。
天気予報では、全国の天気は下り坂に向かっていたが、青森、秋田は晴れ時々曇りだった。
雪化粧の東北の山々を眺めながら、東北自動車道を北へ。




地図③  3日目のコース:かんぽの宿「一関」→かんぽの宿「横手」





3日目の日程表


途中、岩手山が見える「岩手山SA」で簡単な朝食を摂った。



岩手山SAで見た「岩手山」




地図③-a  弘前公園



「大鰐・弘前IC」で、高速自動車道を降り、一般道を弘前へと向かった。
約3時間半のドライブの後、最初の目的地「弘前公園」に到着。
公園の近くの有料駐車場に駐車した(料金:3時間1,000円)。
駐車場のオバサンに貰った「弘前公園案内図」に従って花見を開始。
先ずは直ぐ近くだった「桜のトンネル」入口へ。



弘前公園の「桜のトンネル」


予想通り、桜は固い蕾だった。
公園内を道順に従い本丸へ。
本丸付近は有料区域になっており、券売所で「弘前城・弘前城植物園 共通券」(500円)を購入した。



「弘前城」


弘前城は平成23年に築城400年を迎えるとのこと。
樹齢約120年の「日本最古のソメイヨシノ」や、棟方志功画伯が「御滝桜」と命名したシダレザクラがあるとのこと。
その弘前城天守閣から望む岩木山はまさに絶景であった。
下の写真のように、蕾の状態でこれだから、この桜が咲き乱れたときには想像を絶するだろう。



天守閣からの眺め。「岩木山」の雄大な姿も一望できる


天守閣を降りて、再び園内を散策していたとき、もう一つの絶景ポイントを発見した。
内濠の水面に映る城と石垣と桜と赤い橋(下乗橋)。



内濠の水面に映し出された「弘前城」


この付近から観光客の団体さんが増えてきた。
続いて、「弘前城植物園」へ。
その入口付近に大きな写真の看板が、桜見物客を慰めるかのように立っていた。



「桜はまだです。でもここは満開です。」という大きな写真看板


桜の代わりに、「水芭蕉」や「桃の花」が見ごろだった。



公園内の水芭蕉




桃の花を中心にした「弘前城植物園」


約1時間半で弘前公園・植物園の全周を回り終えた。
再び、東北自動車道を来た道を南下し、次の目的地秋田の角館へ向かった。
東北自動車道は「盛岡IC」までで、その後一般道で角館へ。
約3時間半のドライブで目的地に到着。



地図③-b  角館・武家屋敷→桧木内川堤→かんぽの宿「横手」



角館は、曇り空だった。
ここも桜はまだ蕾だったが観光客で賑わっていた。





「角館の武家屋敷」柳の木のような枝垂桜




武家屋敷から僅かに咲きこぼれていた桜。カメラを構えて若き娘さんのいじらしさ。


よみがえる文化遺産、みちのく小京都、角館の武家屋敷の一つ「石黒家」を見学した。
そしてみちのく三大桜名所とうたわれている「桧木内川堤の桜並木」へ。



桧木内川堤の桜並木入口付近



ここでも、桜は固い蕾の状態でがっかりさせられた。
「2Kmに及ぶ花のトンネルは、そそろ歩く人たちに、北国の短い春を満喫させてくれます。」と言うパンフレットの文字の虚しさだけが残った。



桧木内川堤の桜並木


この観光バスの駐車台数の凄さに、改めて「みちのく三大桜名所」の名前の凄さに感動した。



桧木内川堤駐車場の観光バスの列


桜見物をそこそこにして、一般道を秋田県横手市のかんぽの宿「横手」へ向かった。



小雨にけむるかんぽの宿「横手」
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東北ドライブ旅行(2)

2010年05月03日 09時25分57秒 | 国内旅行
4月26日(月)、東北ドライブ旅行2日目。
この日も寒かったが天候に恵まれた。



地図② 2日目のコース:かんぽの宿「郡山」→かんぽの宿「一関」




地図②-a 北上展勝地→平泉・中尊寺→平泉・毛越寺→かんぽの宿「一関」



2日目の日程表


先ずは、「みちのく三大桜名所」の一つ、岩手県北上市の「北上展勝地」へ。
東北自動車道を北上し、3時間半かかって展勝地第1駐車場へ無事到着。



「北上展勝地」の入口


そこには展勝地レストハウスがあり、露天商が並び、大勢の観光客で賑わっていた。



駐車場付近と展勝地レストハウス付近


レストハウスの直ぐ隣りに目を転ずると、懐かしい「北上夜曲」の碑があった。
昭和30年代に全国の歌声喫茶で歌われた「北上夜曲」。
その詩碑は、作詞・作曲者の直筆によるものらしい。


「北上夜曲」の碑


続いて、桜大路へ。
約2Km続く桜のトンネルは樹齢90年以上のソメイヨシノ。
太い幹と可憐な花は圧倒的な存在感があるとのことだったが、残念ながらまだ蕾の状態だった。
展勝地の由来は、展望の展と景勝地の勝を取って名付けられたようだ。



「桜大路」のスタート地点



「桜大路」の約2Km続く桜並木


4/15~5/5まで「さくらまつり」が開催されており、観光馬車、観光遊覧船、鯉のぼり、夜桜ライトアップなどのイベントがある。
北上川に架かる珊瑚橋の付近でその鯉のぼりの大群に出会った。




鯉のぼり


蕾状態の桜並木を往復し北上展勝地を後にした。
高速道を少しバックし平泉町へ。
そして中尊寺へ向かった。




中尊寺の入口


月見坂を上り、弁慶堂、本堂、薬師堂、讃衡蔵へと進み、拝観券を購入。
目当ての国宝「金色堂」へ。




「金色堂」の覆堂


覆堂でガードされた金色堂。
皆金色の阿弥陀堂は、荘厳の限りが尽くされ、まさに極楽浄土を現世にあらわしているようだった。

続いて、毛越寺(もうつうじ)へ。




毛越寺入口付近




大泉が池(浄土庭園)


この浄土庭園は、平安時代の作庭様式を残す、日本最古の庭園として知られているようだ。

この日の予定を全て終えたので、宿泊地、一関市にあるかんぽの宿「一関」へ。


かんぽの宿「一関」

温泉に入りゆったりした気分で三陸産アワビなど岩手の旬の味を堪能した。
なお、翌日は青森へ向かうため早起きし朝食抜きで出発することになっていた。
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