佐藤直曉の「リーダーの人間行動学」 blog

リーダー育成のための人間行動と人間心理の解説、組織行動に関するトピック

人間分析力はコミュニケーション能力の基本

2011-12-27 10:30:08 | リーダーの人間行動学
こんにちは、リーダーコミュニケーション力強化のための
通信教育を行っている佐藤直曉です。

今日は人間分析法としての感受性分析をご紹介します。

コミュニケーションにおいて、最も重要なのは
相手のニーズを察知することです。

そして、その背後にある相手の行動基準や価値観を
知ることだと思います。

ニーズが察知できるだけでも大きいのですが、
これに加えて行動基準が素速く察知できれば、
それに沿った説得、交渉、折衝が可能になります。

この知識は、想像以上に効果があります。

価値観の違う同士が話すのは、外国語で話しているようなものです。
相手にはチンプンカンプンです。

たとえば、顧客の窓口の相手が合理的な判断を好む場合、
それまでの人間関係はあまり考慮されません。
あくまで、サービスや商品本意ということになります。
営業マンが何度通っても、まず相手にされません。
それどころか、うとまれるだけでしょう。
アメリカでは、こういう傾向が強いといえます。

日本では実績や過去の取引などが重視されます。
もっとも、日本人にも合理的な判断をくだす人もいます。

相手の悩みなどのニーズと、相手の行動基準がわからなければ、
何度訪問しても意味はありません。

相手の行動基準がわかると、相手とのラポールがすごく築きやすくなります。

相手がどのような行動基準をもっている人物かを
察知することは、想像以上に重要なことです。

マネジメント関係の本がのれをほとんど扱わないのは、
どうしたらいいかわからないからです。

重要でないからではなく、重要だと思っても
手段がないと思っていたからです。

感受性分析を学べば、そのような問題が極めて的確に理解されます。

今年は体癖と感受性を解説するセミナーを行いました。

参加者のかたたちからは、

「自分の考え方が他人と違うことがよくわかった」

「自分の個性がだんだんわかってきた」

といったご意見をいただきました。

セミナーの紹介版動画を作成しました。
ごくさわりの部分ですが、ご覧いただければ。

勉強するとなれば、何年もかかります。
それだけ、しっかりした理論だということです。

感受性とリーダーコミュニケーション


簡単な紹介は無料メルマガ7日間にあります(申し込みは右サイドから)。

ただ、セミナーはどうしても東京近郊の方に限られます。
しかも時間をあわせるのもたいへんです。

そこで、来年は動画セミナーを充実させていきたいと思っています。

しかし、最近ダイエットをしているせいなのか、それとも年をとったせいなのか、
顔がしょぼしょぼしていて、とても世間に見せられる顔になっていません。
それが情けないところです

■リーダーのコミュニケーションスキルに関する参考書籍
『リーダー感覚 指導する喜び』(鳥影社)
ほめる訓練から説得の作法、リーダーの条件などについて詳しくまとめています。また、L研リーダースクールでは、実践的な研修を用意しています。
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■感受性、人間分析に関する参考書籍
『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)は、体癖論の感受性理論をベースに、歴史上の人間(探険家スコット、乃木希典、大村益次郎、ショパンとサンド、空海と最澄)の行動分析を通じて、感受性の解説を行っております。営業折衝や対人折衝にとても役立ちます。
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