心配なことが次々と表にでています。先日は活断層の話が出てきましたが、今度は大津波の歴史。
東京新聞4月24日朝刊「こちら特報部」の記事によると、「原発銀座」の若狭湾・天橋立に1300年前の巨大津波伝説があるそうです。
京都府宮津市、日本三景で知られる天橋立を一望する傘松公園の中腹にある「波せき地蔵」。
丹後一宮・籠神社の奥宮とされる真名井神社の境内にあります。
この地蔵には大宝年間(約1300年前)に押し寄せた津波を、ここで切り返したと言う伝説が伝わっています。
地蔵が立つのは天橋立の砂浜から約40メートルの高台。
京都府は震災後に各市町村などに依頼。昨年6月に専門家らが検討した文献調査では、波せき地蔵の伝承と同時期の大宝元(701)年に、丹後地方を襲った地震の記録があることが分かりました。
平安初期に編さんされた「続日本紀」に「己亥丹後国地震三日」とあり、(3月)26日に丹後国で地震が三日続いた、と記述がありました。
江戸時代の「丹後風土記残欠」にも、大宝元年、若狭湾に面した「加佐郡凡海郷は一夜にして蒼海となった」とあります。また、大地震で舞鶴市の沖で島が海中に沈み、現在の二つの小島が残ったとのことです。
舞鶴市の遺跡調査でも液状化現象が確認され、8世紀前半に大規模な地震があったと推定されています。
『岩滝町誌』も「府中真名井神社前に残っている波せき地蔵尊は十丈の大津波をここでせき止めたと-言い伝えられている」と伝える。十丈は30メートルです。
もし次があれば若狭臨海原発銀座の14基の原発もすべて蒼海に沈むことになるのでしょうか。
これまで関西電力は「日本海には大きな津波の発生原因となるプレート境界はないと強調。
敦賀原発の日本原電やもんじゅの日本原子力研究開発機構も「若狭湾周辺で大津波が起こる可能性は低い」と繰り返してきました。
電力会社は、いままで不都合な事実は知らん顔することに終始してきました。
福島事故前はそれで通ってきましたが、これからはそうもいかないでしょう。
どうするつもりでしょうねえ。
若狭湾にも40メートル超の巨大津波があった!?(波せき地蔵)
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