テレビをつけてみると、堀場製作所の創業者、堀場雅夫さんが出演されていました。たまたまテレビをつけたので、最後のほうだけしか見ることができなかったのですが、やはり強烈な個性の持ち主のようです。その堀場さんのコメントから、今日はテーマを選びました。
◆あきらめずに続ける
成功の条件は何かと聞かれて、堀場さんは「あきらめずに成功するまで続けることだ」と言っていました。
「続けていれば、いつかは道が開かれる」のだそうです。
塩漬け株も持っていれば、いつかはいいことがある?
これは冗談。
堀場さんのおっしゃることは間違いないでしょう。継続は力なり。それで、私はこのブログを2年以上も続けていますが、おかげさまで、読んでくださるかたが少しずつ増えてきました。
エンターテインメントにはなりそうも無い話題が多いにもかかわらず、ありがたいことだと思っております。
大事なのは、やっぱり鈍感力ではなく、継続力です!
さて、この継続力はどうしたら得られるか、ですね。これはもう簡単。「努力しなければならないようなことはするな」です。言い換えれば「努力する必要のないことをせよ」ですね。
世間では努力をりっぱなことと思っています。私は、このブログで、そうではないと、散々言ってまいりました。くどいようですが、今日もこれを申しましょう。
誤解があるといけませんので、努力の定義をしておきましょう。努力というのは、〝これは苦手だ、相当がんばらないといけないぞ〟と思うようなことを行うことです。
ですから、努力する必要がない物事とは、〝これはおもしろいな〟と思いながら、ひたすらやっていけることですね。
「俺はこれがダメだから克服しなければ」と思いながらやりますと、なぜうまくいかないか。
拙著「リーダーの暗示学」を読んでおられるかたなら、すぐおわかりのはずです。
そういう状態ですと、努力するたびに、潜在意識に「俺は、これがダメなんだ」という観念を刷り込んでしまうのです。なんのことはない、やればやるほど否定的な観念を強化するのですから、馬鹿みたいでしょ。
こうなると、だんだん辛くなって、そのうち挫折するのは必定ですね。これでは継続力はつきません。
もちろん、努力しているうちに、好きになることもあります。それはそれでいいのですが、それは嫌いなものの中に、「好き」を発見できたからです。これができる人は本当に偉い。実際はなかなかいないでしょう。
いずれにしろ、やっていることに楽しみを感じないと、長くは続かないものです。もちろん、いくら楽しいことがあっても、辛いことがないわけではありません。
私は、2月に1週間ほど、ブログを毎日3本書くことを決めて実行しました。これは、自分の能力をためしたというか、自分の心の枠が限界をつくっているのではないかと思い、自分自身の頭脳というか、能力に挑戦するつもりでやってみたのです。
1週間はできましたが、2週間は無理でしたね。風邪をひいてしまいました。目にきましたね。馬鹿みたい。
今の私の能力では、1日2本が限度であることを思い知らされました。3本書くと、目が完全におかしくなる。朝起きると頭が痛くなってます。もちろん書く内容もみつからなくなるわけで、自分の能力の低さ、それと体力のなさにガックリです。
まあ、人間は時々わざわざ辛いことに挑むということもあるわけです。たとえ辛いことがあっても、根底に何か書きたいとか、書くのがおもしろいとかいうものがあれば、多少ペースを落したり、変えたりしながらも続くと思います。
なんだか、へんな方向に進んできましたが、言いたかったことは、すべてが好きなことだらけのことはありえない、ということです。
「好き」のなかにも「辛い」があり、「辛い」中にも「好き」がある。どちらにしても、「好き」があることが大事です。
今進路に悩んでいる人は自問自答した方がいいでしょうね。
本当に今やっていることが好きなことか、と。嫌いなら、即やめて、好きなことをやったほうがよろしい。
ただし、今は嫌いだと思っていても、たまたま世間や上司から悪い評価を受けたり、実績があがらず、それが辛くて嫌になっている場合もあります。しかし、よくよく考えてみたら、やっぱり好きなんだ、ということも結構ありますね。これがいちばん難しいかもしれません。
こういうときは、どうすべきか。私は、一旦止めて別の道に入るのもいいかもしれないと思っています。あるいは、しばらく中断する。中断するのがいちばんいいかもしれません。
ちょっとお休みを入れるのです。そうすると、またやる気がもりもりわきあがることって結構あるのですよ。
中断するといっても、仕事を本当に辞める必要はないかもしれません。「今、自分は中断しているんだ」と一週間くらい思うだけでもいいのです。そういう精神状態で、何が出てくるか。
そういう精神状態でいると、また仕事の別の面に興味がわいてくるかもしれません。しかし、もっと面白いものがよそに見つかるかもしれません。それならそれでいいでしょう。辞めて新しい道に進むのもよし。
私の経験では、そういうふうにしながら、だんだん自分の本当に好きなものに近づいていくことができると思います。それが凡人です。
天才は、子供のころから自分の好きなものがわかっていて、回り道せずに徹底的に行っている。モーツアルトなんかその典型でしょう。凡人はそうはいかん。ぐるぐる回り道しながら、自分の目指すところに向かうものだと思うんです。
◆あきらめずに続ける
成功の条件は何かと聞かれて、堀場さんは「あきらめずに成功するまで続けることだ」と言っていました。
「続けていれば、いつかは道が開かれる」のだそうです。
塩漬け株も持っていれば、いつかはいいことがある?
これは冗談。
堀場さんのおっしゃることは間違いないでしょう。継続は力なり。それで、私はこのブログを2年以上も続けていますが、おかげさまで、読んでくださるかたが少しずつ増えてきました。
エンターテインメントにはなりそうも無い話題が多いにもかかわらず、ありがたいことだと思っております。
大事なのは、やっぱり鈍感力ではなく、継続力です!
さて、この継続力はどうしたら得られるか、ですね。これはもう簡単。「努力しなければならないようなことはするな」です。言い換えれば「努力する必要のないことをせよ」ですね。
世間では努力をりっぱなことと思っています。私は、このブログで、そうではないと、散々言ってまいりました。くどいようですが、今日もこれを申しましょう。
誤解があるといけませんので、努力の定義をしておきましょう。努力というのは、〝これは苦手だ、相当がんばらないといけないぞ〟と思うようなことを行うことです。
ですから、努力する必要がない物事とは、〝これはおもしろいな〟と思いながら、ひたすらやっていけることですね。
「俺はこれがダメだから克服しなければ」と思いながらやりますと、なぜうまくいかないか。
拙著「リーダーの暗示学」を読んでおられるかたなら、すぐおわかりのはずです。
そういう状態ですと、努力するたびに、潜在意識に「俺は、これがダメなんだ」という観念を刷り込んでしまうのです。なんのことはない、やればやるほど否定的な観念を強化するのですから、馬鹿みたいでしょ。
こうなると、だんだん辛くなって、そのうち挫折するのは必定ですね。これでは継続力はつきません。
もちろん、努力しているうちに、好きになることもあります。それはそれでいいのですが、それは嫌いなものの中に、「好き」を発見できたからです。これができる人は本当に偉い。実際はなかなかいないでしょう。
いずれにしろ、やっていることに楽しみを感じないと、長くは続かないものです。もちろん、いくら楽しいことがあっても、辛いことがないわけではありません。
私は、2月に1週間ほど、ブログを毎日3本書くことを決めて実行しました。これは、自分の能力をためしたというか、自分の心の枠が限界をつくっているのではないかと思い、自分自身の頭脳というか、能力に挑戦するつもりでやってみたのです。
1週間はできましたが、2週間は無理でしたね。風邪をひいてしまいました。目にきましたね。馬鹿みたい。
今の私の能力では、1日2本が限度であることを思い知らされました。3本書くと、目が完全におかしくなる。朝起きると頭が痛くなってます。もちろん書く内容もみつからなくなるわけで、自分の能力の低さ、それと体力のなさにガックリです。
まあ、人間は時々わざわざ辛いことに挑むということもあるわけです。たとえ辛いことがあっても、根底に何か書きたいとか、書くのがおもしろいとかいうものがあれば、多少ペースを落したり、変えたりしながらも続くと思います。
なんだか、へんな方向に進んできましたが、言いたかったことは、すべてが好きなことだらけのことはありえない、ということです。
「好き」のなかにも「辛い」があり、「辛い」中にも「好き」がある。どちらにしても、「好き」があることが大事です。
今進路に悩んでいる人は自問自答した方がいいでしょうね。
本当に今やっていることが好きなことか、と。嫌いなら、即やめて、好きなことをやったほうがよろしい。
ただし、今は嫌いだと思っていても、たまたま世間や上司から悪い評価を受けたり、実績があがらず、それが辛くて嫌になっている場合もあります。しかし、よくよく考えてみたら、やっぱり好きなんだ、ということも結構ありますね。これがいちばん難しいかもしれません。
こういうときは、どうすべきか。私は、一旦止めて別の道に入るのもいいかもしれないと思っています。あるいは、しばらく中断する。中断するのがいちばんいいかもしれません。
ちょっとお休みを入れるのです。そうすると、またやる気がもりもりわきあがることって結構あるのですよ。
中断するといっても、仕事を本当に辞める必要はないかもしれません。「今、自分は中断しているんだ」と一週間くらい思うだけでもいいのです。そういう精神状態で、何が出てくるか。
そういう精神状態でいると、また仕事の別の面に興味がわいてくるかもしれません。しかし、もっと面白いものがよそに見つかるかもしれません。それならそれでいいでしょう。辞めて新しい道に進むのもよし。
私の経験では、そういうふうにしながら、だんだん自分の本当に好きなものに近づいていくことができると思います。それが凡人です。
天才は、子供のころから自分の好きなものがわかっていて、回り道せずに徹底的に行っている。モーツアルトなんかその典型でしょう。凡人はそうはいかん。ぐるぐる回り道しながら、自分の目指すところに向かうものだと思うんです。
「今、皆んなITやバイオやとハイテクハイテクといって
誰もローテクに目もくれへん。ハイテクは皆んなが集まるから競争が熾烈や、
でもローテクの方は空き家や、チャンスや!
しかし誰も行かへん」
と面白い事を仰っていました、面白い人です。
いかにも起業家らしい人ですね。
私はご本を通じてしか存じませんが、面白いかたのようですね。