「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

週末に友人がタイに遊びに行きました。

2005-03-07 23:59:00 | 
週末に友人がタイに行くと連絡がありました。
思い出します。私の初めての海外旅行は、タイへの旅、87年のことでした。
縁があり、90年代に数年間タイで働きました。
色々な人と会い気が付きました。形は変わってもバンコク沈没という現象は健在のようです。タイには日本人の心を惑わせる何かがあるのでしょうか?

読了本
「バンコク楽宮ホテル 谷恒生 徳間文庫」(私は読んでいませんが、続編も出ています)
バックパッカーには懐かしく思い出せることもあるでしょうし、これからの人たちには昔はよかったんだな~と思わせることもあるでしょう。人生には無為に暮らす時間というものが大切に思います。そこから抜け出せない人もいることは事実ですが・・・・・・(「カルカッタ大真珠ホテル」というのもありますが、お時間があればお読みくださいのレベルです)。
ちなみに87年に私が泊まったのは楽宮でなく、今はなきジュライ・ホテルに泊まりました。ここも日本人に有名な安宿でした。

「愉楽の園 宮本輝 文藝春秋」
タイに暮らすこと、考えさせる1冊でした。
ちなみに、宮本輝は「錦繍 新潮文庫」(「海辺の扉 角川書店」)が私の好みではあります。ここ数年の小説は読む気力がおきませんが、たまに魔が差して読むことも・・・・・・、そして、がっかりします。

前川健一、下川裕次の旅行エッセー(色々出ています。本屋に行き見比べて購入しましょう。)も合わせてみると面白いかも知れません。前川健一がパクチー(コリアンダー)が苦手とは本当なのでしょうか?パクチーが苦手でタイ料理を食べるとなると修行みたいなものですね。

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