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「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

昨日読了、「墜落遺体 飯塚訓」

2006-07-03 08:04:29 | その他
先日はマスコミの目で見た墜落事件を物語の中でよみましたが(クラーマーズ・ハイ 横山秀夫 文春文庫)、今回は警察側の遺体確認を担当した著者が記した本を手に取りました。

昨日読了
「墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 飯塚訓 講談社+α文庫」

飛行機事故の遺体についてのすさまじさが文章の中からも読み取れる1冊です。
また、遺体確認に関して尽力した人々の物語でもあります。
考えさせられる本です。

生き残った4人がいつの日かその時を語る日が来るのでしょうか?

本日購入、「墜落遺体 飯塚訓」「となり町戦争 三崎亜記」

2006-06-29 20:32:11 | その他
久しぶりに古本屋により、2冊購入

「墜落遺体 飯塚訓 講談社α文庫」680円+消費税=>5.50シンガポールドル
なんとなく手に取り購入を決めた本

「となり町戦争 三崎亜記 集英社」1400円+消費税=>14.00シンガポールドル
前から読みたいとは思っていた本

海外に住むことになってすっかり本屋で過ごす時間が短くなりました。

昨日読了、「裏のハローワーク 草下シンヤ」

2006-05-21 09:48:37 | その他
早速、購入した本に手をつける。

昨日読了、
「裏のハローワーク 草下シンヤ 彩図社」

なかなか興味深い本です。
気になったのは、臓器ブローカー。
私が住んでいるここシンガポールでも子供の行方不明があります。果たして関与性があるのかどうか・・・・・・。ちょっと気になるところではあります。


本日購入、「ザ・ホテル ジェフリー・ロビンソン」「裏のハローワーク 草下シンヤ」

2006-05-19 21:39:33 | その他
本日、古本屋で2冊購入。

「ザ・ホテル ジェフリー・ロビンソン 文春文庫」
最近、シンガポールのホテル泊まり歩きが趣味になった私です。週末をホテルで過ごすことも増えました。基礎知識として購入。5.80ドル

「裏のハローワーク 草下シンヤ 彩図社」
最近読書疲れなので、そういうときには軽い読み物が一番と考えます。8ドル。

また本が増えてしまいました。

本日読了、「結婚詐欺師 クヒオ大佐」

2006-04-23 18:47:23 | その他
本日はコンドミニアムのプールサイドなどで読書、読んだ本は、

「結婚詐欺師 クヒオ大佐 吉田和正 新風舎文庫」

実在の詐欺師を主人公にした架空の話(小説)。かすかに記憶にある結婚詐欺師(以前に週刊誌で読んだような・・・・・・、彼がクヒオ大佐だったのでしょう)・・・・・・、だまされる人っているのですね。

だます方が悪いのか、だまされる方が馬鹿なのか・・・・・・。

読書に疲れたときの息抜きの読書にちょうどいい程度の本。

著者の文章はところどころ変に硬くていけません。この手の本を読む時の気持ちは辞書を引かなくてはわからない言葉などを求めていないということを考えて欲しいものです。

昨日購入、「結婚詐欺師 クヒオ大佐」

2006-04-23 01:36:59 | その他
ここ最近はシンガポールのごく一部では結婚詐欺の話で盛り上がっています。

そんな私の目に入ってきたのは、

昨日購入
「結婚詐欺師 クヒオ大佐 吉田和正 新風舎文庫」

なんだか面白そうです。

買おうかどうか、迷ったのですが、P161~P192までが逆さに装丁されているのに気が付いた段階で私の心は決まりました。

高島屋SCの紀伊國屋書店にて、19.50シンガポールドル。

本日読了、百鬼園先生言行録 内田百

2006-04-02 10:13:57 | その他
最近読書のスピードが落ちてきています。

本日読了、
「百鬼園先生言行録 内田百 福武文庫」

忘却という 講演要旨 速記 がなかなか薀蓄があり、ん~とうなります。忘れるのは当たり前。忘れた後に残るものが大切。

そういえば、この忘却に書かれている思い出すということで、私が思い出したのは、プルーストの「失われた時を求めて」のマドレーヌによりよみがえってくる記憶。

思い出すという作用も考えると、忘れるということは、素敵なことなのかもしれません。

*福武文庫は旧漢字仮名づかいを新漢字仮名づかいなどに改定。しかし、読めない漢字もちらほら。情けない。何故か旧漢字旧かなづかいなども読める私ではあるのですが・・・・・・。

本日読了、「サイゴンから来た妻と娘 近藤紘一」

2006-01-28 19:30:51 | その他
東南アジアで日本語の本を扱うお店には必ずある(?)と思われる近藤紘一の文庫本。何となく手には取っていたのですが、購入した初めての本を本日読了。

「サイゴンから来た妻と娘 近藤紘一 文春文庫」

サイゴンが陥落したときにその場にいたことで、有名になった新聞記者くらいの認識しかありませんでしたが、本を読むとちょっとごつごつと硬いながらも洒脱で面白いことを実感できます。生きていたら今頃どのような本を書いていたのでしょう。数年前に行ったホーチミンシティ(旧サイゴン)を思い浮かべながら読了。90年代にドイモイ政策のベトナムがバンコクで多く語られていました。絶対権力は絶対に腐敗する必定は避けられないのでしょうね、やはり。

他の本も購入することを決めました。

この本が大宅壮一ノンフィクション賞を取った授賞式があった時、作者は産経新聞の支局長としてバンコクへ駐在(’78年から’83年)。90年代にバンコクにいた時に、作者がいたであろうルンピに公園近くのオフィスに出入りしておりました。産経新聞の記者が近藤さんがここで働いていたんだよな~とつぶやいていたのが記憶に残っています。

余談ですが、マスコミの東南アジアの拠点はバンコクです。

やはり入手済み「マクナマラ回顧録」を読まなければ・・・・・・。

ただ今、2月1日から休暇で行くサムイ島に持っていく本を吟味中です。

「Memories of a Geisha」

2006-01-22 00:45:32 | その他
土曜日、映画Memories of a Geishaを観ました。

入手本未読
「さゆり アーサー・ゴールデン 上・下 文藝春秋社」

本棚にありました原作、これを近々読んでみたいと思っております。

映画自体は、これを観て勘違いする外国人がまたいるのだろうか、と思う程度のでき。その中で、桃井かおりがよかったですね、やはり。

加えて、映像はやはり本を読む想像の域を超えることはできないということでしょうか。もちろんのこと、映像を超える想像を脳みその中で作り出すには雑多な知識が必要なのでしょうが。

ところで映画に出てきた陸軍ジェネラル(将軍)の軍服がたて襟だったので、さゆりが都をどり(?)で踊ったのは昭和13年以前でしょうね。

シンガポールの潮州料理店

2005-12-09 23:14:29 | その他
本日、仕事の絡みで潮州料理店で食事をしました。
そこのオーナーにシンガポールの潮州料理店の現状を尋ねたところ、
色々と話が聞け、最後には本を一冊いただきました。

入手本
新加坡潮州八邑会館の名簿

所謂、潮州出身者の協会紳士録です。

しかし、何に使えばよいのでしょうか?

海外に住むということ

2005-10-18 08:57:57 | その他
海外に住むと読みたい本が手に入りにくいのがつらいところです。新刊は日本の本屋さんで手に入るのですが、割高です。まあ、近年は古本屋もできたりしてそれなりの本は読めるのですが、ちょっと変わった本になるとお手上げです。

しかし、ジョルジョ・シムノンの本を見つけたのは数年前。

入手本未読
「ビセトールの環 シムノン 集英社文庫」

ジョルジョ・シムノンの物語の静けさが好きです。

自分の本棚を見てショックなこと

2005-09-20 09:49:39 | その他
先週まで一時帰国していた折に久しぶりに自分の本棚を眺めました。
よく読んだなという印象とともにショックを受けました。

見沢知廉の本、「天皇ごっこ 新潮文庫」を読んでいたこと(また購入しています)。ああ~と思っていましたら、その数日前に自殺していたのですね。

それ以上にショックだったのは、「アムステルダム イアン・マーキューアン 新潮社」が本棚にあったこと。シンガポールに戻って最近読了したこの本を探したら・・・・・・ありました。

気付かずに同じ本を買うのはよいにしても、読んでも気が付かないとは・・・・・・、トホホ。

帰国時の入手本

2005-09-19 09:50:57 | その他
9月9日から18日まで一時帰国で日本にいました。

購入本
「戦争請負会社 P.W.シンガー NHK出版」
「死影 マイケル・マーシャル ビレッジブックス」=>17日読了
訳のせいか、ひじょう日本語が読みづらいのが難ですが、ストーリーとしては許せる範囲でしょうか?トーマス・ハリスを髣髴させるところもあり。
「エスクァイア日本版 ニューヨーク特集」
「昭和戦後史の死角 保坂正康 朝日文庫」
「私のNHK物語 山川静夫 文春文庫」

実家から持ってきた本(未読)
「知の考古学 M・フーコー 河出書房新社」
「本居宣長 上・下 小林秀雄 新潮文庫」
「プロスタンティズムの倫理と資本主義の精神 マックス・ヴェーバー 岩波文庫」

帰国前に見沢知廉が死去していたことを昨日雑誌で知りました。残念です。

本日読了、「赤報隊の正体 朝日新聞阪神支局襲撃事件 一橋文哉」

2005-08-28 18:05:41 | その他
昭和62年(1987年)5月3日の犯罪、朝日新聞襲撃事件を追ったドキュメンタリー、

本日読了
「赤報隊の正体 朝日新聞阪神支局襲撃事件 一橋文哉 新潮文庫」

本書に書かれているように、裏のお金、そして、利権の流れがこの事件の原因となっているのでしょうか?それともまだ違う理由があるのでしょうか?
殺害された記者に限らず、知らず知らずの内にたどり着いては危険なことに足を踏み入れることがどんな人にもあるように思えます。誰にでも用心が必要なのです、多分。
しかし、同和問題がゆすりたかりの手段になるとは、ある面、関西らしいのでは?

面白いのですが、読後感は正直なところ、今ひとつすっきりはしないような気がします。

昨日購入の2冊

2005-08-24 09:41:36 | その他
昨日、久しぶりに本を購入。

・「赤報隊の正体 朝日新聞阪神支局襲撃事件 一橋文哉 新潮文庫」
未解決の事件を考察する1冊のようです。
・「復讐する神話 松下幸之助の昭和史 立石泰則 文春文庫」
V字回復(本質的なものなのかどうかは別にして)をする前に出版された本。

読みかけの本があるくせにまた寄り道しそうです。

ちなみに最近の眠りに落ちる時の1冊は、シンガポール陥落の話「不吉な黄昏 ノエル・バーバー 中公文庫」、ただ今パーシバル降伏まであと少し。