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「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

1月5日読了、「バクダッド憂囚 吉松安弘」

2008-01-13 18:28:45 | その他
先週の日曜日に読了した1冊、

「バクダッド憂囚 商社マン・獄中の608日 吉松安弘 新潮社」

イラク、フセイン政権、イランとの戦火を交えている時代にプロジェクトの売り込みの為に当地を訪れていた商社マンが汚職の罪を被せられて囚われの身となったノンフィクション。

確か映画「ミッドナイト・エキスクレス」、麻薬の運び屋をし、空港で捕らえられたアメリカ人を主役に作られたものがあった記憶がありますが、この本はふとしたことから駐在で訪れている国で囚われの身となる何とも他人事とは思えないノンフィクションです。

何故ならば、私も90年代のバンコクで手錠をかけられ、連行されかかったことがあるのです。理由はパスポートの不携帯。

日本の常識は世界の非常識とも言われますが、海外で暮らし生計をたてている身、くれぐれも気をつけたいと思います。

9月18日読了、「LOST IN THE CITY 帰ってきたジム・トンプソン」

2007-09-22 12:28:53 | その他
17日に購入した漫画本を18日に読了。

「LOST IN THE CITY 帰ってきたジム・トンプソン Thai Silk Co.,Ltd」

ジム・トンプソンが現在のタイに帰ってきたと言う設定の漫画。
ジム・トンプソンについて知らなかったことを知るにちょうどいい1冊です。

ちょっと勉強になりました。ちなみに私が購入したのは日本語版。

しかし、この会社も創業者をキャラクター化し、売り出すと言う新しい商売にのりだしたのでしょうか。なかなか商魂たくましい会社です。

本日購入、「世田谷一家殺人事件 齊藤寅」「現代アジアの肖像 リー・クアンユー 岩崎育夫」

2007-05-10 20:05:52 | その他
本日、シンガポールの古本屋で購入。

「世田谷一家殺人事件 侵入者たちの告白 齊藤寅 草思社」14.00ドル
「現代アジアの肖像 リー・クアンユー 岩崎育夫 岩波書店」8.50ドル

早速、手に取りたい1冊は「世田谷一家殺人事件」です。
何故、犯人はつかまらないのか?警察は何をしているのか?日本で安全に住む事ができるのか?

昨日読了、「新宿歌舞伎町 新・マフィアの棲む街 吾妻博勝」

2007-05-10 19:57:53 | その他
けっこうこの手の本も手に取ります。

「新宿歌舞伎町 新・マフィアの棲む街 吾妻博勝 文春文庫」

歌舞伎町を舞台に暗躍する中国からの犯罪者達と日本のやくざとの係わり合いを描いたこの本は、先に書かれた本の続編的要素を持ち、その後を書いたものです。

石原知事のもとでの歌舞伎町浄化作戦が中国マフィアを全国に散らばらせたとは皮肉ですが、私自身が記憶にある大分での惨殺事件も書かれていました。

朝鮮系中国人の犯罪、残留孤児2世3世の問題、覚醒剤の密輸ルートに関することなど、読みどころのある1冊です。


さて、安全に暮らせる日本は昔の話になってしまったのでしょうか?


昨日購入、「パルプ」「昭和天皇の思い出」「新宿歌舞伎町 新・マフィアの棲む街」

2007-05-08 08:11:32 | その他
昨日、シンガポールの古本屋で購入は、

「パルプ チャールズ・ブコウスキー 新潮文庫」1.50ドル
「昭和天皇の思い出 真崎秀樹 中公文庫」6.00ドル
「新宿 新・マフィアの棲む街 吾妻博勝 文春文庫」5.00ドル

相変わらず脈略のないラインアップ。この歳になっても乱読は続きます。

本日読了、「二人が睦まじくいるためには 吉野弘」

2007-03-23 08:22:07 | その他
日本で友人からもらった1冊を読了。

「二人が睦まじくいるためには 吉野弘 童話屋」

祝婚歌 そうかと思わせるところがあります。結婚していない人、これからする人、すでにしている人。一度手にとってみてはいかがでしょう。

この1冊をプレゼントしてくれた友よ(何か岡林信康みたいだ)、ありがとう!

1月26日購入「makansutra」 Makansutra(S)Pte Ltd 

2007-01-27 00:26:20 | その他
1月26日購入

「makansutra Makansutra(S)Pte Ltd」

本日、ふとスーパーのレジで見かけたこの1冊。何故か買ってしまいました。13.90シンガポールドルのこの1冊でローカルフードの学習でもしようと考えています。

ローカルフードが写真入で紹介されていてどうも楽しそうです。

題名が笑えていいです、食に気合が入っているシンガポールらしくて。しかしシンガポールの出生率を考えると「カーマスートラ」の方を普及させた方がよいのでは?

12月13日読了、「「事件」を見にゆく 吉岡忍」

2006-12-15 14:47:56 | その他
懐かしい80年代末を思い出しながら読みました。

「「事件」をみにゆく 吉岡忍 文春文庫」

ソ連がまだ健在で、オウムも地下鉄サリン事件を起こしておらず、当然ながらNYCにWTCが聳え立っていたであろう、あの頃。

’87年~’88年にかけて週間文春に書かれたもののまとめがこの1冊です。

懐かしむためにも読んでみては・・・・・・。ところで、20年後の今、ローリング・ストーンズがまだやっているとは当時著者も思ってはいなかったことでしょう。

本日読了、「ヴァージン リチャード・ブランソン」

2006-11-19 19:08:43 | その他
けっこう分厚い本ですので、読み終えるのに数日かかりました。

本日読了
「ヴァージン 僕は世界を変えていく リチャード・ブランソン TBSブリタニカ」

新しい仕事に対する情熱と仲間との共闘と別れ、冒険に対する気持ちと家族、銀行との借入金に関するやりとりとBAとの戦い。

堅苦しくなく色々な内容も含め描かれた半生。
中には若かりし日に日本のホテルで性的マッサージを受けたこともあっけらかんと書かれています。

これから会社を起こそうとする人たちには多少は参考になる1冊かもしれませんし、また会社を立ち上げ奮闘中の人たちにはなるほどと思えることもあるかもしれません。
ただ思えることは運というものも大切な要素であるということを感じます。それはリチャード・ブランソン個人が自ら呼び込んだものであるだろうということは、確かなことなのでしょう。

昨日読了、「大下弘 虹の生涯 辺見じゅん」

2006-11-14 22:16:20 | その他
手に取り読み始めたら、止めれなくなり、あっという間に読んでしまいました。

昨日読了

「大下弘 虹の生涯 辺見じゅん 新潮社」

天才というものはこのようなものなのでしょう。
常人では考えれないほどの、人間関係・女性関係のだらしなさ、光の中の絶頂期とその終末(自殺)。
身近にいない人には輝いて魅力的に見える人が、身近なものたちを苦しめていると言うことなどは、何かしら象徴的なものでもあります。

この単行本に載ってある写真も魅力にあふれる大下弘です。

余談ですが、私のかすかに記憶にある西鉄ライオンズはすでに優勝を狙えるようなチームではありませんでした。

兎にも角にもオススメの1冊です。

昨日読了、「優雅な生活が最高の復讐である カルヴィン・トムキンズ」

2006-07-20 08:06:46 | その他
フィッツジェラルドが「夜はやさし」の主人公のモデルとしたジェラルドとセーラのフランスでの生活などを記した1冊。

昨日読了
「優雅な生活が最高の復讐である カルヴィン・トムキンズ 新潮文庫」

芸術家の人々を魅了した夫婦が、そこにいたときを本人たちから聞き取ったもの。


しかし、立ち読みできる1冊。この定価が514円+税とは・・・・・・。
購入したくなるように関連する人たちの作品をからめた年表でもつけてはどうでしょうか?

本日購入、「五衰の人」「優雅な生活が最高の復讐である」「パルムの僧院(上)(下)」

2006-07-14 22:29:57 | その他
本日は古本屋の近くまで行ったおりに3冊購入。

「五衰の人 三島由紀夫私記 徳岡孝夫 文春文庫」
3.80シンガポールドル(定価476円+税)
知人が曰く、自分を見て欲しいだった三島由紀夫についての本。

「優雅な生活が最高の復讐である カルヴィン・トムキンズ 新潮文庫」
4.30シンガポールドル(定価514円+税)
フィッツジェラルドの名著、夜はやさしのモデルになった人物について

「パルムの僧院 (上)(下) スタンダール 新潮文庫」
上下合わせて3.00シンガポールドル(定価 上438円+税、下514円+税)
年を取ってきたせいか、古典を手に取るようになってきています。

早速、三島由紀夫についての五衰の人を手に取りました。