サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

ずっと残るもの

2018-04-17 07:48:00 | Weblog
昨日 パリに行った時のことを書いたので もう1つパリのお話。




写真がクリニアンクール(蚤の市)の様子。




どうですか!このゴチャゴチャ感!(笑)




海外のフリマは ここしか行ったことがないのでわかりませんが、このなんでもアリの雑多な感じがフリマの醍醐味。




日本の骨董市みたいで、古いものが多かったです。




さすがパリ!な感じのアンティーク調のものや、シャネルやディオールの年代物の服がごっそり売られていて、ここに住みたいと本気で思いました。





その時 夢中で物色しているうちに フランスの60代くらいの男性に肩がぶつかってしまったんです。




つたない英語で謝ると、そのオジさまが 優しく語りかけるように謝ってくれた上に、

「日本語で謝る時はなんと言うのですか?」

英語で聞いてきたのです。




えっ!?と一瞬固まりましたが、「ごめんなさい」と言うのですと お伝えしたところ、オジさまはニッコリ笑いながら

「Gomennasai♡」

とおっしゃるでありませんか!




あまりの紳士ぶりに感動し、ハグして お礼を言いつつお別れしたのですが、このさもない出来事は 今も思い出しては胸がキュンとします。。





パリ旅行経験者の友達に

「パリに行った時 日本人だとわかるとバカにされたことがある」

という(店で無視されたとか、歩いてたら後ろから「バカ」と聞こえたきたなど)ちょっと身構えるような話も事前に聞いていたので なおさらビックリでした。




友達の話もたまたまだと思うし、20年も前の話なので 今は違うと思いますが 

「日本人で一人で歩いてたら おちょくられる」

と思い込み、警戒していた矢先のハートフルな出来事だったので なおさら感激。




パリでの10日間、ルーブル美術館やオペラ座など お決まりの名所はできるだけ廻ったのですが、何が一番よかったかといえば この経験です。




初対面の人に対して、突然の出来事にここまで自分ができるか?と考えると自信がありません。




心の余裕の差ですね。






心から嬉しかった思い出として 今もふと思い出します。









この経験があってからか、わたくしは地元でホステルの場所がわからずにウロウロしている外国の旅行者を見かけると 自分から声をかけるようになりました。




英語できないのに。(爆)




迷ってる方は たいがい大きなリュックを背負いスマホを見て棒立ちになっているので 一発でわかるのです。




元々わたくしは 見た目が派手なのか、歩き方が大股で目立つのか、外国の方に呼び止められることが多いので、それならもう自分から行ってしまえ!と開き直って声かけすることにしました。




声をかけたところで 発する英語(つーか単語)は2〜3語で、場所を上手く説明できないために「ふぉろ〜み〜」とおいっきしジャパニーズイングリッシュしながら ホステルまで一緒に行くだけ。





こっちは黙ってついてきてほしいのですが、そうゆう方は海外旅行に慣れておられるのか めっちゃフレンドリーで

「この当たりに住んでいるのですか?」

「お仕事は何をされているのですか?」

「浅草にはどう行けばいいのですか?」

と笑顔でガンガン話しかけてくださる。(笑)





フランスのオジさまみたいにハートフルな対応をしたいですが、なんせ英語が話せないので ほぼボディランゲージで返しながら 無事ホステルにたどり着く、という感じ。




きっと私に送られた外国の方の心には

「怖い顔で変な動きをしながら案内してくれたオバさん」

として、ずっと記憶に刻まれることでしょう。





、、、いい事したなぁ。(相手はそう思ってない可能性大)







フランスのオジさま、、♡

あの時はすばらしい経験をありがとうございました。





サタンは あなた様を見習って 今日も精進いたします。




コメント
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