サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

バランス

2014-01-21 09:31:59 | Weblog
わたくしの住むマンションは実家からも父の会社からも数分のところにあります。



孫命の父は 以前からほぼ毎日孫の顔を見に来ていました。



通勤の途中や帰りにスッとよれる距離ということもありますが、休みの日でも来ます。(笑)



結婚する前から「孫、孫」とうるさかったので 待望の孫誕生の時には「厳格な父」から「孫命のバカじじい」に豹変。


ご飯をあげたり、遊んであげたり、おむつ替えまでする「スーパー祖父」に変身して、わたくしの母と姉は それはそれはビックリしていました。


「自分の娘」と「孫」での接し方が真逆なので 孫の力ってスゲーなぁ。。と思ったものです。




現在 娘達が成長しても その溺愛ぶりは変わりません。



昔のようにおかしを買ってあげるくらいでは釣れなくなってくた孫に対し、孫の好きな場所に連れて行ったり、本来なら絶対食べたくないであろう料理を一緒に食べたりと 柔軟に対応。




あの頑固オヤジがですよ。(笑)




ママ友達に聞いてみても「ここまで孫に尽くすおじいちゃんはいない」と言われます。




父が育ってきた環境や兄弟関係を思えば 孫に走るのもわかりますが、病気がわかってから その溺愛ぶりに拍車がかかってきました。




1日1回だった「孫の顔見たさ」が2~3回になってきた。(笑)



用がないのに「何か買ってくるか?」「○○ちゃん(孫の名前)花札しよう」と夜でも来るように。





たぶん今のうちに孫となるべくすごしておきたい、病気の恐怖を忘れたいという思いがあるのでしょうね。。







わたくしとしては病気について前向きになり、積極的に治療してほしいというのが願いなのですが、病気が癌なだけに そう簡単な話ではないのでしょう。




もし父が会社経営をしておらず、年金だけのぼんやりした生活だったら もっと精神的に追い込まれていたのではないかと思います。



会社のことや孫のことを考えることで 父なりに気持ちのバランスをとっているのでは。





これが最善だとは思えないけど、父のペースでやっていくほかありません。



孫の言う事しか聞かないし。(笑)





花札をしている時の父と娘は とても楽しそうです。






ずっとこのまま楽しい時間が続いてほしいです。