望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

イラクサ部屋

2022-10-05 15:34:09 | 思いダイヤル

イラクサ蔓延る部屋

イラクサ部屋

イラクサ蔓延った日常部屋を行き戻り
こんにちは イキイキ山河にありて幾年歳
誰かさんよ 声を掛けたい
あんた誰かさん違うのか
次から次 玉水を蓄えたイラクサ部屋
話し掛けたい言葉でつまづく
おーい猫 こっちこい子
路地を横切ってふてぶてしく走り出すどら猫
あーあ 行ってしまうか

蔓延るイラクサ部屋から冬へ潜り込んで行く
山を駆け上ってまだまだ霧中
河幅を満面にして水粒の記憶は玉水でさらり
あした地下水に還ろうと大地を示す普遍水蒸気















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