望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

冬月に輝かん

2020-12-02 12:44:56 | 燦々創成期

冬月に輝かん

月夜に凍える心境 
肌は森に生えて無垢なシワ
冬空を月を寒い心境 
雪雲を肌に月はたおやか
霜降りる稲株に白い艶色の三日月にあり

鋸山の旅路にありて心境
寒風の隙間にビニールは尾を垂れる ハウスに温もりて月見草に肖ろう
荒涼と寂寞 師走の満月に温もる根なし草

月色はたおやか 光沢のカーテンをおろして照る 
我は寂寥をなだめ透かされて福寿草に輝かん