お坊さん、住職、僧侶・・・・・・
どう呼んだらいいのか解らないので、今日はお坊さんと呼びましょう。
実母の一周忌でした。
お葬式は大雨、四十九日は嵐、そして今日の一周忌は酷暑。
(弟家族の仕事の都合で夏休み中にしたいらしいのです)
お寺のお坊さん、なかなかのやり手です。
敷地に幼稚園を開いて運営をしているとか。
お寺はどんどん部屋を増築していったらしく
廊下があっちに曲がりこっちに折れ、段差があったりの長い廊下を歩いて
やっと本堂にたどり着きます。
本堂の天井には美しい絵が。
あまりに奇麗なのでスマホで写真を撮っていると
「この絵は2人の洋画家と1人の日本画家、計3人が27枚ずつ描いて
2年間かかりました」と説明してくれました。
「平成に残したいと思って!」と。
暑い中お墓に行くと、狭い墓地は新しいお墓で埋まっていてビックリしました。
お坊さん、やり手だけでなく、話上手です。
30年近く前、父の法要の時は娘も息子も子供でした。
「人は亡くなると天に上りますが、仏になれるかどうかのテストがあります。
おじいさんは今テストを受けて頑張っているところなんですよ」とか
「塔婆は生きている人から天国に行った人へのラブレターなんです」と。
子供たちは澄み切った心で熱心に耳を傾けていました。
帰りは近くで会食。
久しぶりにみんなと顔を合わせて食事をして
なんだか楽しい一日でした。