これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

ぐっすり眠る幸せ♪

2018年08月23日 23時29分16秒 | エッセイ
 今年の夏旅行は、島根と鳥取である。
 8月20日に出発し、今日の夜に帰ってきた。食べ過ぎと連日の日焼けで、少々グロッキーだ。
 でも、明日は仕事。いつまでも遊んではいられない。
 さて、観光地のネタは次回以降に回して、今回は「Sleep Meister」というスマホアプリと安眠枕についてご紹介したい。
 娘にスマホアプリをダウンロードしてもらったのは何カ月も前のことだが、心のゆとりがなくて、一度もトライしたことがなかった。でも、旅行中なら話は別だ。家事も仕事もないから「ちょっと試してみるかな」という気持ちになる。
「機内モードにして、充電するついでに枕元に置くんだよ」
「これでいいの?」
「そうそう」
 このアプリでは、睡眠時間や眠りの深さなどを測定できるらしい。娘に使い方を教わり、正しい位置にセットした。その日の起床時刻は午前3時15分。さすがに22時を回ると、眠くて眠くて仕方なかった。
「ぐー」
 測定したグラフがこれだ。



 枕が変わった割には、ぐっすり眠っていたようだ。
「へー、こんなグラフになるんだね」
 ヘルスチェックにも睡眠時間が記録され、健康オタクとしては俄然、興味をそそられた。これは続けなければ。
 翌日は、8時半から18時半まで重いバッグを持って出かけたせいか、肩が重い。こういうときは中途覚醒することが多く、熟睡できないようだ。ホテルの枕で大丈夫だろうか。
「そうだ、肩がこりやすい人に効く枕がネットに出ていたっけ」
 作り方は簡単。バスタオルをロールケーキのように丸めるだけである。



 これを首の後ろに固定して目を閉じると、あーらら不思議不思議、明け方に一度起きてしまったけれど、かなりよく眠れた。



「なにこれ、深すぎでしょ。殺意だね」
 娘が私のグラフを見て、呆れたような声を出した。睡眠時間が長いせいか、彼女の眠りは浅く、曲線がちょっと上にシフトしている。夜中に何度も目が覚めて、寝た気がしない日もあると聞くから気の毒だ。
 その翌日は、島根から鳥取に移動する日で、16時には宿に着いてのんびりできた。特急の中でぐっすり寝たせいもあり、睡眠の質が落ちるのではと予想したのだが、バスタオル枕を使えばこの通り。



「よく寝た~」
「キイイ」
 娘は、またもや熟睡できなかったらしい。
 ちょうど自宅に帰ってきたので、ミッキーマウスのバスタオルで、ロールケーキ枕を作ってやった。
 明日はどんなグラフができるか楽しみだ。
 では、おやすみなさい。


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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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コメント (13)
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