明治粉ミルクへのセシウム混入で昨日からマスコミ、店頭では混乱とその対応で混乱が発生しています。東京電力、政府は本当に弱い人々、電力業界とは関係ない産業、企業にこれだけ多くの被害、損失を与えることをどう考えているのでしょうか。東北地方の稲わら、堆肥にも2011年3月12日から4月上旬に降り積もったセシウム、放射性物質が放射能汚染を拡散させました。その汚染で農家、関連産業、自治体は対策に追われています。汚染稲わらの保管場所でも苦労をしています。こんなことをしてまで原子力発電所を稼動させることは意味があるかが問われています。国会での「のんきな政府答弁・対応」を聞いていて感じることは「俺たちが決めるんだ」という意識、意思は伝わりますが、その結果、結末に対して最後まで責任を持って、現地の立場に立って、すばやく解決をするんだという姿勢が全く感じられません。
汚染稲わら一時保管 入釜沢が候補 県、10日住民説明
福島第1原発の事故で放射能に汚染された稲わらを畜産農家が保管している問題で、宮城県が栗原市分の一時保管場所の候補地を鶯沢南郷の「入釜沢捨て石鉱さい堆積場」としたことが6日、分かった。県栗原地域事務所は地元区長らに対し、10日夜に地元で住民説明会を開くことを伝えた。県は一時保管の期間を「3年以内」と示す方針。
県などによると、入釜沢堆積場(約23ヘクタール)は細倉金属鉱業(栗原市鶯沢)の所有で、岩石から鉱物を除いた後に残った鉱さいの集積は既に終えている。ここに、密閉式耐雪パイプハウス13棟を建設する。
ハウス内は遮水シートを敷き、結露や雨水は沈殿池などで放射性物質などを除去し、放射性物質を外部には出さない対策を施す。定期的に空間放射線量を測定し住民にも立ち会ってもらう。
説明会は午後7時、細倉体育館で行われる。鶯沢地区と隣接する一迫地区の一部、学校関係者らが対象。村井嘉浩知事が出席し、一時保管の期間を3年以内と約束するとみられる。汚染稲わらを抱える畜産農家や農協幹部も出席し、窮状への理解を求める。
栗原市内の汚染稲わらは、県内で登米市に次いで多い907トン。緊急避難として、稲わらを厳重にラッピングする作業を実施中で約7割を終えた。
県はこれまで、栗原市栗駒の市営深山牧場を候補地に選んだが、地元住民の反対に遭い断念した。
汚染稲わら一時保管 入釜沢が候補 県、10日住民説明
福島第1原発の事故で放射能に汚染された稲わらを畜産農家が保管している問題で、宮城県が栗原市分の一時保管場所の候補地を鶯沢南郷の「入釜沢捨て石鉱さい堆積場」としたことが6日、分かった。県栗原地域事務所は地元区長らに対し、10日夜に地元で住民説明会を開くことを伝えた。県は一時保管の期間を「3年以内」と示す方針。
県などによると、入釜沢堆積場(約23ヘクタール)は細倉金属鉱業(栗原市鶯沢)の所有で、岩石から鉱物を除いた後に残った鉱さいの集積は既に終えている。ここに、密閉式耐雪パイプハウス13棟を建設する。
ハウス内は遮水シートを敷き、結露や雨水は沈殿池などで放射性物質などを除去し、放射性物質を外部には出さない対策を施す。定期的に空間放射線量を測定し住民にも立ち会ってもらう。
説明会は午後7時、細倉体育館で行われる。鶯沢地区と隣接する一迫地区の一部、学校関係者らが対象。村井嘉浩知事が出席し、一時保管の期間を3年以内と約束するとみられる。汚染稲わらを抱える畜産農家や農協幹部も出席し、窮状への理解を求める。
栗原市内の汚染稲わらは、県内で登米市に次いで多い907トン。緊急避難として、稲わらを厳重にラッピングする作業を実施中で約7割を終えた。
県はこれまで、栗原市栗駒の市営深山牧場を候補地に選んだが、地元住民の反対に遭い断念した。