“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

やはり玄葉外相が

2011年09月25日 10時07分36秒 | 蜂助の呟き
 以前、今の内閣が成立する時に、鉢呂、玄葉、安住が問題発言をすると予想しましたが、2人目が実現しました。



 日韓外相会談で玄葉氏「慰安婦問題、解決済み」
読売新聞 9月25日(日)0時42分配信

 【ニューヨーク=中島健太郎】玄葉外相は24日午前(日本時間同日深夜)、ニューヨーク市内のホテルで韓国の金星煥(キムソンファン)外交通商相と初めて会談した。

 金氏が、いわゆる従軍慰安婦問題を巡り元慰安婦の賠償請求権問題を取り上げたのに対し、玄葉氏は「1965年の日韓請求権協定で解決済みだ」とした上で、「この問題が日韓関係全般に悪影響を及ぼすことがないようにするべきだ」と述べた。


 国際問題となるでしょう。これで玄葉氏が辞任する事態にはならないと思いますが、かなり痛いボディーブローとなりました。

冷たい と福島民報

2011年09月25日 09時28分21秒 | 蜂助の呟き
 おはようございます。蜂助です。今日も東京電力の賠償の話です。

 福島民報の9月24日朝刊の一面トップは「冷たい」と大きな見出しを付けています。何の話かというと、福島第一原発の被災者の賠償請求の様式のことです。

  
これが請求書類です。厚いこと厚いこと。

  
昨日160ページと書きましたが、間違えで156ページです。

  

  

 この資料の他に、何種類もの付属資料があります。

 これらの現物は、飯舘村から避難している友人宅で見せてもらったものです。

 福島民報の記事の中では「お金を払ってでも(誰かに)書いて欲しい」「長い避難生活で転々としてきたため、領収書は持っていない」などの切実な声が報道されています。私の予想を同じように「請求金額を少なくするため」のような記述もありました。

 全国でこのような作業を得意としているボランティアが出来ないものでしょうか。

 それにしても、東電はひどい仕打ちをしています。さらにこの元になっているものは国が作っているようなので、政府の非情なやり方は非難されて当然です。

原発事故調査

2011年09月25日 08時03分06秒 | 臼蔵の呟き
今朝の新聞で事故調査委員会に外国の専門家を入れると報道されています。3.11事故後、半年が過ぎ事故原因は全く明らかになっていません。国民、県民、地域への情報開示も全くされていません。新聞でも情報開示がされていないと報じています。政府、事故調査委員会もどちらを向いているかが問われています。
原発を再稼動するための調査なのかと疑問になるような経過です。安全な原発などはありえなく、少なくても地震、津波との関係で事故内容、原因を明らかにすべきです。電力業界との関係も問題となるはずです。事故原因が電力業界、原子力村グループ、産業界、保安院などに都合が悪いことは隠蔽する可能性もあります。その意味でも調査経過、何を調査しているかなどの情報開示をすべきです。
また、海外の科学者、専門家にも情報開示する事はよいことです。今回の事故原因を明らかにする事はとても大切です。業界というよりは、各国国民が原発稼動の判断、賛否を考える上でも重要な判断材料を与えることとなります。そのことが再生可能エレルギー開発、促進への力にもなることを期待したいと思います。

日本海岸の鶴岡→新潟の国道7号線を走って感じたこと。海面近くの国道、鉄道、住宅が延々と続いています。三陸海岸とは地形が違いますが、津波被害に関する備えはあるのだろうかと考えてしまいました。すぐ横に比較的高い山があります。高齢者は登ることが出来るのだろうかと考えてしまいました。地震、津波への備えを今の内に考えるべきと感じました。被害にあってからでは遅いと思います。