小学生の幼い頃、会津若松へ行った。
なにせ、やっと物心のついた矢先の幼童の頃なので、いろいろと歴史的遺産を廻ったが、なんのことやらとんと見当がつかなかった。
飯盛山に行った。
会津の白虎隊の所縁の地である。
ここで白虎隊の解説の絵本を買った。
ここで白虎隊が自刃したこと、会津武士の子弟の教育はならぬものはならぬ、で教えられてきたこと、などが書いてあった。
「ならぬものはならぬ」は良い。
人間、自由主義に染まると、なんでも有りの世界に没入するが、しかしア・プリオリに禁ずべきものは禁じないと社会が持たない。
保守的な考えのようだが、現実問題の社会運営という観点から見た場合、必要なことである。
会津は夏休みに行ったのだが、暑かった。
今、復興の途上にあって、どのような状況であろうか?
是非、会津っぽ精神で、立ち上がってもらいたい。
今日、かーたんのMRIの結果を聞きに東京医療センターまで行ってきた。
結果は卵巣に腫瘍があり、極めて悪性の可能性が高いとのこと。
予定としては、2か月ほどで開腹手術をして卵巣と子宮を摘出する可能性があるとのこと。
かーたんの癌の手術はこれで3回目だが、確かに気が重い。
よき結果を待つのみである。
日盛りの通り過ぎたる自転車や 素閑
日盛りや建築現場昼休み 素閑
日盛りや海松散る砂地漁夫の家 素閑
年寄りの日盛りの会練羊羹 素閑
日の盛りもやえる舟の人の無し 素閑
日盛りや音無くペンキ塗られたり 素閑
大廊下日盛りの石庭眺めたり 素閑
森閑のコンクリの壁日盛りや 素閑
祈りもて浄きにまみゆ日盛りや 素閑
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