『ムッティス・クーヘン』のフラウがウィーンから帰国して早速、営業を再開した。
そこで土産話とともに、新鮮な現地仕込みのお菓子を食べさせてもらおうということで代沢十字路の『ムッティス・クーヘン』に出かけた。
フラウはウィーンで製菓のセミナーに参加するための渡墺だとか。多忙なセミナーの合間を縫って本場のお菓子を食べまくってきたという。
しかし、いかんせん本場物のサイズ、食事の量と合わせてとても食べきれないよね、と我々の体験も重ねて笑い合う。
今日の目玉は本場、サッハー・ホテルの『サッハー・トアテ(ザッハー・トルテ』。
なぜ『サッハー・トアテ』などと胡散臭い言い方をするのかというと、オーストリアのドイツ語は語頭のSを濁らないで発音するのと、Rをフランス語のように鼻濁音で発音するので、ちょっと気取ってみた次第。
『アルトマン&キューネ』のチョコボンボンなどもいただき満足満足。
家に帰って頂いてみると、確かに本場の味。
アプリコット・ジャムとチョコ・コーティングの取り合わせが何とも言えない。
大変結構なお味でした。
維納なる都の土産処暑の日に 素閑