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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

作戦会議

2016-11-03 14:25:58 | グルメ

三茶に出た。
今晩のおかずの買い物である。
かーたんとである。
今度の日曜日に教会の臨時総会がある。
教会役員の補欠選挙もある。
先のエントリーでも申し上げたが、当教会はカルトのターゲットになっている。
役員の半数以上は、牧師も含めて親カルト派である。正直、キチガイ沙汰である。
その対策として、かーたんと策を練るために『きゃんどる』へ入って、ランチをしながら会議をすることになった。
ランチは美味かった。
策は功を奏するか?
不安ではあるが、神にすべてを委ねるしかない。
初冬の街に出て行った。

文化の日煮物の加減も濃い味に   素閑 


三軒茶屋『安曇野』で美味しい夕飯

2016-10-10 22:00:39 | グルメ

土曜日に28回目の結婚記念日を済ませたが、本当は本日10月10日が実際の我が夫婦の結婚記念日。
そこで、今日も、なんかのお祝いをしなきゃねえ、などとかーたんと話していた。
かーたんは昼間、ちょっとした会合。
そこで晩に三茶で待ち合わせて、この前来た、美味しいお蕎麦屋さん、『安曇野』で夕食を取ることになった。
7時前にオカブは野暮用を済ませかーたんと合流。
おもむろにご入店。一番奥の通りを見下ろす窓側のテーブルに案内される。「特等席が当たったね」などとかーたんと喜び合う。
まずは飲み物。オカブは銘酒「亀泉」。かーたんはお茶。
アテに板ワサと磯部揚げ巻。
亀泉は辛くもなくかといって甘すぎもせず、蕎麦との相性がこの上なく良い。
また板ワサは絶品。出来合いでお座なりの蒲鉾ではなく、よく吟味された品だ。
また磯部揚げ巻は海老を蕎麦でくるんで海苔で巻いて揚げたもの。これも絶品。かーたんがいたくお気に入り。
つまみが美味いので酒が進む。次に銘酒「月久」。これは少し辛口。至極上品な味。
かーたんは最初から蕎麦。上天蒸篭。この天麩羅の豪華さには驚かされる。
つまみの足りなくなったオカブは海老の尻尾を貰う。
オカブは再び「亀泉」を取って、締めの田舎蕎麦。
この前、普通の蒸篭だったので、今日は田舎蕎麦に挑戦してみようと思う。
この蕎麦は、饂飩のように太くて腰が強い。そして蕎麦の二番粉の香りがプンプンする。
実に美味い。
オカブは蒸篭を食う時は、どうしても酒が欠かせず、蕎麦を肴に酒を飲むことになる。この時「亀泉」は絶品。
だから蕎麦は「締め」というよりも、酒の延長になる。
かーたんとも十分語り合って、9時前に店を出る。
満足満足。

酒舐めつ夜長を妻とものがたり   素閑

 


かーたんとの結婚記念日@『シェ松尾青山サロン』

2016-10-08 23:19:07 | グルメ

かーたんとの28回目の結婚記念日は今年の10月10日である。
しかし、諸般の都合で、2日前の10月8日土曜日に祝いをやってしまおうという計画になった。
会場は、『シェ松尾青山サロン』。オカブが探してきた。初めてのレストランである。
ホームページを見て決めた。ホームページ限定コース、お二人様でシャンパーニュ1本付き一人15,000円のムニュというのを予約した。
なんか高級フレンチは久しぶりなので、昼過ぎからウキウキ。
予約は18:00だが、早めの16:00に家を出る。かーたんへのプレゼントを探そうという予定である。
渋谷には16:00ちょっと過ぎについてしまった。渋地下のアクセサリ屋さんを物色して、目星を付けて、時間があるので,宇田川町のスワロフスキーを冷やかしに行くが、溜息ばかり出てしまう。
結局、渋地下でピアス2個お買い上げで、 でもまだ1時間あまり時間がある。レストランまでは歩いて10分もあれば着いてしまうので、電話してウェイティング・バーで開店まで待たせてもらう訳にはいかないかと問い合わせる。OKということだったので、5時10分過ぎにご入店。
成程、エレガントなインテリア。バーに案内される。かーたんは葡萄ジュース、オカブはハイボール。ウェイターさんに、お上りさんなので、とんでもない無作法を仕るかもしれないがそこは勘弁してくれ、と予め断っておく。
開店となり、お席に案内される。一番奥の、スタインウェイ製アンティークピアノの前だ。
早速、シャンパンのサービス。シャンパーニュは『モントードン』。サンテミリオンのものだ。
ここでムニュのキャルトを記しておこう。

           アミューズ・グール(生ハムとエスカルゴとキッシュがあったような気がする)
               スコットランド産のサーモンのマリネ、カラスミのソース
              フォアグラのステーキ、果実のソース、グランマニエ風味
                  茸のフラン(茶碗蒸し)と、そのエキス
          数種のスパイスをまとった白身魚のポワレ、セップ茸添え、オマールのブイヨン
                     お口直しのグラニテ
                 (そして三種から選べるヴィアンドゥ)
              かーたんは・・・牛フィレのポワレ、プリンスオルロフ風
               オカブは・・・仔羊の衣付け焼き、プロヴァンス風
                   デザートヴァリエーション
                    プティフールと珈琲
料理は、頬っぺたが落ちるようだった。素晴らしい!の一言。またパンももちろん自家製で、これが絶品。
ソースを掬うと称して、何回もお代わりした。 
また、ムニュの中では2皿からなる前菜が上品なアレンジで、素敵な味わい。
ポワソンもヴィアンドゥも火の通し加減が絶妙で、ソースも大変結構。素晴しい食事だった。
食卓での会話は、所帯染みたことをしみじみ語り合って、来し方を振り返りたかったのだが、おセレブな周りの客を慮って、オペラやオペラ歌手の話、ウィーン旅行の想い出、パリの三ツ星レストランの蘊蓄などを語った。もっとくだけて、心の底からかーたんと打ち解けたかったのだが。
しかし、かーたんも、よくここまで連れ添ってくれたものだ。
そして、かーたんが癌で手術・療養の間、祈り、励ましてくださった全ての方々にお礼申し上げます。
療養はまだまだ続きますが、お蔭様で、素晴らしい記念日を過ごすことが出来ました。
皆さんありがとう。そしてかーたん、ありがとう。そして素晴しいお料理にも感謝。特に、洗練されたサーヴィスと心遣いをなさってくださった給仕長のK山さんに特別の感謝。

野分去り明けて我らの結婚の日   素閑

 

   

             

 

 

 


三軒茶屋『安曇野』で蕎麦を食う。

2016-09-24 14:55:39 | グルメ

今日、土曜日も雨。
なにか身体に黴が生えてきそうな一週間だった。
かーたんは洗濯物が干せないとぼやくことしきり。
気分直しに三茶へお使いを兼ねて出かけてみることにする。
その前に、まずは腹ごしらえ。いつも行く『きゃんどる』ばかりでは芸が無いので、毎度、前を通りかかっていて気になってはいるが、「高くて量が少ない」という評判を聞いて、敬遠していた蕎麦屋さん『安曇野』へ入ってみる。
丁度、昼食時で、店内は混んでいて、始め座敷に通されたが、テーブルが空いたというので移動。
メニューを見渡す。オカブは迷わず蒸篭二枚。780円×2。かーたんは天蒸篭、1760円。
もちろんお酒もつけましたよ。高知の銘酒『亀泉』。750円。
お酒は麹の香りがたまらず、この店の酒選びへのこだわりが感じられる。
蕎麦は、藪風の田舎蕎麦。安曇野という看板を掲げているだけに、江戸前の更科風は出しにくいのであろう。
したがって、二番粉を使ったポロポロとした食感のもの。同じ通りに店を構える『武屋』とは対照的。しかし、それだけに生蕎麦の旨みが伝わってくる。
お酒には『蕎麦かりんとう』の先付もついてくる。
食べてみて、間違いなく、この店は「値段もリーズナブルで、美味い」と実感した。サービスも非常に気持ちがいい。
また来よう。そして今度は気になっていた「田舎そば」に挑戦してみることにしよう。

子は勤め長雨の中家を出る   素閑 


下北沢『かつ良』で夕飯。

2016-09-19 18:45:19 | グルメ

今日はエルさんはイベント(コミケ?)、かーたんは母校の学院祭でお留守。
そこで夕飯は独り寂しく・・・・いやユウガに、トンカツを食いに行く。 
毎度、お馴染みの下北沢の『かつ良』だ。
台風が近づく雨のそぼ降る中、下北沢へ傘をさして向かう。
6時前、客はまだ一人しかいない。
二人掛けのテーブル席に案内されて、まずは冷たい生ビール、大ジョッキで。
次に取ったのが特上ロースかつ定食。
この店は、韓国で言う所謂、ミッパンジャンというか、漬物の盛り合わせが、酒をオーダーする・しないに関わらず出てくる。この漬物を齧り、ビールをやりながら、カツが揚がるのを待つ。
この店の大ジョッキは、サイズが大きく安いことは特筆すべきであろう。
特上定食には季節の小鉢が付く。今日は、厚揚げとシメジの煮たものだ。これも貴重なおつまみ。
カツが出来上がった。
熱々をソースをかけず、辛子だけで食うのがオカブ流だ。
上質の肉のジューシーな旨みがカラッと揚がった衣に包まれて極上の美味。
御飯もお代わりして、お腹がパンパンになったところで店を出る。
定食にビール大生二杯で4180円。決して高いとは思わない。
外は激しい雨が降っていた。

秋雨の街を行きかう人それぞれ   素閑 


スカイ・キャロットでランチ

2016-09-09 17:24:51 | グルメ

またか、という向きもあろうが、三茶のキャロット・タワー26階の『スカイ・キャロット』で昔の同僚とランチを摂った。
ここのレストランは交通至便なのと、26階からの眺望が高級感を出しているので、多少お値段と料理の質が釣り合っていないようにも思われるが、チョットした会食・おもてなしに手頃だ。 
お相手はステーキを、オカブはセップ茸とトマトのスパゲッティを。
どちらもサラダ・バーが付く。このサラダ・バーはお得感を醸し出している。
ビールを飲む。これは円滑な会話に欠かせない。あと、暑いので飲みたいという方が正解だなあ。
お互いの近況などを話し合って、2時間がアッと過ぎた。
まあ、彼も世知辛い世の中の中で頑張っている。
かつての仲間の中では成功したほうだ。
こちらは、さてさて、これからどう生きていくかと、悩み尽きないがケセラセラ。
そのうちなんとかなるだろうw

羊雲久しき友と仰げるや   素閑 


本場の『サッハー・トアテ(ザッハー・トルテ)』を食う。

2016-08-20 15:54:34 | グルメ

『ムッティス・クーヘン』のフラウがウィーンから帰国して早速、営業を再開した。
そこで土産話とともに、新鮮な現地仕込みのお菓子を食べさせてもらおうということで代沢十字路の『ムッティス・クーヘン』に出かけた。
フラウはウィーンで製菓のセミナーに参加するための渡墺だとか。多忙なセミナーの合間を縫って本場のお菓子を食べまくってきたという。
しかし、いかんせん本場物のサイズ、食事の量と合わせてとても食べきれないよね、と我々の体験も重ねて笑い合う。
今日の目玉は本場、サッハー・ホテルの『サッハー・トアテ(ザッハー・トルテ』。
なぜ『サッハー・トアテ』などと胡散臭い言い方をするのかというと、オーストリアのドイツ語は語頭のSを濁らないで発音するのと、Rをフランス語のように鼻濁音で発音するので、ちょっと気取ってみた次第。
『アルトマン&キューネ』のチョコボンボンなどもいただき満足満足。
家に帰って頂いてみると、確かに本場の味。
アプリコット・ジャムとチョコ・コーティングの取り合わせが何とも言えない。
大変結構なお味でした。

維納なる都の土産処暑の日に   素閑


 


かーたんと都立大学のフレンチ『シェ・ソーマ』に行ってきた。

2016-07-25 18:18:37 | グルメ

今年の夏休みは、かーたんが重病に罹ったこともあり、入院中の仕事の穴埋めをしなければならないので飛び石的に変則でとることになった。
オカブとしても、今年のスケジュールとしてはその方がありがたい。
そこで火曜日だが、丁度二人の休みが重なったので、どこかに行こうか?ということに相成った。
短い休みなので、そこそこ金を使ってもいいことにした。
さて、どこに行くかだが、色々プランを検討して、吉祥寺に行き、かーたんが服の物色をしている間、オカブは伊勢屋で立呑みしているというアイディアも出た。これは買う服の値段にもよるが基本エコノミーである。吉祥寺のブティックの格など所詮知れている。
しかし、かーたんは不満そう。そりゃ、服だけ見るなんて詰まらんだろう。
そこで、かーたんから自由が丘のフレンチでランチという提案が出た。
そこで『サン・マキアージュ』に電話してみると、火曜定休とだそうな。さらに行きつけの『シェ・ソーマ』 は都立大学に引っ越したという。まあ、都立大学なら、三茶から田園調布行きのバスで『東山交番前』で降りて歩いてもそう遠くない。『シェ・ソーマ』にすることにして予約する。行きつけといっても都立大学の店に行くのは初めてだ。
1時前にご入店。いつもの相馬氏が迎えてくれる。
窓際の席に通されて、まずは料理。
『シェフのお任せコース』3,500円ちゅーのにする。
ドリンクはスパークリングのロゼ。フルボトルである。かーたんは飲まないので、相馬氏はこのフルボトルというのに驚いていた。
「いけませんかねえ?」という顔をすると相馬氏は破顔一笑。めでたく呑兵衛の願いがかなった。
アミューズはレバーのパテ。まあ、こんなもんだろう。
アントレはたらば蟹のムース。これは美味い。
ポワソンは鯛のポワレ。魚の火の通し加減はどこのフレンチでもそうだが絶妙。
お口直しにミントのグラニテ。これが意外と美味かった。
ヴィアンドは和牛のステーキ。オカブにとっては柔らかくてほっぺたが落ちそうだったが、肉に口が奢っているかーたんにとっては、肉の味の深みが足りないという。
デセールはグラースとムースの盛り合わせ。これはこの手のフレンチではよく出る代物。苦いエスプレッソで締めくくる。
なんだかんだの二時間ほどの食事で、支払いは10,150円。これを高いとみるか安いとみるか・・・・
相馬氏に送られて店を出る。
ところで、この店、平日だから当然と言えるが夕飯の買い物のついでに寄ったと言わんばかりの主婦や、これまた主婦同士のおしゃべりの集まりに利用されているようだ。
オカブたちのように予約して構えてくるような客は、平日のランチでは稀な方と見た。
雨のぱらつく中、自由が丘に出て、一応かーたんの服の物色。 適当なものが見当たらず、結局、駅前の『エクシオール・カフェ』でおしゃべり。
バスで三茶まで。結局、吉祥寺や自由が丘のブティックで買うはずの服は、三茶の『しまむら』になりましたとさ。

仏蘭西の茶寮で供さる氷菓かな   素閑 


日曜日の夕飯をかーたんとフォルツァ・ドンナで・・・・

2016-07-24 23:33:28 | グルメ

今日は日曜日で教会がある。
しかも役員会がある。
なんとも重い気分にさせられる役員会だった。
そんなことで憂さ晴らしに、昨日に引き続いてのイタリアン、若林の『フォルツァ・ドンナ・Forza Donna』にかーたんと行こうということになった。
キャロットタワーでかーたんと待ち合わせ、ぽちぽちと三茶から若林に向けて歩いていく。
開店5時に5分ほど早く着いたが入れてもらえた。
ドンナ風生春巻き、蒸し鶏のチャイナ風サラダ、 ラタトゥイユ、温野菜のバーニャカウダー、小海老と茸と野菜のスープ煮、白身魚のグリル・クリームソース、エビの香草マヨネーズソース・・・・どれもいつもお馴染みのメニューだが、素晴らしく美味しい。
しかもこのお店は値段が非常にリーズナブル。この料理と生ビール5杯、かーたんの紅茶で7920円!マスターも気さくだし、総合満足度では最高のお店。
どうぞ、三茶に寄った際はご利用ください。ただしディナーしかやっていないのと立地が恐ろしく悪いのはご承知の程を。『フォルツァ・ドンナ・Forza Donna』です。

梅雨明けや心の重きことばかり   素閑


下北沢のイタリアン・トラットリア『パン・コン・トマテ』で夕ご飯。サイゼリヤに行かなくて良かった。

2016-07-23 20:53:17 | グルメ

今日は異常に涼しい気温。
一時の猛暑が嘘のような仲秋のような陽気だ。
ちょっとここのところ仕事が立て込んでいて水曜の夜は徹夜などと言う年甲斐のないことをしたので体調を崩してしまった。
金曜は半病人の態で、休日の今日やっと体調が回復した。
そこで午後からかーたんと下北沢にお出かけ。
なんの計画もあるわけではないが、通りの店を覗いてぶらぶら。
途中、『セガフレード・カフェ』で一休み。
さらに北口の三省堂書店などを冷やかし、カルディなどを物色していると、見つけた!
ちょっとオサレなトラットリア『パン・コン・トマテ』。鰻の寝床のような造りなので店の奥は見えないが、入口の路地はテラス席になっている。
入口の値段表を見てもまずまずのところ。
迷わず入る。
時間が早かったので客はちらほら。
メニューを見て、『プレフィックス・メニュー』二人分4,000円と言うのにする。
飲物は別料金。まずはビール。
そして、10数種類のアンティパスタから2種をチョイス可能。カルパッチョとピッツァ・ビスマルクにする。
そして10数種類のパスタの中から1種をチョイス。バジリコ。
デザート2種はお任せ。
カルパッチョはスズキのようだった。美味い。
ピッツァ。うんこれは行ける!
パスタ。グーじゃないですか!
場所柄、オサレな店と言っても、ミーハーを狙った軽薄な所では、と警戒したが結構なお店でした。
お会計は、4,000円にビールジョッキ二杯珈琲一杯を足して5,400円。
また来よう。あーあ。サイゼリヤなんか行かなくて良かったw
帰り、南口のプチ・コションなどに寄って7時過ぎご帰館。

夏季休暇娘の愚痴を聞かされて   素閑