GALAXY ACTION CLABのNさんから、愛猫ミーコちゃんの最期に際してのお便りをいただきました
ミーコちゃんは白血病のキャリアでしたが12歳まで生きることができました
エイズキャリア、白血病キャリアと聞いて安楽死したり保護をあきらめたり、どこかに捨てたり
よくよく付き合い方も調べたり理解もしないうちに無造作にほったらかす人たちがいます
理解さえすれば怖がることなどないということをみなさんにも知ってほしくて
ミーコちゃんをご紹介させていただきたいと思います
ミーコは昨年夏に亡くなった雄のナオだけを信頼していた雌猫でした
ナオが亡くなってからの3か月くらいの間は、朝から晩まで家の中をウロウロと
ナオを探す日々が続きました
そして疲れ果てて休む場所は、いつもナオと一緒に寝ている場所でした
出会いは・・・
12年前、名古屋の高速道路の中央分離帯にうずくまっていたところを
当時大学生だった息子が保護し、浜松の実家に連れて来たことが始まりでした
いつもビクビクしていて、人に慣れるのも大変でした。
しかし、ナオだけには心を開き、そばに行きたくて行きたくてしかたない様子でした。
そんなミーコが体調を崩したのが2013年の春ごろでした
口の中に餌が入ると激痛で悲鳴をあげる時があったのです
最初は毎日ではありませんでしたが、次第に頻度は増していきました
口内炎と診断されましたが、母猫から受け継いだ白血病ウィルスがあるため
現段階ではこれといった治療薬がなく、できることは痛み止めの注射をすることでした
月日が経つにつれ、痛み止めの回数は増えていきました
2カ月に1度だった注射が・・・
昨年ナオが亡くなってからは、心の支えが無くなってしまったせいなのか2週間に1度になっていました
痛みが加速していました
痛みを怖がるせいでずいぶん食も細くなりました
ミルクとはちみつ、他の栄養分を足して白湯で溶かしシリンジで1日に2~3回
強制給仕をしていました
もちろんミーコは嫌がっていました
大きく体調を崩したのは今年の2月14日でした
病院を受診すると脱水とひどい貧血で、心音もかなり小さくなっていました
もって2~3日とのこと
覚悟はしていたものの、いきなりの発症に驚いてしまいました
苦しみを緩和するため点滴をうってもらって帰宅しました
ミーコは2月17日水曜日午前10時22分
他の猫たちが見守る中、静かに息を引き取りました
保護している猫たちが亡くなるたびに供養をお願いする施設に、ミーコも連れて行きました
ナオたちに引き合わせてもらえたと思います
これでまずい栄養ドリンクを飲まなくても済む
口の痛みが無くなる
何より・・・大好きなナオに逢って思う存分甘えられる
天命を守り通したミーコに
『ここまでよく頑張ったね
ありがとう、そしてナオによろしくね』
と手を合わせました
気のせいなのはわかっていても、
ミーコが笑っているように見えました
身体が小さくても、人とは違っても・・・
この子たちも寂しさを感じ、痛みを感じ、怖れを抱きます
そして、人の言葉はしゃべれなくても、はかりごとなどできないほど純粋な心があるのです
病気と闘って、ナオ君を慕って生きたミーコちゃん
もうナオ君と2度と離れ離れになることのない場所にいるんでしょうね
また、どんな病気だろうと愛情を持って看取ったNさん
当たり前のことを当たり前にできない人が大勢います
キャリアを恐れない人がひとりでも増えてくれますように
想いのあふれた文章をありがとうございました
ミーコちゃんは白血病のキャリアでしたが12歳まで生きることができました
エイズキャリア、白血病キャリアと聞いて安楽死したり保護をあきらめたり、どこかに捨てたり
よくよく付き合い方も調べたり理解もしないうちに無造作にほったらかす人たちがいます
理解さえすれば怖がることなどないということをみなさんにも知ってほしくて
ミーコちゃんをご紹介させていただきたいと思います
ミーコは昨年夏に亡くなった雄のナオだけを信頼していた雌猫でした
ナオが亡くなってからの3か月くらいの間は、朝から晩まで家の中をウロウロと
ナオを探す日々が続きました
そして疲れ果てて休む場所は、いつもナオと一緒に寝ている場所でした
出会いは・・・
12年前、名古屋の高速道路の中央分離帯にうずくまっていたところを
当時大学生だった息子が保護し、浜松の実家に連れて来たことが始まりでした
いつもビクビクしていて、人に慣れるのも大変でした。
しかし、ナオだけには心を開き、そばに行きたくて行きたくてしかたない様子でした。
そんなミーコが体調を崩したのが2013年の春ごろでした
口の中に餌が入ると激痛で悲鳴をあげる時があったのです
最初は毎日ではありませんでしたが、次第に頻度は増していきました
口内炎と診断されましたが、母猫から受け継いだ白血病ウィルスがあるため
現段階ではこれといった治療薬がなく、できることは痛み止めの注射をすることでした
月日が経つにつれ、痛み止めの回数は増えていきました
2カ月に1度だった注射が・・・
昨年ナオが亡くなってからは、心の支えが無くなってしまったせいなのか2週間に1度になっていました
痛みが加速していました
痛みを怖がるせいでずいぶん食も細くなりました
ミルクとはちみつ、他の栄養分を足して白湯で溶かしシリンジで1日に2~3回
強制給仕をしていました
もちろんミーコは嫌がっていました
大きく体調を崩したのは今年の2月14日でした
病院を受診すると脱水とひどい貧血で、心音もかなり小さくなっていました
もって2~3日とのこと
覚悟はしていたものの、いきなりの発症に驚いてしまいました
苦しみを緩和するため点滴をうってもらって帰宅しました
ミーコは2月17日水曜日午前10時22分
他の猫たちが見守る中、静かに息を引き取りました
保護している猫たちが亡くなるたびに供養をお願いする施設に、ミーコも連れて行きました
ナオたちに引き合わせてもらえたと思います
これでまずい栄養ドリンクを飲まなくても済む
口の痛みが無くなる
何より・・・大好きなナオに逢って思う存分甘えられる
天命を守り通したミーコに
『ここまでよく頑張ったね
ありがとう、そしてナオによろしくね』
と手を合わせました
気のせいなのはわかっていても、
ミーコが笑っているように見えました
身体が小さくても、人とは違っても・・・
この子たちも寂しさを感じ、痛みを感じ、怖れを抱きます
そして、人の言葉はしゃべれなくても、はかりごとなどできないほど純粋な心があるのです
病気と闘って、ナオ君を慕って生きたミーコちゃん
もうナオ君と2度と離れ離れになることのない場所にいるんでしょうね
また、どんな病気だろうと愛情を持って看取ったNさん
当たり前のことを当たり前にできない人が大勢います
キャリアを恐れない人がひとりでも増えてくれますように
想いのあふれた文章をありがとうございました