義父の永眠を告げる喪中の葉書を出しましたが
逆にお知らせの葉書も何通かいただきました。
わたしの年齢になると、こうしたお葉書を受け取ることが
年々増えてきます。
ほとんどが、親の世代が亡くなったことを知らせるものですが
その中に1通、驚くものが混じっていました。
ダーリンの大学時代からのバンド仲間は、非常に仲が良くて
よく集まりました。
卒業してからも、結婚してからもお付き合いが続いています。
若いころは、わたしがいちばん年下で
『ガキんちょ』と言われてかわいがってもらっていましたが
その仲間の奥さんが亡くなったことを告げていました。
ご本人に直接確認できなくて、当時のリーダー役の方に
ダーリンが連絡を入れたところ、
7月10日に自ら命を絶ったということがわかりました。
コロナ前に集まった折は、若々しくて年を感じさせず
かわいらしいままでした。
わたしにも、変わらず優しいお姉さん口調で話してくれました。
入院もしていたそうですし、ご主人であるダーリンの友人は
会社もやめてそばにいたということでした。
死んでしまいたくなるほどの何かがあったのか
それとも年齢的にホルモンのバランスがひどく崩れてしまったのか
はっきりした理由はわからないままです。
こうして葉書をいただきましたが、みなさんに通知するのはほんとうに
辛い作業だっただろうと胸がいっぱいになります。
自分の体調が回復したら、ダーリンはまたみんなで会いたいと話しています。
青春時代の仲間のひとりが消えてしまいました。
キラキラしてた時代の大切なものが、欠けてしまったような・・・。
今年は、いろいろありすぎて
命の儚さを、ひしひしと感じることが多いです。