そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

正論は必ずしも幸福にあらず

2022-12-10 17:32:08 | 病気の話し/人間編
実家の父の毎日が、ほぼ決まって来て
少しばかり落ち着いてきたような・・・こないような・・・。

1日おきの血液透析、週2日のデイサービス。
これはお風呂とリハビリがお目当てなのと、高齢の母を
少し解放できたらという配慮から。
毎日来てくれるヘルパーさんたち、てきぱきと感じがいいです。

でも、やっぱりこれだけだと毎日がとってもつまらないらしく
週1日、わたしが休みを取って両親を車に乗せ
スーパーめぐりやランチをしようということになりました。

要領を得ないわたしのサポートでは、コツもわからず
車の乗降からどこかに座ってもらうにしても
ものすごく大変です。
車いすの運び入れ、荷物と父を支え
ふだん使ったことのない筋肉が悲鳴をあげる始末です。

先日は何十年ぶりかのもんじゃ焼きに、はしゃいで嬉しそうな両親。
身体のことを考えたらよくないのかもしれませんが
栄養学的に正しいことが、かならずしも幸せなことにはならないと
わりきっての外食です。

幸せを感じる時間が多い方が、いいのかなと思います。
残りの時間なんて誰にもわかるはずはないけれど
普通に考えたら両親の残りの時間はわずかです。

それなら、笑って過ごせることの方が大切なんじゃないかと
自分の中でそんな答えが見えてきました。

最近は生きること、死ぬことについて考えることが多いです。
逢えなくなるのなら、逢える時には笑ってもらえたらいいかな。
きっと後々幸福だった記憶が呼び起されると思います。

それは何も高齢の両親に限ったことではなく
わが家の高齢の猫、病気の猫たち、猫周りの猫たち
しっかり声をかけようと思います。
優しく話しかけようと思います。
そんなことしかできないけど、そんなことならできるから。

コメント
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