そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

11月の終わりなのに

2022-11-30 09:19:48 | いっしょに考えたいな
秋も深まり・・・というかもう冬ですね。
季節が駆け足で過ぎていきます。

昨日、500グラムのおちびさんを引き受けました。
1週間前にも、200~300グラムのおちびさんを受け入れたばかりです。

通常、今頃の季節に相談が入るのは800グラムとか1キロとか
月齢2か月ぐらいのはずなんですが・・・。

餌をあげる人が複数いたりすると、母猫の健康状態も良く
しっかり母乳で育てることができているのかもしれません。
産まれてくるのは猫の罪ではなく、餌だけあげている人間の罪だと思います。

餌だけあげて、あとのことを何も考えないのなら
餌はあげるべきではないと思います。
増やさない努力をし、糞尿の始末などを考えられる人たちと
ただ餌だけあげている人は違います。

産まれた子猫に対しても責任が持てない、処分に出す、山に捨てるなど
そんな人たちは猫には関わらないでもらえたらと思いますが
なかなかどうして・・・。
うまくいかないものです。

というわけで、まだまだおちびさんたちが産まれていて
しかもしっかりと育ってるということですね。

最近では拾った子猫をご自身で里親探ししたり、
飼う決心をしてくれる方が増えています。
いい方向に改善されていることを嬉しくも思います。

また避妊去勢の手術も、みなさんの中に浸透してきていて
地域ごとにひとつの課題として考えてくれているところも増え
1歩ずつでも進んでいることを肌で感じています。

ですが、実働部隊は地域の中でもごく限られた人数で
その方たちが必死で働きかけ、動いているのが現実です。

野良猫を捕獲し、車に乗せて獣医さんに連れて行きます。
最近は野良猫の手術も予約制ですから、先生方と連携をとらないと
これまたうまく稼働しないわけです。
術後のお迎え、リリースなど・・・。
1匹の猫を手術する工程はかなりなものです。

はじめての人たちには、かなりな負担もあるだろうなぁと思います。

11月の終わりですが、いろんな場所でTNRをしています。
お手伝いすることもしばしばです。

飼い猫を外に出すものやめてもらいたいし
かわいそうだと餌だけあげるのもやめてもらいたいし
ではなぜそうなのかを、もっともっと伝えていかないといけませんね。
現場に出向いたり相談の電話をもらうたびに感じています。

オフシーズンに入る予定が・・・どうやらまだまだ先になりそうです。
コメント
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