ナツ君のおうちから相談が来ていますと連絡をもらったのは先月7月26日のことでした。
ナツ君が食欲不振と排便もなく嘔吐を繰り返しているという内容です。
担当スタッフさんがどう対処していいのかと指示を仰いできました。
7月の20日からのことで、23日に受診もしているのに毛玉詰まりでとラキサトーンをもらっただけで
日に日に弱っていってるというものです。
早急にセカンドオピニオンをと伝えました。
死んでしまう・・・・。
事態はかなり深刻だと思いました。
仕事帰り、その日助け出したオスの猫を連れていたため家路を急いでいましたが
路肩に停車して、知り合いの先生に対応をお願いしたところ快諾。
待ってますとお返事いただきましたので、すぐに行ってもらいました。
それからしばらくしてお礼と経過報告のお電話をいただきました。
点滴をして、エコーやレントゲンもして、とりあえず入院だそうです。
異物が腸に詰まってる可能性もありそうでした。
とりあえず、先生の手元にいったので少しだけほっとしました。
レントゲンにはうつらない何か・・・・。
そういえばナツ君、以前スポンジを噛むという内容の相談があったことを思い出していました。
うかがうと、スポンジは撤去したとおっしゃったのですが、他には考えにくいかなと・・・・。
いずれにしても、後は先生の診断と技術を頼る以外道はないわけです。
さぞ苦しい1週間だっただろうにと、本当に気の毒でした。
ナツ君の飼い主さん、スタッフのMちゃんによく連絡してくださったと思います。
最初の先生のおっしゃることをそのまま信じていたら、間違いないと思い込んでいたらと思うとぞっとします。
結局ナツ君は翌々日28日にオペになりました。
切り取った腸は案の定、スポンジが水を含んだ状態で膨らんでまるでウインナーだったそうです。
若い猫は回復も早く、ナツ君そこからは元気を取り戻していきました。
ケージから出せ出せ騒ぐ声も、飼い主さんを見て反応する仕草も、
どれもこれも愛おしさであふれていたことと思います。
あやうく命の灯が消えてしまうところでした。
8月3日の火曜日、無事に退院することができました。
抜糸までは自宅でもしばらくケージ暮らしですが、住み慣れたお家にどれほど帰りたかったことか。
飼い主のTさん、スポンジの敷物はすべて捨てて、
髪を縛るゴムも要注意だからと気を付けるようにしてくださるそうです。
心配してたウンチも・・・た~っぷり出したあとでの退院です。
チュールをもらって、ガラス越しにお庭のプールで遊ぶ子供たちを眺めて
ゆっくりまったり過ごせているとお知らせくださいました。
担当スタッフMちゃんのことを、思い出して連絡くださったことで
ナツ君の命を救うことができました。
ナツ君は2016年9月9日、遠方の区から殺処分に連れてこられた子です。
目いっぱい威嚇している2匹をもう大丈夫だよとキャリーに移しました。
すずめとひよこと名づけ、しばらくわが家にいました。
自分でご飯を食べられなくて、母猫も恋しかったのか何日も泣いていた360グラムの幼子たち。
佳き縁を信じ、わたしも次の預かりスタッフさんも頑張って子育てしてきました。
会の他のスタッフさんたちも同じです。
だから・・・、ナツ君のために必死になってくれるTさんに、心から感謝しました。
大事に想ってくださってるのが伝わって嬉しかったです。
普段と変わらない景色の中に、ナツ君の居場所もしっかりあって
今回のことは気をつけなければならない出来事ではあったけれど、
いざというときに本気で思ってくれる飼い主さんのおかげで、もう一度ナツ君は命を吹き込まれたようです。
また、手遅れかもしれない状態に近かったのですが、執刀してくださった先生にも本当に感謝です。
スポンジを食べてしまう子って案外多いみたいです。
みなさんも、こういうこともあるんだと身の回りの細かいものの誤飲に気をつけて下さいね。
Tさん、ナツ君が抜糸したらまた元気な写真を送ってくださいね。
ナツ君が食欲不振と排便もなく嘔吐を繰り返しているという内容です。
担当スタッフさんがどう対処していいのかと指示を仰いできました。
7月の20日からのことで、23日に受診もしているのに毛玉詰まりでとラキサトーンをもらっただけで
日に日に弱っていってるというものです。
早急にセカンドオピニオンをと伝えました。
死んでしまう・・・・。
事態はかなり深刻だと思いました。
仕事帰り、その日助け出したオスの猫を連れていたため家路を急いでいましたが
路肩に停車して、知り合いの先生に対応をお願いしたところ快諾。
待ってますとお返事いただきましたので、すぐに行ってもらいました。
それからしばらくしてお礼と経過報告のお電話をいただきました。
点滴をして、エコーやレントゲンもして、とりあえず入院だそうです。
異物が腸に詰まってる可能性もありそうでした。
とりあえず、先生の手元にいったので少しだけほっとしました。
レントゲンにはうつらない何か・・・・。
そういえばナツ君、以前スポンジを噛むという内容の相談があったことを思い出していました。
うかがうと、スポンジは撤去したとおっしゃったのですが、他には考えにくいかなと・・・・。
いずれにしても、後は先生の診断と技術を頼る以外道はないわけです。
さぞ苦しい1週間だっただろうにと、本当に気の毒でした。
ナツ君の飼い主さん、スタッフのMちゃんによく連絡してくださったと思います。
最初の先生のおっしゃることをそのまま信じていたら、間違いないと思い込んでいたらと思うとぞっとします。
結局ナツ君は翌々日28日にオペになりました。
切り取った腸は案の定、スポンジが水を含んだ状態で膨らんでまるでウインナーだったそうです。
若い猫は回復も早く、ナツ君そこからは元気を取り戻していきました。
ケージから出せ出せ騒ぐ声も、飼い主さんを見て反応する仕草も、
どれもこれも愛おしさであふれていたことと思います。
あやうく命の灯が消えてしまうところでした。
8月3日の火曜日、無事に退院することができました。
抜糸までは自宅でもしばらくケージ暮らしですが、住み慣れたお家にどれほど帰りたかったことか。
飼い主のTさん、スポンジの敷物はすべて捨てて、
髪を縛るゴムも要注意だからと気を付けるようにしてくださるそうです。
心配してたウンチも・・・た~っぷり出したあとでの退院です。
チュールをもらって、ガラス越しにお庭のプールで遊ぶ子供たちを眺めて
ゆっくりまったり過ごせているとお知らせくださいました。
担当スタッフMちゃんのことを、思い出して連絡くださったことで
ナツ君の命を救うことができました。
ナツ君は2016年9月9日、遠方の区から殺処分に連れてこられた子です。
目いっぱい威嚇している2匹をもう大丈夫だよとキャリーに移しました。
すずめとひよこと名づけ、しばらくわが家にいました。
自分でご飯を食べられなくて、母猫も恋しかったのか何日も泣いていた360グラムの幼子たち。
佳き縁を信じ、わたしも次の預かりスタッフさんも頑張って子育てしてきました。
会の他のスタッフさんたちも同じです。
だから・・・、ナツ君のために必死になってくれるTさんに、心から感謝しました。
大事に想ってくださってるのが伝わって嬉しかったです。
普段と変わらない景色の中に、ナツ君の居場所もしっかりあって
今回のことは気をつけなければならない出来事ではあったけれど、
いざというときに本気で思ってくれる飼い主さんのおかげで、もう一度ナツ君は命を吹き込まれたようです。
また、手遅れかもしれない状態に近かったのですが、執刀してくださった先生にも本当に感謝です。
スポンジを食べてしまう子って案外多いみたいです。
みなさんも、こういうこともあるんだと身の回りの細かいものの誤飲に気をつけて下さいね。
Tさん、ナツ君が抜糸したらまた元気な写真を送ってくださいね。