そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

危機一髪の5匹のちびたち

2010-08-08 22:11:21 | いっしょに考えたいな
動物愛護法って聞くと
動物を守るための法律みたいに聞こえるけれど
ちょっと意外なのが、これって人のための法律です


つまり、動物を飼えなくなったり、身近で捨て猫を拾ったら
適切な手順さえ踏めば、引取って処分しますよってことです


殺処分するのに、なぜ動物愛護法なんてま逆のネーミングされてるのか
普通の感覚なら疑問に思うところです
でも、いちおうこの法律にのっとって、飼えなくなった子や
仔猫を拾ってしまったら引取りをせざるを得ないのです
保健所の職員の方も頭の痛いところだと思います


なぜか、そんな心を痛める職員の方と別件でうちあわせのため
金曜日の夜、集結する機会がありました
今回は間一髪、救い出せた仔猫5匹のお話しです


たまたま、その金曜の午後に仔猫の引取りの依頼があり
5匹のダンボールに入れられた捨て仔猫が収容施設に連れてこられました
なんでだか、そういう仔猫が今、保健所にいて・・・
とそんな話しになりました


このままでは月曜には殺処分されてしまうというではありませんか
まして、小さな仔猫のこと
月曜を待たずして死んでしまったとしても、なんの不思議もありません


お迎えに行くしかないじゃないって思いました
この時期は相談の仔猫、里親探しの順番待ちの仔猫もりもりです
5匹も引取るのは勇気も覚悟も要りますけど
知ってて助けないわけにはいきません


わたし自身は翌日、早朝にはホームステイのお約束もあるし
浜松市の政策事業評価にも出席予定だし
午後からは仕事でした


HIROさんにお迎えをお願いし、引き出すことになりました


里親探しには、正直根気と労力と縁結びのための地道な積み重ねと
ご飯・砂・医療費など
それはそれはひとことでは言えない代償が必要です


里親探しは簡単なことではありません
ただ好きだからいいじゃんっていうのとも違います
誤解してたり勘違いしてると困るので、あえてひとこと付け加えておきますね


だからこその、母猫の不妊手術、オスの去勢手術なのです
産ませないようにしていくしか、現段階の問題解決にはなかなかならないと
思うのです


さて、そんなわけで・・・
金曜の夜のうちあわせがなければ、今頃はこの世にいなかった5匹です
その5匹も土曜日、お迎えにいってもらって
わたしも、ほんのちょっと病院で会うことができました




臭い~きたない~


可愛いんだか可愛くないんだか、さっぱりわかりませんでした
先生が、あまりの汚さに、
『洗って検査しておくからお迎えは夕方でいいよって・・・』
触ると、手がベタベタ



キャリィのぞけばウンピーがころがってました



ああ、でも助かって本当によかったって思いました
九死に一生なんて全然気がつきもしない5匹は
みんなで大合唱して、もこもこ動き回っておりました


そして・・・このちびーずたちの家猫修行と里親さん探しがはじまったわけですが
なんだか、あっという間にステイに行って、
ただいま次々正式にとお返事いただいています


きれいにしてもらったおちびたちのお見合い用写真

また、ホームステイや正式譲渡のお話は1匹ずつアップしていきます


コメント (4)
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