さすけ君は5月18日に生まれた男の子です
7匹の兄弟で生まれたのですが、未熟児で生まれたため
無事に生き延びたのは3匹だけでした
その3匹のうちの1匹です
さすけ君は生まれながらの障害を抱えていました
小脳に問題があったのでしょう
おかしな動き方をしていました
食事は人の手を介して食べなければならず、思うように歩くことも難しく
たぶん生き延びることができないのではと思われました
猫と暮らす会の会員さんが小さかったこの子を
お世話をしなくなった母猫から離し、代わって面倒を見てくれました
そして生後2か月になろうかという暑い夏の日に、
さすけ君のお母さん猫を保護してくださっていた方のもとに戻っていきました
(と言っても、他の人がお世話していた母猫だったんですが・・・)
なんせ普通では育たないさすけ君のお世話は口で言う何倍も大変です
でもなぜかさすけ君の性格なのか、お世話するとみんなこの子に夢中になってしまうようでした
どこまで生きられるのかわかりません
いつ何時どうなるのかもわかりません
でも、さすけ君は頑張っています
生きてここに、生きて同じ場所に暮らしてくれることが飼い主さん家族の望みです
毎日、もしかしたら他の誰かに言ったのなら怪訝な顔をされるかもしれないほどの小さな変化を
心から喜ぶ飼い主さん家族
やっと1キロを超えました
やっとワクチンがうてました
自分でお皿からご飯を食べることができました
報告をいただくたびに、頑張るさすけ君に力をもらっているわたしです
生きてるだけで奇跡のようなさすけ君
生きることに意味があるのなら、
どうかこの優しい家族のために生きてほしいと思います
ご自分たちの大変さより、さすけ君のことを想う偽りのない心
送ってくださる温かい報告に、涙が出そうになります
先日、体調不良で入院していたさすけ君です
覚悟しながら飼うようにと先生から言われたそうです
もちろん、ずっとそう思ってはいたそうですが、順調だったせいで
すっかり持病があって暮らしていることを忘れてしまうということでした
きっと、想いは伝わるよ
さすけ君のこと、こんなに愛おしく想ってること、さすけ君にも伝わってるよ
そして・・・神様にもきっと・・・
2回目のワクチン接種の報告、1.5キロになりましたの報告
楽しみに待っています