薪窯で焚いたとは思えないほど安価な小鹿田焼き(おんたやき)は、10軒の窯元があり一子相伝で、焼き物の技術や伝統を守りつづけています。
静かな山間の町を歩いていると、唐臼の「ギィーーーッ、バシャ!ドン!!」という音があちこちから聞こえてきます。
唐臼を使用しているのはおそらく全国でもここだけとの事。
昔ならがの伝統、技法をかたくなに守り、川の水を使って唐臼で土を砕き、蹴轆轤で成形、窯焚きは登り窯で焼成、文明の利器は一切使わないというこだわりようです。
初めて行った時、この器を見た感想は、「なんか、安っぽいなぁ~」くらいでした。失礼ですよね。。。
とりあえず中皿2枚買って(ゴールデンウィークの時で品薄でもあった)家で使っているうちに愛着が湧いてくるんです。
で、湯布院の「湯の岳庵」や「夢想園」などの有名なお店がしっかり使っていて、それも感動。
皆様、是非、小鹿田焼きの里へお出かけください。