「ストックホルム合意を検証する」その28
日朝政府間協議関連想定
平成26年7月3日
外務省
問3:今回、北朝鮮による弾道ミサイル発射があったにもかかわらず、我が国としてミサイル発射や核実験を受けて講じた対北朝鮮措置を解除することは矛盾するのではないか。
・今回解除する対北朝鮮措置は、北朝鮮による弾道ミサイル発射や核実験等を契機にわが国独自の措置として導入したものではあるが、これは、北朝鮮が、拉致問題について具体的な行動をとっていないこと、核問題について非建設的な対応をとっていること等の状況も含め、北朝鮮をめぐる諸般の情勢を総合的に勘案して導入したものである。
・今般の北朝鮮による弾道ミサイル発射については、日朝政府間協議の場を含め、我が国としても北朝鮮側に対して厳重に抗議を行い、このような行為が繰り返されないよう、そして北朝鮮が国際社会の要求に真剣に対応するよう強く要請した。
・同時に、今回の対北朝鮮措置の一部解除については、拉致問題等の人道上の重要性に鑑み、問題解決に向けて前進するため、北朝鮮側の調査開始に応じて、日本政府がとる措置として決定したものである。
(北朝鮮の核・ミサイル問題について、米国、韓国との連携が取れていないのではないかとの指摘や、7月3日の韓国外交部スポークスマン論評(日米韓連携への影響)に関する指摘がある場合)
・日朝関係を含め北朝鮮をめぐる問題については平素から米国および韓国と緊密に連携しており、今回の日朝政府間協議についても、政府から米韓両政府に連絡している。今後も引き続き協力していく考え。
~続く~
日朝政府間協議関連想定
平成26年7月3日
外務省
問3:今回、北朝鮮による弾道ミサイル発射があったにもかかわらず、我が国としてミサイル発射や核実験を受けて講じた対北朝鮮措置を解除することは矛盾するのではないか。
・今回解除する対北朝鮮措置は、北朝鮮による弾道ミサイル発射や核実験等を契機にわが国独自の措置として導入したものではあるが、これは、北朝鮮が、拉致問題について具体的な行動をとっていないこと、核問題について非建設的な対応をとっていること等の状況も含め、北朝鮮をめぐる諸般の情勢を総合的に勘案して導入したものである。
・今般の北朝鮮による弾道ミサイル発射については、日朝政府間協議の場を含め、我が国としても北朝鮮側に対して厳重に抗議を行い、このような行為が繰り返されないよう、そして北朝鮮が国際社会の要求に真剣に対応するよう強く要請した。
・同時に、今回の対北朝鮮措置の一部解除については、拉致問題等の人道上の重要性に鑑み、問題解決に向けて前進するため、北朝鮮側の調査開始に応じて、日本政府がとる措置として決定したものである。
(北朝鮮の核・ミサイル問題について、米国、韓国との連携が取れていないのではないかとの指摘や、7月3日の韓国外交部スポークスマン論評(日米韓連携への影響)に関する指摘がある場合)
・日朝関係を含め北朝鮮をめぐる問題については平素から米国および韓国と緊密に連携しており、今回の日朝政府間協議についても、政府から米韓両政府に連絡している。今後も引き続き協力していく考え。
~続く~