「ストックホルム合意を検証する」その15
日朝政府間協議:合意文書
平成26年6月4日
外務省
更問2:北朝鮮の対応次第では、解除した制裁を元に戻すこともあるのか。
・今回の合意は、日朝間の諸懸案解決に向けた重要な一歩であり、政府としては、まずは、北朝鮮側が合意に従い、誠実に行動を取っていくことを促し、具体的な結果が得られるよう取り組むことが重要と考えている。
・対北朝鮮措置については、北朝鮮側から諸懸案解決に向けた前向きな具体的行動を引き出す上で何が最も効果的かという観点から、不断に検討を行っているところであり、今後もこうした考え方に基づいて我が方の対応を検討していく。
(以下、要すれば)
・現時点で、この合意に基づく調査がうまくいかない場合にどうするかという議論を行うことが生産的であるとは考えない。まずは、北朝鮮側が合意に従い、誠実に行動を取っていくことを促し、具体的を結果が得られるよう取り組むことが重要と考えている。
問10:人的往来の規制解除の具体的内容いかん。
・今後、手続きの具体的詳細について、関係省庁で調整していくこととなるが、人的往来の規制が解除された後でも、北朝鮮からの入国に関しては、2006年7月5日以前の方針に戻り、適当な審査を行うことになる。
(更に在日北朝鮮当局職員や、当局職員としての活動を実質的に補佐する立場にある者の再入国禁止措置について問われる場合)
・ご指摘の再入国禁止措置についても、2006年7月5日以前の方針に戻り、かかる禁止措置はなくなることになる。
(北朝鮮人は誰でも日本に入国できるようになるのかと問われる場合)
・2006年7月5日以前の方針どおり、個別具体的に判断する。
~続く~
日朝政府間協議:合意文書
平成26年6月4日
外務省
更問2:北朝鮮の対応次第では、解除した制裁を元に戻すこともあるのか。
・今回の合意は、日朝間の諸懸案解決に向けた重要な一歩であり、政府としては、まずは、北朝鮮側が合意に従い、誠実に行動を取っていくことを促し、具体的な結果が得られるよう取り組むことが重要と考えている。
・対北朝鮮措置については、北朝鮮側から諸懸案解決に向けた前向きな具体的行動を引き出す上で何が最も効果的かという観点から、不断に検討を行っているところであり、今後もこうした考え方に基づいて我が方の対応を検討していく。
(以下、要すれば)
・現時点で、この合意に基づく調査がうまくいかない場合にどうするかという議論を行うことが生産的であるとは考えない。まずは、北朝鮮側が合意に従い、誠実に行動を取っていくことを促し、具体的を結果が得られるよう取り組むことが重要と考えている。
問10:人的往来の規制解除の具体的内容いかん。
・今後、手続きの具体的詳細について、関係省庁で調整していくこととなるが、人的往来の規制が解除された後でも、北朝鮮からの入国に関しては、2006年7月5日以前の方針に戻り、適当な審査を行うことになる。
(更に在日北朝鮮当局職員や、当局職員としての活動を実質的に補佐する立場にある者の再入国禁止措置について問われる場合)
・ご指摘の再入国禁止措置についても、2006年7月5日以前の方針に戻り、かかる禁止措置はなくなることになる。
(北朝鮮人は誰でも日本に入国できるようになるのかと問われる場合)
・2006年7月5日以前の方針どおり、個別具体的に判断する。
~続く~